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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:3, 興味深い)
そもそも、施設設置負担金の大元は、まだインフラが未整備で積滞だらけだった頃、インフラ整備の費用を負担する代わりに、優先して開通させるという制度が始まりです。
その後、電電公社が発足し、電話債権となって、この制度が標準になりましたが、インフラ整備資金の確保という意義はあまり変わることなく、あくまでも「債権」ですから、資産といえなくはないでしょう。
間違いはその後、積滞が解消し、NTTが発足した後も、「施設設置負担金」というわけのわからない名称で、この制度を続けてしまったことです。
そもそも、この問題はNTT発足前に、国鉄同様に電電公社清算事業団を作って清算するとかして、解決するべき問題ではなかったかと思います。(ついでにJRみたいに分割されれば、競争も促進されたかも)
しかし、日本人お得意の先延ばしで今まで来てしまい、どうにもならない状態になってしまったのではないかという気がします。
そういうことを言うと、国鉄は累積赤字だらけ、電電公社は黒字だと主張される方がいますが、この電話「債権」を赤字と考えたら、そうとも言い切れないのではないでしょうか?
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
その意味で、今からでも清算事業団を考慮すべきとも思うのですが。
#INS導入以前の名残で負担金を2回線持ってるのでID
---- 何ぃ!ザシャー
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
全然違いますが。
歴史的経緯で言えば『袖の下』です。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1, すばらしい洞察)
そして、歴史を経過すると『懐の中』になるのですね?
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
融通してもらわなかったならまだしも、
今度からはいらないからこれまでのは返してというのはどうかと。
電話債権は債権として別に存在します(しました)。
同一視したがる人がいるようですが。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
「債権」ではなく「債券」では?
恐らく、「電電債」という名前で売られていたもののことだと思いますけど。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
おっしゃる通り、すいません。
正式名称は「電信電話債券」でしたでしょうか。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
根拠法としては電信電話公社法62条1項に言う電信電話債券で、これは旧電電公社が発行する債券(特殊法人が発行する債券で一般企業の社債に相当)の一つです。加入権に係る電信電話債券については、公衆電気通信法と電信電話設備拡充臨時措置法 [shugiin.go.jp]があったと思います。制度自体は確か82年に廃止されました
償還期限は10年くらいだったと思いますが、確か利付国債や利付金融債などと同じように利札がついていたような気がします(子供の頃に一度見たきりでアレなんですが)
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
気がします...実質割引分を負担しなくてはならず,実質加入費用の一部と
して負担するしかなかった
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
電電公社では間違っていませんよ。
それともそれ以前に引いた回線ですか?(と聞いてみる
#礼金ではなく敷金(しかも目減りしない)のつもりで払ったのでID
---- 何ぃ!ザシャー
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
利回りそこそこよかったのよ。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
ちなみに"電話債権"でぐぐるとほとんど電話加入権と混用してるようで。
電話債権を普通預金に例えると施設設置負担金はさしずめ当座預金。
…やっぱ金返してくれよぉ(汗
---- 何ぃ!ザシャー
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
「電話債権」ではなく「電信電話債券」が正しいようです。勘違いしてました(汗
googleさんに探しなおしてもらったけど要を得ないなぁ。(この方面に疎いせいかも知れないが)
法律第百三号(昭三五・六・二四) [shugiin.go.jp]とか 債券講座4 [tradition-net.co.jp]をとりあえず貼っておきます。
---- 何ぃ!ザシャー
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:1)
> ADSL加入に際し固定電話にも新たに加入した人もいるだろう。
というタレコミ人の言葉を、
CNET(11/21)の記事 “ブロードバンド「日本の奇蹟」は、なぜ起こったか” [cnet.com]の
> 加入電話網の崩壊が急速に進んでいて、このペースで電話事業が縮小すると
> 遠からず大都市圏以外では営利事業としては成り立たなくなるだろう。
に重ねてみると、 DSLの新規キャリアが、ほとんど自前の設備を持たないで、 NTTのインフラ上にネットワークを構築している(例:ソフトバンク)現状で、 NTTの固定電話網が崩壊するというのは、DSL利用者には「問題有り」ですよね。
(私の住んでるあたりは真っ先にサービス(電話!)が停止しそうです)
高額な加入権料を無くして新規加入者を増やそうという試みは、 電話網(インフラ)の維持の為に必要だと思います。
問題は現在の「施設設置負担金」の扱いですが、 gedoさんの説明はとても分かりやすくて有り難かったです。
いっその事、「施設維持負担金」にしたらどんなものでしょう?
加入権料を負担していない人は、 毎月回線使用料640円を支払っているわけですから、 現状は施設維持料金の一括払いと分割払いとも取れるわけです。
精算という事で、一括払いにした分から料金徴収(実質は月々の料金の値引きになる) っていう事には出来ないものなのでしょうか?
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
>、現状は施設維持料金の一括払いと分割払いとも取れるわけです。
そう取っちゃうと、負担金を一括返金したら即時移行、
もしくは経過措置で10年後くらいまで値引きで、
ライトプランへ統一移行されちゃいそうな危惧もあるような無いような。
Re:そもそも、施設設置負担金とは? (スコア:0)
とてもありそうな話ですね。
その方がNTTも儲かりそうですから、
危惧があるような・あるような、じゃないでしょうか。