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簡易SNP検査で治療法をオーダーメイド」記事へのコメント

  • SNPsの原理 (スコア:5, 参考になる)

    SNPsの原理については、 ここ [k-eng.co.jp]や、ここ [gls.co.jp]あたりが判りやすいかな。

    読売新聞の見出しだと「血液1滴」が強調されてて、なんか血液を直接塗抹して検査できそうな誤解を与えかねない気もするんですが (^^; そこは要するにPCRの材料としては血液1滴で十分だということで、これは別に従来の方法と何ら変わりがないわけで、この研究の目玉ではないでしょう。

    詳しい方法については、元記事からだけだと判りませんが、おそらく原理的な部分ではあまり違いがないんじゃないだろうかと思います。多分、血液などから目的のSNPを含む遺伝子断片をビオチンか何かで標識したプライマーで増幅して、あらかじめプラスチックに付着させてお
    • 出遅れてしまったなあ・・・
      あんまり面白い部分で付け足せないので,重箱の隅を.

      >目的のSNPを含む遺伝子断片

      これは必ずしも遺伝子断片ではないと思います.
      遺伝子内の特定のSNPが本当にその分子の機能であるとか病気の症状とか
      に関与しているのが判明している例というのはごく少ないので,それを待って
      診断結果を解析,ということはずっと後のことかと.

      それよりもある疾患グループのSNP解析結果から,あるSNP(大抵は遺伝子
      の配列内部ではない場所)と罹患率との相関関係が分かっている場合,それら
      SNPsを持っていることでリスクを推定する,という形になるでしょう.
      実際,疾患関連SNPを報告して,「この染色体のこの領域に原因がある」という
      論文はいくらでも見当たりますけれど,じゃあその場所にある遺伝子の配列
      を調べると健常者と患者で何も変わらない,という例もまたいくらでもありま
      すので.(そういう場合,転写制御だとか,未知の遺伝子とかの関与でお茶を
      濁す訳ですが)

      薬品に対する反応といったことはもっと少ない例しか分かっていないはずで,
      SNP解析の結果から薬剤の調合結果を判断,とはまだまだいかないのが現実
      ですね.

      それでも,麻酔に対する反応や精神疾患の際の投薬等,ターゲットがはっきり
      していて,またとても必要性が高い分野では,分子生物学的なメカニズムは
      分からなくてもいいから各患者の個性を診断できる手法は本当に必要なのです.
      (そんな経験主義的な考え方はy_tambeさんの好みではなさそうですが(笑))
      そういったデータが蓄積した際には今回の方法がより脚光を浴びるかもしれ
      ませんね.
      --
      kaho
      親コメント

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