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曲がるパソコンを有機トランジスタで」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    nature materials [nature.com] のどの号でしょうか? 見当たらないです。たぶん探し方が悪いんでしょうが...
    • by Anonymous Coward on 2004年04月06日 11時20分 (#527222)
      Advanced Online Publication [nature.com]に出たところです。nature publishing groupのjournalがソースになってるものは、今はたいていAOPに出た時点で新聞記事などに取り上げられてます。本誌掲載されるのは大体3週間後くらいかな。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        アブストラクト (抄録) [nature.com]は公開されているようです。本文 [nature.com]はアカウントが必要です。

        アブストラクトをざっと読んでみると、有機FETの話みたいです。SiO2 上のシランカップリング剤を用いた SAM において、SAM にフッ素やアミノ基を導入したものを使って、S

        • ですねー (スコア:1, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2004年04月06日 20時32分 (#527533)
          > SiO2 を用いていますので、いまのところ、曲がるトランジスタではなさそうです。

          可曲性のあるくらいに薄い無機系ゲート膜では絶縁破壊しちゃう。
          けれど絶縁破壊しないくらい厚くすると曲げで割れちゃう。

          フレキシブル化でゲート膜以上に重要なのは基板です。
          普通のPETフィルムなどでは酸素や水が筒抜けですから。
          食品包材用のバリアフィルムでもぜんぜん不十分。
          けれどバリア性を確保するほど可曲性がなくなる。

          折角だからタレコミ文に突っ込みを入れておこう。
          論文はまだ読んでいないけど。

          「炭素を含む有機物を元に作られるもので」
          有機物といえば炭素を含むのが化学屋の常識。

          「安価で」
          高機能性有機電子デバイス材料はクソ高価。
          徹底的な精製でやっと性能を発揮する。
          試薬のペンタセンは確かに安いが、
          こういった用途での純度品は手間が掛かるので高価になる。

          「折り曲げが可能」
          有機物だからといって曲げられるとは限らない。
          アモルファスでも充分な移動度が得られるかどうかは別。
          エピタキシャル性やパッキングなどが重要な場合では
          曲げると性能が出なくなる場合もある。
          結晶化しないとダメかもしれない。
          けれど結晶だと曲げると割れる。
          TFTのp-Siとα-Siくらいに違う。

          「電圧で信号を制御するのが難しい」
          電圧制御は当たり前。
          低電圧化が難しい。

          「電子の数を制御することが可能になり、ひいては電圧の調整が可能になる」
          キャリア密度が向上して低電圧化する、くらいの文が有機デバイス屋には相応しい。
          一般人に求めるのは酷かもしれないが。

          「実現が期待できそう」
          早くても二十年後くらいかな。
          期待しすぎ。
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          • > 「実現が期待できそう」
            > 早くても二十年後くらいかな。
            > 期待しすぎ。

            バイオとか材料とかの研究者は、どうしても実用研究みたいに短期に製品化が期待できるものを扱っているわけではないので、今のような不況でお金がない世の中ではけっこう冷遇されていたりします。「すぐにお金にならないものになんか投資しないよ!」なーんて言われてね。

            だから、今回みたいな「誇張した表現」で、それがあたかも「いつでも実現できます!」というような表現で自分の研究を表現したりする人も増えてるんだと思うのですね。でも、それをやっちゃうと、結局信用をなくしてしまうわけなんですけどね。

            この研究そのものでできるものだけではなくて、製品に持っていくまでは、その周辺をかなりのお金をかけて固めないとまずいわけなんですけどね。そっちのほうの投資額のほうが、本体よりも大きなものになることは、けっこうざらにあるし。

            基礎研究をやっている研究者は外から見ると、他人のカネを使って「遊んでる」ように見えるような人もいないわけではないし。

            ということで、この発表を見てもわかるけど、基礎研究をやっている人は、予算欲しさに人をだましている、ともとれるような発表するのはいい加減やめて、ちゃんと素直にやろうね。そうでないと、また信用を失って、さらに予算も失うことになっちゃうから。

            「実は、この研究で製品に持っていく可能性はあまりおおきくない。でも、可能性を追求しておくことに意義はある。」

            というような言い方でも、ちゃんとした研究であればちゃんとお金を出す人はいるものです。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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