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そもそも、それがなぜ目的の天体の重力波と断定できるんだろうか?重力波ならあらゆる物質や天体が発して(というのか?)いるよね?それに、その事象が重力だということもなぜ言えるのだろうか?重力と相関した別な現象で観測されるのかもよ?
1) 大規模(長距離)で空間を歪める物理現象が重力波くらいしかないので、地面が揺れたり熱揺らぎなどによるノイズじゃなくて、空間が歪んだと確定できれば重力波ということになる。2) なので地球上の遠く離れた2か所以上で測定して、同じ波形が観測されればノイズの可能性は排除できるので、重力波ということは確定できる。3) その上で、今の技術でも検出できるくらい強い重力波は、ブラックホールや中性子星の衝突くらいのものなので、見つかったらそういう天体現象ということになる。
つまり複数か所で観測が大事ということ。KAGRA は地球上で4番目の観測地点になるはずなのだが... 頑張って欲しい
よく分からんが、ブラックホールや中性子星なんかは、宇宙には無数に存在してるそれらが150億年の間に無数に衝突してるとしてそれらの強力な重力波がさざなみのように宇宙に広がったり戻ってきたり?してるのでは?それらの現象を観測してるってことはないの?要は重力が満ちている宇宙で重力源を探すのは今の技術では不可能では?またダークマターのように銀河の分解を引き止めている重力源っていうのもあるよね
戻って来るって何? 宇宙には壁がないので波は戻って来なよ。
強い重力波は非常に重いものが非常に大きな加速度運動した時に発生する。ブラックホール並に重い天体が互いに猛烈な勢いで回転運動している時が最も強い重力波が出る。つまり衝突直前の状態で強い重力波が出る。衝突後は強い重力波は出ない。残念ながらブラックホールはたくさんあっても、衝突はそんなに頻繁には発生してはいない。
重力は他の力と同じく、距離の2乗に反比例して減衰するので、遠くで発生したものは検知できない。
結局、地球の近くでブラックホールや中性子星が衝突した時だけ検知できる。それ以外は弱過ぎて今の技術では検知できない。
素人の疑問なのですが、重力波って曲がらないのでしょうか?また、その周波数帯って、もの凄く広帯域の様に思うのですが、いかがでしょうか?
静かな水面に、小さな石を落とした状態を想い浮かべると良いよ。一つの波が円形に広がっていくだろ。そして広がるに連れて波の高さがだんだん低くなって消えてしまう。
重力波はこれを3次元にした感じで、中心から球面形に広がっていく。広がる方向が3次元なので減衰も早くて、離れると検知不能なレベルにまで減衰してしまう。(なので元々が非常に強い波じゃないと検知不能)
周波数は重力波の源となる天体がどれくらいの周期で運動したかによるので、そんなに高周波数にはならないよ。最初に検知されたブラックホール衝突の重力波だと 30〜250Hz くらい。(30Hz以下のあたりは弱過ぎて検知できなかった。250Hz 超えたあたりで接近し過ぎて衝突した)要するに衝突直前には二つのブラックホールが1秒間に250周の速度で互いのまわりを回っていたことになる(光速の50%とかそうい速度)
大変、イメージし易い説明をありがとうございます。周波数帯が人間の可聴周波数域なのもビックリです。波長域が狭いので測定精度が良ければ、見つかりそうな気がしますね。
そうとうダイナミックなイベントでないと検出できない。だから方向さえわかれば、どの天体かわかる
シミュレーションで推定される波形と比較するんですよ。
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観測したことのないものを観測する (スコア:0)
そもそも、それがなぜ目的の天体の重力波と断定できるんだろうか?
重力波ならあらゆる物質や天体が発して(というのか?)いるよね?
それに、その事象が重力だということもなぜ言えるのだろうか?
重力と相関した別な現象で観測されるのかもよ?
Re:観測したことのないものを観測する (スコア:1)
1) 大規模(長距離)で空間を歪める物理現象が重力波くらいしかないので、地面が揺れたり熱揺らぎなどによるノイズじゃなくて、空間が歪んだと確定できれば重力波ということになる。
2) なので地球上の遠く離れた2か所以上で測定して、同じ波形が観測されればノイズの可能性は排除できるので、重力波ということは確定できる。
3) その上で、今の技術でも検出できるくらい強い重力波は、ブラックホールや中性子星の衝突くらいのものなので、見つかったらそういう天体現象ということになる。
つまり複数か所で観測が大事ということ。
KAGRA は地球上で4番目の観測地点になるはずなのだが... 頑張って欲しい
Re: (スコア:0)
よく分からんが、ブラックホールや中性子星なんかは、宇宙には無数に存在してる
それらが150億年の間に無数に衝突してるとして
それらの強力な重力波がさざなみのように宇宙に広がったり戻ってきたり?してるのでは?
それらの現象を観測してるってことはないの?
要は重力が満ちている宇宙で重力源を探すのは今の技術では不可能では?
またダークマターのように銀河の分解を引き止めている重力源っていうのもあるよね
Re: (スコア:0)
戻って来るって何? 宇宙には壁がないので波は戻って来なよ。
強い重力波は非常に重いものが非常に大きな加速度運動した時に発生する。
ブラックホール並に重い天体が互いに猛烈な勢いで回転運動している時が最も強い重力波が出る。つまり衝突直前の状態で強い重力波が出る。衝突後は強い重力波は出ない。残念ながらブラックホールはたくさんあっても、衝突はそんなに頻繁には発生してはいない。
重力は他の力と同じく、距離の2乗に反比例して減衰するので、遠くで発生したものは検知できない。
結局、地球の近くでブラックホールや中性子星が衝突した時だけ検知できる。それ以外は弱過ぎて今の技術では検知できない。
Re: (スコア:0)
素人の疑問なのですが、重力波って曲がらないのでしょうか?
また、その周波数帯って、もの凄く広帯域の様に思うのですが、いかがでしょうか?
Re:観測したことのないものを観測する (スコア:1)
静かな水面に、小さな石を落とした状態を想い浮かべると良いよ。
一つの波が円形に広がっていくだろ。そして広がるに連れて波の高さがだんだん低くなって消えてしまう。
重力波はこれを3次元にした感じで、中心から球面形に広がっていく。広がる方向が3次元なので減衰も早くて、離れると検知不能なレベルにまで減衰してしまう。(なので元々が非常に強い波じゃないと検知不能)
周波数は重力波の源となる天体がどれくらいの周期で運動したかによるので、そんなに高周波数にはならないよ。最初に検知されたブラックホール衝突の重力波だと 30〜250Hz くらい。(30Hz以下のあたりは弱過ぎて検知できなかった。250Hz 超えたあたりで接近し過ぎて衝突した)要するに衝突直前には二つのブラックホールが1秒間に250周の速度で互いのまわりを回っていたことになる(光速の50%とかそうい速度)
Re: (スコア:0)
大変、イメージし易い説明をありがとうございます。
周波数帯が人間の可聴周波数域なのもビックリです。
波長域が狭いので測定精度が良ければ、見つかりそうな気がしますね。
Re: (スコア:0)
そうとうダイナミックなイベントでないと検出できない。だから方向さえわかれば、どの天体かわかる
Re: (スコア:0)
シミュレーションで推定される波形と比較するんですよ。