by
Anonymous Coward
on 2004年04月25日 1時58分
(#537801)
リンク先の文章は本来バラバラのコメントを列挙しているようにしか見えませんが、かなりの想像を交えて書くと、以下のような気分ってことではないかと思うのですが....
Serial ATA用ドライバは2.6用だったはずなのに、それを2.4にポートしちゃうと、従来の2.4と厳密な意味での互換性が保証できなくなるんじゃないの?例えば、今回のSerial ATAのドライバにセキュリティホールになるバグがあったらどうすんのよ?
私は暗に Red Hat Linux 9 でバックポートした NPTL の批判なのかな、と邪推しました(今更だけど)。NPTL を実装するためだけに 2.4/2.6 とで別々に開発するのは手間じゃないのか、トカ。もしくは 2.4 base は捨てて、とっとと 2.6 base にしましょ、ってことが言いたいだけなのかも。
Linux Kernelがある時点でforkしないのはなぜか→オープンソースで定義したAPIからforkしてしまうと、(あまり積極的にコミットしてもらえなくなるので)孤立してしまうから。
Linux Kernel 2.6を使用する他に、Linux kernelの2.4にパッチを当ててメンテナンスする方法もあるが、みんながkernel 2.6に注力し出すと(2.4のメンテナンスは)おもしろくなくなるのでだれも手を貸してくれなくなる。結果として、旧バージョンのメンテナンスは大変になっていくので得策ではない。
わからないです (スコア:2, 興味深い)
と批判したとあるが、よくわかりません。
今回のケースではドライバが増えたってだけではないのでしょうか?
理由としてはSerial ATAのみをサポートするチップセットの存在があるってことですよね?
Re:わからないです (スコア:3, 参考になる)
Serial ATA用ドライバは2.6用だったはずなのに、それを2.4にポートしちゃうと、従来の2.4と厳密な意味での互換性が保証できなくなるんじゃないの?例えば、今回のSerial ATAのドライバにセキュリティホールになるバグがあったらどうすんのよ?
ま、楽しくプログラム書いてるだけの奴とか、何も考えてないユーザにとっては良いことかもしれないけど、2.4を公式にサポートし続けてる立場の者のことも考えろよなぁ。こっちは2.4に関しては今後はセキュリティ関係以外のメンテナンスはしたくないんだよ!余計な手間が増える可能性があるような変更は勘弁してくれよなぁ....
#気持ちはわかるが、それを耐えてこそのLinuxのサポート業務だと思うぞ!がんばれSuse!!
Re:わからないです (スコア:2, 興味深い)
Linus さんは、バックポートに肯定的のようです(参考:Linus Torvalds Backporting Is A Good Thing [slashdot.org])。
Mc.N
Re:わからないです (スコア:2, すばらしい洞察)
SUSEからするとRed Hatみたいな独自のバックポーティングがうざったいってことなんじゃないでしょうか。
総本家がやる分にはそれが標準になるから孤立することもないだろうし。
トーバルズ氏はバックポーティングを支持してる [itmedia.co.jp]ので無問題な気がします。
Re:わからないです (スコア:0)
私企業が自分の目論見の下に「フォーク」させていくのは問題がある
ような。極論、RedHatのみ有効のカーネルとか将来できかねませんから。
ちょっち極論なのでAC。
Re:わからないです (スコア:2, 参考になる)
批判の記事はSATAとは独立の記事のはずなので、直接SATAのバックポートのことを批判してはないです。
リンク先のSuSEの批判の記事は原文を適当に要約してしまっているので前後関係がすっぽりと抜け落ちてしまっています。原文 [internetnews.com]を読むことをお勧めします。 訳文に対応する内容を補完すると次のような感じになると思います。
- Linux Kernelがある時点でforkしないのはなぜか→オープンソースで定義したAPIからforkしてしまうと、(あまり積極的にコミットしてもらえなくなるので)孤立してしまうから。
- Linux Kernel 2.6を使用する他に、Linux kernelの2.4にパッチを当ててメンテナンスする方法もあるが、みんながkernel 2.6に注力し出すと(2.4のメンテナンスは)おもしろくなくなるのでだれも手を貸してくれなくなる。結果として、旧バージョンのメンテナンスは大変になっていくので得策ではない。
2番目の主張により、バックポートはforkと同じく大変なので、RedHatのやり方は上手くないんじゃないの?ということを主張しているように見えます。個人的には、自社のやり方の(品質面などでの)優位性を強調するための議論で、具体的な事例に即しているわけではないと思っているのですが。
Re:わからないです (スコア:0, 興味深い)
(今はそうでもないだろうが)昔は実質いろんなforkがごろごろしていたPPC linuxを使っていた身からすると、「なにバカなこと言ってん
Re:わからないです (スコア:2, 興味深い)
私は2.0~2.1のころLinuxPPCを追いかけていましたが、その繁雑さにしばらくして止めました。
私の目には努力の重複、無駄にしか見えませんでした。これは複数のlinuxPPC同士だけでなく、メインになかなか統合されなかったi386以外のアーキテクチャーの実装者の苦労を見た感想です。
これはLinus、というかLinuxの(少なくとも以前は)公式の立場だったのでは?
特定のアーキテクチャーに特化するという立場が悪いとは全く考えませんが、この場合の批判はちょっと的外れのように思います。
SUSE LinuxはRed Hatに比べて多機種対応をしっかりやっているからこそ、バックポートに伴う作業の大変さを分かっているのでしょう。
ダメモデレーション (スコア:0)
モデレーションの意義を理解していない奴が多いように思う。
モデレーションは、コメントの「正しい」「間違っている」
「同意できる」「同意できない」とは関係なく、
議論を発展させるためにあるんだよ。
…と、メタ議論はこのくらいにしておいて、
>#そのforkがあ
Re:わからないです (スコア:1, 興味深い)
1)SuSEとしてはLinux界の主流をさっさと2.6系列に持って行きたい。
2)2.4の頃と比べてもその移行が遅いという現状がある。
3)2.6の「売り」であるSerialATAドライバとかが2.4でもホイホイ使えると、流れはますます滞る。
ということなのだろうと。
さらに極論になるけど、
これまでのエンドユーザーにとって、kernelのアップデートに対する期待は、
「使える機器が増える」ことへの期待が大きかっただろうと。(少なくとも俺はそうだった)
ところが2.4系列でもって、クライアント用途のドライバはだいたい出揃ってしまった。
なので巷のLinuxユーザーで、「ドライバ期待」の連中は、
もはや2.6へのアップデートの必要性を感じていないかもしれない。
となると次世代技術であるSerialATAとか、おいしい餌をぶらさげて、
とにかく2.6主流に持って行かないと人材の分散とかが起こって、
Linuxというソフトウェアとそのコミュニティ自体によくない。
と、そういう読み方は確かにあるかもなあ。