アカウント名:
パスワード:
昔の時代劇テレビドラマの中に映画っぽく見えるものがあるのはフィルムで撮ってるから。いまの時代劇が安っぽく見えるのはビデオカメラで撮ってるから。
そう思われてたけども、実はフレームレートの違いが原因でした、って考察が別スレに上げたコレにある。
「アバター2はなぜ48コマなのか。HFR映画がもたらす視覚効果とリアリティ」https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1461878.html [impress.co.jp]
「水戸黄門効果」の所だけど、ちょっと長めに抜粋すると、
テレビ映像は電気信号、フィルムは化学変化という、メディアの記録方法による質感の違いだと考えられていた
しかし、1992~3年にフジテレビの深夜枠で放送されたテレビドラマ『La cuisine』において、岩井俊二が監督を務めた「オムレツ」「GHOST SOUP」「FRIED DRAGON FISH」といった作品で、半分のフィールド情報を捨てて30fpsにするという手法が用いられる。結果は衝撃的で、てっきり筆者は16mmフィルム撮影だと思い込んでしまったほどだった。そしてこの手法は、「フレームレートを落としただけで、主観的にフィルム風のリッチな質感が得られる」と業界で話題になり、競うように多くの映像クリエーターが真似をした。
しかし、1992~3年にフジテレビの深夜枠で放送されたテレビドラマ『La cuisine』において、岩井俊二が監督を務めた「オムレツ」「GHOST SOUP」「FRIED DRAGON FISH」といった作品で、半分のフィールド情報を捨てて30fpsにするという手法が用いられる。
結果は衝撃的で、てっきり筆者は16mmフィルム撮影だと思い込んでしまったほどだった。そしてこの手法は、「フレームレートを落としただけで、主観的にフィルム風のリッチな質感が得られる」と業界で話題になり、競うように多くの映像クリエーターが真似をした。
60fpsのTVなのにあえて30fpsに落としたら、映画っぽい表現になったというお話。業界の中の人の言なので、信憑性が高そうに思う。
なお、現代では映画をフィルムで撮るケースは非常に希。一部居るんだけどねそういう監督さん。でも多分日本では絶滅してると思う。シネカメラという名のビデオカメラで24fps撮影してるのが主流だね。
てわけで、本記事の60fpsにアプコンすると安っぽくなる、というのは、上記効果の逆が出たのだと思う。アプコンで偽物の映像が云々、って言ってる人が多く居るようだけどおそらく関係無くて、単純にフレームレートの問題なんだろうと思う。
自分はBSで放送してる古い水戸黄門を見てるとこれぞ時代劇とおもえる。地上波でやってた末期の頃の水戸黄門はなんか画面は明るいてくっきりしてるんだけど作り物に見えた。 後。BSの東京12CHの”演歌の花道”も30分のうちの前半は、古い映像なんだけどこれが雰囲気(なぜかへんかんできる)がいい。後半の現代版はセットが茶地に見える。 作品に需要なのは 画質<雰囲気 だと自分は感じてる。
フィルムとVTRは発色・色味・鮮やかさが明らかに違っていたけど(90年頃ね)今はどうなんだろ・・・当時はVTRが赤とか明らかに鮮やかだった
あとフィルムだと時々縦線ノイズが見えたりしたよね
えーと、1992年ってことはその当時のテレビ(NTSC)はインターレースなんで2フィールドで1フレーム構成となってflame per secondとしては29.97になりますよね。ここで「半分のフィールド情報を捨てて30fpsにする」という処理は何をしているのかよく分からないのですが。なにかFlame per secondとfield per secondがごっちゃになってる気が。
わかりやすさ重視で書いてんだと思うんだが。NTSC時代のインターレースがどうのから説明してたら紙面が尽きそうだしなぁ。書いてる人が専門家だから知らないとは到底思えないし。
とはいえ自分も、インターレースの60フレーム毎秒(というと支障があるなら60Hzとか60フィールドとか何でもいいが)をどうやって30fpsに落としてるんかは知らぬ。デインターレースしてんのか(時代的に無理かも)、ホントに半分のフィールド捨てて30fpsのプログレッシブただし垂直解像度半分なのか。16mmフィルムに見えた云々考えると本当に半分捨ててた可能性もあるかもしれない。1992年とかだからね。
縦横比が違うので脳内変換の負荷も違いますみたいな
# んなことじゃなくて元がいくつかでもなくて荒い補完フレームはあかんってだけの話でしょう
必殺シリーズの再放送をBS朝日、BS松竹東急、東京MX等でやってるけど、殆どフィルムの中で新しい「必殺仕事人激突!」だけビデオ撮影で、画面は妙に明るいし違和感あるんだよなー。もっと新しいシリーズの「必殺仕事人2009」ではビデオでもフィルムに近い雰囲気で撮影できる技術ができてきて恰好よかったけど、これは殆ど再放送してくんない。あとなぜか再放送してくれない「必殺剣劇人」。←これはただの愚痴
昔(アナログ放送時代)、スタートレックのネクストジェネレーションを見てた時に(本当にごく一部だが)時々短いシーンで質感が安っぽいなぁと思える違和感があった。
後にスタートレックの本を読んでて違和感の原因が分かったんだが、通常のシーンはフィルム撮影したものをテレシネでデジタル化した後コンピューターで合成等の編集をして、それをD2とかいうビデオテープにして納品してたらしい(ちなみにスタートレックNGはテレビなのに1話当りの製作費が100万ドルだったらしい。1987年~なので今風の3Dモデルは当然ない。宇宙船は模型で特撮な時代。転送シーンのエフェクトとかビーム光線、シーンの合成等でコンピューターを使ってたんだろうね。)
違和感のあったシーンは最初からCGで作られていてテレシネを経ずにダイレクトにビデオテープに収められたシーン(例えばテレビ画面いっぱいサイズにコンソールパネルを映したシーン等)だったんだなぁということが分かった。
他の作品と違ってユニークな点としては、見ている途中で数秒間程質感が違うのを感じられるところ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
テレビドラマと映画の根本的な違い (スコア:0)
昔の時代劇テレビドラマの中に映画っぽく見えるものがあるのはフィルムで撮ってるから。
いまの時代劇が安っぽく見えるのはビデオカメラで撮ってるから。
Re:テレビドラマと映画の根本的な違い (スコア:1)
そう思われてたけども、実はフレームレートの違いが原因でした、って考察が別スレに上げたコレにある。
「アバター2はなぜ48コマなのか。HFR映画がもたらす視覚効果とリアリティ」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1461878.html [impress.co.jp]
「水戸黄門効果」の所だけど、ちょっと長めに抜粋すると、
60fpsのTVなのにあえて30fpsに落としたら、映画っぽい表現になったというお話。
業界の中の人の言なので、信憑性が高そうに思う。
なお、現代では映画をフィルムで撮るケースは非常に希。一部居るんだけどねそういう監督さん。でも多分日本では絶滅してると思う。
シネカメラという名のビデオカメラで24fps撮影してるのが主流だね。
てわけで、本記事の60fpsにアプコンすると安っぽくなる、というのは、上記効果の逆が出たのだと思う。
アプコンで偽物の映像が云々、って言ってる人が多く居るようだけどおそらく関係無くて、単純にフレームレートの問題なんだろうと思う。
Re: (スコア:0)
自分はBSで放送してる古い水戸黄門を見てるとこれぞ時代劇とおもえる。地上波でやってた末期の頃の水戸黄門はなんか画面は明るいてくっきりしてるんだけど作り物に見えた。 後。BSの東京12CHの”演歌の花道”も30分のうちの前半は、古い映像なんだけどこれが雰囲気(なぜかへんかんできる)がいい。後半の現代版はセットが茶地に見える。 作品に需要なのは 画質<雰囲気 だと自分は感じてる。
Re: (スコア:0)
フィルムとVTRは発色・色味・鮮やかさが明らかに違っていたけど(90年頃ね)
今はどうなんだろ・・・
当時はVTRが赤とか明らかに鮮やかだった
あとフィルムだと時々縦線ノイズが見えたりしたよね
Re: (スコア:0)
えーと、1992年ってことはその当時のテレビ(NTSC)はインターレースなんで2フィールドで1フレーム構成となってflame per secondとしては29.97になりますよね。
ここで「半分のフィールド情報を捨てて30fpsにする」という処理は何をしているのかよく分からないのですが。
なにかFlame per secondとfield per secondがごっちゃになってる気が。
Re: (スコア:0)
わかりやすさ重視で書いてんだと思うんだが。
NTSC時代のインターレースがどうのから説明してたら紙面が尽きそうだしなぁ。書いてる人が専門家だから知らないとは到底思えないし。
とはいえ自分も、インターレースの60フレーム毎秒(というと支障があるなら60Hzとか60フィールドとか何でもいいが)をどうやって30fpsに落としてるんかは知らぬ。
デインターレースしてんのか(時代的に無理かも)、ホントに半分のフィールド捨てて30fpsのプログレッシブただし垂直解像度半分なのか。
16mmフィルムに見えた云々考えると本当に半分捨ててた可能性もあるかもしれない。1992年とかだからね。
Re: (スコア:0)
縦横比が違うので脳内変換の負荷も違いますみたいな
# んなことじゃなくて元がいくつかでもなくて荒い補完フレームはあかんってだけの話でしょう
Re: (スコア:0)
必殺シリーズの再放送をBS朝日、BS松竹東急、東京MX等でやってるけど、殆どフィルムの中で
新しい「必殺仕事人激突!」だけビデオ撮影で、画面は妙に明るいし違和感あるんだよなー。
もっと新しいシリーズの「必殺仕事人2009」ではビデオでもフィルムに近い雰囲気で撮影できる
技術ができてきて恰好よかったけど、これは殆ど再放送してくんない。
あとなぜか再放送してくれない「必殺剣劇人」。←これはただの愚痴
Re: (スコア:0)
昔(アナログ放送時代)、スタートレックのネクストジェネレーションを見てた時に(本当にごく一部だが)時々短いシーンで質感が安っぽいなぁと思える違和感があった。
後にスタートレックの本を読んでて違和感の原因が分かったんだが、通常のシーンはフィルム撮影したものをテレシネでデジタル化した後コンピューターで合成等の編集をして、それをD2とかいうビデオテープにして納品してたらしい(ちなみにスタートレックNGはテレビなのに1話当りの製作費が100万ドルだったらしい。1987年~なので今風の3Dモデルは当然ない。宇宙船は模型で特撮な時代。転送シーンのエフェクトとかビーム光線、シーンの合成等でコンピューターを使ってたんだろうね。)
違和感のあったシーンは最初からCGで作られていてテレシネを経ずにダイレクトにビデオテープに収められたシーン(例えばテレビ画面いっぱいサイズにコンソールパネルを映したシーン等)だったんだなぁということが分かった。
他の作品と違ってユニークな点としては、見ている途中で数秒間程質感が違うのを感じられるところ。