アカウント名:
パスワード:
A型インフルエンザの治療に用いられている抗インフルエンザウイルス薬が、鳥インフルエンザにも効果があると言われており、厚生労働省は養鶏業者らに感染防御策として抗インフルエンザウイルス薬の服用を指示しています。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
予防投与 (スコア:1)
とあるけど、
予防投与により薬に耐性を持ったウイルスが・・・なんてことは無いのかな?
#抗生物質じゃないから大丈夫なのかな?
1を聞いて0を知れ!
Re:予防投与 (スコア:2, 参考になる)
出てくる危険性は無視できませんが、今の場合、背に腹は代えられないというのが現状ですね。
現在、日本で認可されてる抗インフルエンザ薬はアマンタジン、ザナミビル、オセロタミビル(これが最近主に使われているタミフル:商標名)の3種ですが、このうちアマンタジンについては、実際にこれまでに耐性ウイルスの出現が確認されてます。
しかし、鳥インフルエンザは今、世界的流行を起こしており、日本もその発生地域になっているわけで。非常事態にあると言っていい状況なのです。特にトリ→ヒト感染での死亡例を伴う被害が報告されている以上、「高リスク者を対象にした」予防処置は必要です。ワクチンがない以上、薬剤に頼ってでも行うというのは間違っていない方針でしょう。
もちろん「高リスク群」に限った処置であって、その範囲の選定に十分な配慮が必要だと思いますが。
日本政府がベトナムに医薬品を供与 (スコア:2, 参考になる)
輸送費含めて2000万円分(10万錠)、製品名タミフル。
現地のWHO職員などはすでに服用しているそうなので、 多分病鳥の処分などに関わる「高リスク群」の人達用なのでしょう。
日本では、厚生労働省によって 抗インフルエンザ薬の国家備蓄が検討 [tbs.co.jp]されていますが、どの位必要なのでしょうか ?
インフルエンザ対策でもっとも重要なのはワクチン接種ですが、 現在、世界全体で一シーズンに製造可能なインフルエンザワクチンは 2億3000万回(地球人口の約4%)分で、 大部分は現在の人感染型ウイルスの為に確保されてしまうそうです。新型の分の確保は ・・・・ 。
また、変異能力の高いインフルエンザウイルスに対して、ワクチンが有効に働いているのかという疑問も投げかけられているようです。 (参考:Nature記事「Flu vaccine futile ?」 [nature.com])
人感染型ウイルスの出現は時間の問題だと思いますが、正直怖いです。
# 世界規模の危険に対応できるのは 国連 ?
資金を出すのは日本 [kantei.go.jp]だという事であっても
Re:日本政府がベトナムに医薬品を供与 (スコア:2, 興味深い)
インフルエンザはヒトでは気道粘膜から感染します。このため、もっとも効率よく「予防するため」には、気道の粘液中に中和抗体が存在することが重要です。粘液中では分泌型IgAというタイプの抗体が主に働くので、インフルエンザに対する分泌型IgAが誘導できるかどうかが大きいと言われています。
しかし現在使われているワクチンは静脈注射によるもので、IgGやIgMが主として誘導される。このために予防ワクチンとしての効力があまり高くないのだ、と考えられてます。
ただし現在のワクチンでも、予防の効果は低いとはいえ、かかったときに重症化を抑えるには有効だと考えられてますので、重症化したときのリスクが大きい高齢者などへの投与が推奨されているわけです。
IgA抗体が出来るワクチンシステムの研究(経気道ワクチンなど)も進んでいることですし、早くより有効なワクチンが出来てくれれば、と思わずにはいられませんね。
Re:予防投与 (スコア:2, 興味深い)
対象者に対して直接目の前で服用することを指示したり,定期的な経過観察を義務づけているポリシーです。
途上国では薬そのものを与えてしまうとヤミ市場に流れたり,対象者が飲まなかったりという状況が生まれやすいための対策です。
Re:予防投与 (スコア:2, 興味深い)
そもそも、人間が感染症にかかるのも病原体の活動が実害の出る範囲にまで活発化してしまうのが原因で、抗ウイルス剤をはじめとする感染症治療薬の働きは、この「平衡点をめぐる綱引きへの加勢」ということになります(抗生剤の一部には病原体の細胞自体を破壊するものもあるけど)。
/*
免疫系が対策を終了させてしまえば、たいてい綱を大きく引き戻すことができますが、その前に死んでしまうこともありますし、HIVのように免疫系の機能を破壊してしまう病原体もあります。
*/
また、病原体の増殖速度は雪だるま式に加速するもの(とは限らないけど原則的にはそう)なので、あまりに病原体の勢力が強くなると「今更加勢しても大勢は変えられない」という状況になります。
/*
一方、治療薬を投与した環境下で耐性種が発生する確率は、病原体の個体数の平方根に近似した値に比例するはずなので、ここでもやはり早期治療は有効です。
*/
で、耐性種の問題もやはり「耐性種の発生速度と人間側の対応速度」から生じる平衡の問題で、人間が対応するまでのタイムラグ期間に最も大きな被害が発生することになります。
この辺を踏まえたうえで、「耐性種が発生するから抗ウイルス剤の類いはダメ」ではなく、「耐性種の発生速度をできるだけ抑える」「耐性種への対応時間をできるだけ短縮する」といったポリシーのもとで、「できる限り有効活用する」のがポイントになります。
/*
いずれにせよ、病原体の進化過程(実は人間のも)に人工的なチャチャが入っていることは確かなので、それが望ましくないといえば望ましくないのですが、薬を使わなければ死んでしまうかもしれないという具体的な危険を無視できるほどことだとは考えにくいと思います。
*/
yp
Re:予防投与 (スコア:1, 興味深い)
スゲーin vitroな発想で生きた腸壁はそんなもんじゃない。
問題なのは正確な知識に基づいて適切な投薬指導ができない医者や薬剤師が大杉!ってことと、云っても聞かない患者大杉!ってこと!
(自称ではなく)ちゃんとした専門家が適切に指導し、それが徹底していれば何の問題もないと思う。