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東大ら、ミュー粒子で地下でも使えるGPS的技術」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2023年06月22日 10時51分 (#4482032)

    重要な点:この技術は,無通信でリアルタイムに位置が決定できるものではありません.

    この技術で用いられているのは,「(ランダムに飛来する)ミューオンが基準局と測定者の双方を通過する時刻の違い」から「基準局と測定者との距離が決められる」という事実です.したがって,距離を決定するためには同一のミューオンのフラックスが「いつ自分のところを通過したか」という時刻と,「いつ基準局を通過したか」という時刻の両方が必要になります.

    ですので,位置を決めるためには基準局との通信が必要になります.この通信がリアルタイムにできるのであればリアルタイムに位置が決定できますし,後からまとめて情報を比較するのであれに「こういうルート通ってたんだな」ということが事後に決定できます.
    つまり,地下の通信が全くできない状況でいきなり位置が特定できるものではありません.

    • by TarZ (28055) on 2023年06月22日 11時15分 (#4482052) 日記

      加えて、受信機が(当然のことながら)個人の携帯機器に内蔵できるサイズではないので、「スマホに入れれば地下でも測位できる!」類の技術でもなさそうですね。

      これくらいのサイズ [els-cdn.com]

      都市部の地下空間では他の測位技術があるので、深海で活動するROVとかで有望そう。

      親コメント
      • by TarZ (28055) on 2023年06月22日 11時44分 (#4482064) 日記

        いや、よく考えたら深海といっても深さに限度があるな…。基準点と測位点の距離が離れると、レシーバーの面積をかなり大きくしないと測位に使えるミューオンイベント拾えないですね。

        基準となる検出器を海面に展開するとなると、深海の測位では数千メートル離れてしまう。ROVをあまり巨大にするわけにもいかないでしょうし。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        まぁそこは検出数稼ぐためにデカくしてるわけだから検出数を落とせば小さくはできる。

        宇宙線を測定しよう――100ドルで自作できる小型ミューオンカウンター
        https://engineer.fabcross.jp/archeive/171204_cosmicwatch.html [fabcross.jp]

        このサイズだと2秒に1個らしい。そのサイズならたぶん毎秒100個ぐらいはいけてる。

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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