「女子大５校、「性自認は女性」に入学資格」記事へのコメント

戸籍の性別は男だけど最終学歴女子大です

[Anonymous Coward]

と、言ってもLGBTQとかじゃなく、男として正規のルートだけどね。
自分の専攻、院は共学だったので。
自分のやりたい専門領域の教授がそこにいた＆学部時代にその先生と交流があったってだけなんだけれども。
研究科同期と一期上が自分も含めては男が2人、女が9人。
女子大の修士が最終学歴だというのが仲間内のいじられネタ。

学生生活のM1当初は結構面倒。
メインキャンパスエリアから数十メートル離れた研究所に行く時や、
用務員さん用通路からこっそり図書館や食堂に行く分にはいいんだが、
正門から入ろうとすると警備員にいちいち止められる。
あなたは教員か？職員か？と。

20代前半の男が職員証を首から掛けずに堂々と入ってきたら、不審者扱いか。
キャンパス内を歩いて学部講義棟に所用で行っても声をかけられることも。
学生証いちいち見せて弁解するのしんどい…　正直そこまで想定していなかった…
警備員の人全員に顔覚えてもらうために１か月以上、ＧＷ明けまではかかった

まあ、長々思い出話書いたけれど、勉学するのに男も女も関係無くね？というのが正直なところ。
その大学は他の研究科もそこそこ優秀な先生が揃っていたけれど、
女性のためだけに学部生囲い込んで、研究者や実務家の卵から教員のアクセスを奪って
しまう「女子大の意義」は最後まで分からなかった。
学部生4年生の卒論とか見てあげたり、研究上の助言とかしてたけれど、
別に自分が共学の総合大学で学部生過ごした当時を考えると、勉学の仕上がりは
ほとんど変わらなかったしね。

研究所や講義補助で接触した学部生の雰囲気はおしなべておっとりした人が多い感触。
ぶっちゃけ異性耐性がないと将来危険じゃね？ということも含めて、色々思うところ。