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レッシグ教授の新刊Free Culture発売、全文をCCライセンスでも公開」記事へのコメント

  • Lessig教授「知的財産権保護は文化的対立ではなくビジネスの戦い」 [linux.com]

    レッシグは写真技術を例にして「表現方法」でのコモンズの価値を示している。
    しかし、写真技術、「アイデアの保護」は特許で行われるものである。
    そして「表現の保護」は著作権で行われるものである。
    だから著作権保護を写真技術を例にとって説明しても無意味である。

    問題は、ソフトウェアの「アイデアの保護」と「表現の保護」が
    著作権と特許で二重に保護されていることにある。
    レッシグは著書「コモンズ」では混同していた。
    (私はうかつにも最近まで気付かなかった。)
    ソフトウェアでの問題を、通常の著作物と同等に当てはめてはいけない。
    ソフトウェアは著作物よりも、むしろ工業的所有権、
    「アイデアの保護」に属するべきものであろう。
    そして著作物には「アイデアの保護」は適用されない。
    だからレッシグの例示と論理は無意味である。

    Vote でも「役に立った」という投票ばかりで、
    読者もろくに判っていないことが明らかになった。

    だから私はこの新刊にあまり期待していない。
    • まずレッシグはソフトウェアだけの話をしてるんじゃない。特に今回 の著書はもっぱらコンテンツ層の話で、特許はからんでこない。だからこの議論をもとに今回の著書をどうこう言うのは見当はずれ。

      次に、レッシグは「コモンズ」で特許の話もしている。邦訳 p.315 以下を参照。また注で、特許の話は十分に展開できていないことは述べているぞ。かれは十分にわかっている。したがって「レッシグは著書「コモンズ」では混同していた」というのはあたらない。

      さらに

      >問題は、ソフトウェアの「アイデアの保護」と「表現の保護」が
      >著作権と特許で二重に保護されていることにある。

      というけれど、レッシグの問題意識は、知的財産権の極端な強化は有害だ、ということ。 あなたの議論によると、いま生じているRIAAによる変な訴訟等の動き もなにもかもこの二重性に起因するもので、この二重性を解決すれば 万事オッケーということ? そんなことはない。

      繰り返すけれど、レッシグの問題意識は「知的財産権の強化」というこ とであって、著作権だけの話ではない。参照されている記事でも、写真技術の話は「知的財産権の強化」の例 としてあがっているだけで、著作権強化の例ではない。したがってこのコメントは木を見て森をみていない。ただ、保護の二重性の指摘は論点としてはおもしろいので、これはこれで独自に展開していただけると有益かなと思うのだが。

      親コメント
      • リンクした記事の範疇に限って書きます。

        > 知的財産権の極端な強化は有害だ、ということ。

        > 写真技術の話は「知的財産権の強化」の例としてあがっているだけで、著作権強化の例ではない。

        知的財産権の強化の例で特許を出したのが変なのです。

        極端な強化が進められているのは著作権です。
        ミッキーマウス法などでの保護期間延長などですね。
        しかし特許はサブマリン特許を防ぐための方策などがとられていて
        公平になるように変化しています。
        著作権と特許では方向性が異なっています。

        特許はかならず公開されます。
        そして「アイデアの保護」と「アイデアのコモンズ形成」が
        概ねバランスを持って形成されています。
        日本では特許法第一条、目的がほぼ果たされていると思います。

        その論理を保護とコモンズ形成でバランスの取れていない
        著作権、「表現の保護」にあてはめたのが気持ち悪いのです。
        親コメント
    • japan.linux.com (NewsForge)の記事はオープンソースビジネスカンファレンスでの講演内容を伝えたもので、「オープンソースソフトウェアとビジネス」を主題に語っています。で、別に「表現方法でのコモンズの価値」が主題ではないですよね。

      コモンズとなるものの利用あるいは拡大は、ビジネスあるいは自由競争を阻害するものばかりではない。例示したとおり、過剰な法規制が技術革新や創造を、さらにはそれをもとにしたビジネスを抑圧する場合もある。もちろん「オープンソースが著作権法に反している」なんてことはない。「オープンソース=共産主義=自由競争に反す」などという安易な連想は捨てて、創造性の拡大とビジネスがどのように関わるかに注目すべきだ。

      ...というような内容ではないかと思います。全体的に話が飛び飛びでなんだかちぐはぐだな、という印象も受けましたが、それはNewsForgeのまとめ方がおかしいんじゃないじゃないのかな。#521828のACさんが指摘した「20年の著作権制限」も不自然に思えるし。私は、『コモンズ』にKodakの話なんて出てきたっけ?と思ったけど、確認できず。まあそれはひとまず置いておこう。

      一方で、昨年末の日経主催のデジタルコンテンツ流通勉強会でもほぼ同じ事例を挙げています。こちらは書籍・音楽・映画などのコンテンツ流通が主題。読み比べてみると面白いかも。

      うーんやっぱり、NewsForgeの記事がアレだっただけの話じゃないのかな。

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    • by Anonymous Coward on 2004年03月27日 0時32分 (#521718)
      レッシグは混同したりしてません。
      詭弁を弄してミスリードしようとして失敗してるだけです。
      親コメント
    • 最近特許と著作権の違いを知った人かな?
      この違いはあくまで法技術的なものですよ。いっしょくたにした法体系も作れる。本質的に異なったものかどうかは別の話。

      実際に区別する必要はないという主張も有力で、レッシグはその一人。
      無知から混同してるんじゃないです。
      • > 最近特許と著作権の違いを知った人かな?

        一応はかなり長く特許と著作権に関わっているんですけどね。
        いっしょくたにした法体系を作ることは当面は無理なのではないですか。
        立法論の動きは緩慢ですからね。

        そして法は国内でしか通用しません。
        レッシグ流には米国スタイル(連邦制による判例の役割、連邦法と州法など)が入っているので、
        日本国内での民意とどこまで整合性が取れるかに注意が必要だと思います。
        だから「レッシグ万歳」の雰囲気は嫌いです。

        > 無知から混同してるんじゃないです。

        いや、普通の人ならばあの記事では充分に混同しますよ。
        明示的に書けなかった記者に問題があったのかも知れませんが。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年03月28日 9時18分 (#522016)
        >この違いはあくまで法技術的なものですよ。

        特許も著作権も法律で守られて始めて意味があるものですが…。
        基本的人権すら、憲法がなければ無意味なものなのに…。
        (法律で規定されなければ、権利自体が存在しない事と同じ)

        #法文化や歴史を知らない人みたいだね。
        #ある意味常識だと思うけど。

        >本質的に異なったものかどうかは別の話。

        本質的に全く違います。

        著作権はあくまでも著作者の権利を保護する為のもの。
        特許は該当技術が世に広まりやすいことを念頭にしているもの。
        (特許を技術保護が目的と勘違いする人多いね、確かに)
        前者は権利の保護で、後者は権利の解放を考慮してるものだから、
        これを一緒にできるはずもないし。

        >実際に区別する必要はないという主張も有力

        そんな話は全然聞かないけど?

        可能ならソースを提示した方が良いね。
        言うだけならタダだし、
        自分の主観を客観のように語ることもできるし。
        親コメント
        • > 著作権はあくまでも著作者の権利を保護する為のもの。 > 特許は該当技術が世に広まりやすいことを念頭にしているもの。 > (特許を技術保護が目的と勘違いする人多いね、確かに) > 前者は権利の保護で、後者は権利の解放を考慮してるものだから、 > これを
    • 上の記事はここが変じゃないんですか?
      (『The Future of Ideas』のリンクの上のパラグラフ)

      >20年の著作権制限

      というかそのパラグラフがよくわからん・・・

普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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