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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
タレコミ元からして誤解がありそう (スコア:2, 参考になる)
タイトルに関して、ぱっと見で誤解招きそうですね。タレコミ元からしてそうなっているんだけど。
魚がいる場所・刺身を売ってる所に関する調査であって、ジグザグ操業の是非じゃないですよね。
●魚がいる場所
活きのいいネタを仕入れるのは、人付き合いに追われてしまいがちな有名なサイトより
暇を持て余している無名サイトのほうが、情報検索に熱心だったり、情報精度の心配が
要らなかったりするので当然ですね。暇人ほど雑学に強いと。
スチャダラパー「暇の過ごし方」という曲に、発想も暇あってこそ生まれるみたいなフレーズがあります。
●刺身を売ってる所
日記系、blog系、ニュース系、フォント系…呼び方は色々でコンテンツも微妙に違いますが、
そもそも、ガツガツとニュースサイトを巡るより、管理人への共感が先にあるような気がします。
本当に重要な情報を持つ人々には強いつながりがあるのではなく、
重要な情報を持っている人の意見を内輪に広げているとはタレコミ元に書いてありますね。
「くだらない日常を通して人柄に触れに来てる」という目的のほうが強くて、
「独創的なアイデア」なんか期待していないのは、ネタ元としての巨大掲示板の存在が
割れてしまっているという事もあるのか知りませんが、たまに「祭り」になった時には
リピーター以外の読者がやって来ると。
ところで…日本ではしばしば権威的なものが垂れ流す情報が重いとされますね。
それは単純に、有名人の人柄に触れたいという事でもあるんでしょう。
先見日記 [nttdata.co.jp]なんか、「名前に反して」とてもつまらないと思う。
坂本龍一とnanoloopに見る一例をとれば、2ちゃんねる(02/01/15) [geocities.co.jp]と先見日記(2003/11/09) [nttdata.co.jp]の開き。
すべての料亭が美食倶楽部ではないんですが、雰囲気に飲まれて納得しちゃうような。
スパム業者が、有料の釣り場に誘導する「google爆弾」に耐性をつけると書かれてますが、
結局googleなどにとって、機械的に一次情報を表示できるかどうかという点で興味深いだけで、
「強いつながりを持った人々」にとっては関心・価値の無い、ランク付けなんですね。
無名サイトにこそ価値ある情報が埋まっているという話ではなくって。
●漁法の是非
タレコミ元を誤解した話題ですが、ちょっと思っている事があって…
普通の人は刺身を食べるときに、鮮度や産地は見ても漁法なんかは気にしないと思うのですが、
現実には、漁師間で問題が起きていることもあるのと同じように。
無断引用を快く思わない人間にはblogは出来ない…という面もあるでしょうけれど、
そうしたblogばかりでは無くなった時に、問題が起きるかもしれない。
無断引用や転載の仕方によっては、快く思わない人がいたり、傷ついたりする人が出てくる。
それは無料で場所を提供する企業にとっては面倒な問題でしょう。
先のgooBlogを善意的に解釈すれば、著作権を一元化する事で相互参照を認め合うblog文化を
初めてblogに取り組む人に解るように明文化しようとしたとも考えられますね。
でも、悪意ある引用の抑制にはなりません。
某雑誌の無断転載 [itmedia.co.jp]も、された側にとっては「広めてもらった」なんて感謝よりも、
余計な尾ひれつけられたせいで、例えば掲示板に○○のロムはどこで拾えますか?
みたいな書き込みが増えていい迷惑だとか。