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株式会社ウェディングがはてなダイアリーに圧力?」記事へのコメント

  • Googleも今や「権力」の1つ、と言って良いほどの影響力を社会に持っている存在です。だから、それが会社であろうがなんであろうが、自分のやっていることが公明正大である、という証拠を常に求められます。

    今回の悪徳商法マニアックスの「Google八分」も、「質問されたから答える」というような消極的な態度ではなく、「XX会社より文面による正式な抗議を受けたため、検索結果から外させていただいております」というように、公表をちゃんとしたうえ、検索結果から外す、という態度が必要だと思う。

    企業どうしの圧力の張り合いなんてあって当たり前だし、企業は自分の不利になる情報を外には流したくないだろう。でも、既にそれ自身がある意味での大きな影響力を社会に持っていると一般に思われているGoogle自身が「自分にまずいことは隠す」ということをしている、ということが公になれば、Google自身がその検索結果という重要な出力情報に信頼をなくし、株主はじめ、周りの人たちに多くの迷惑をかけることになる。ある意味「不正経理」などと同列の問題になる。

    製造業者が製造物に責任を持つのと同じように、Googleはその検索結果に責任を持たなければならない(絶対正確に、というような意味ではないけれど)。それが消費者や株主への責任の取り方、というもの。

    だから、相手がどんな企業であれ、「抗議」を受けたら、その事実とそのことによってどういうことをしたか、ということを明確にすべきなんだと思うのです。なにをしても良いし、受けた抗議によって検索結果を削除するのも悪いとは言わない。けれど、それをこっそり隠れてすることや、操作されている検索結果を、操作がされていないものである、というように見せて「だます」「ウソをつく」ことをするべきではない。

    「あれぇ?このサイト、Googleの検索で出てこないなぁ?」というときは、その原因を誰でもが調べられる手段(たとえば、クレームとその対処を閲覧できるデータベースなど)を提供してこそ、GoogleのGoogleらしい良いところ、というのが出てくるように思う。社会に大きな影響力を持つ企業は、それなりの社会的責任を果たすこともまた、消費者と株主への責任を果たすこと。上場するらしいけど、それならなおさらのこと。

    こう考えれば、ウェディングという会社がどういう会社でなにをしたか、というようなことは、それがなんであれ、たいしたことではない。むしろ、より大きな問題はGoogleやはてなにあると思う。

あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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