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飛行機雲が地球温暖化を加速するとNASAが発表」記事へのコメント

  • 講義で習った話。
    ポリオの研究をしていた人たちが、コーラの売り上げが伸びると、ポリオが多く発生することを発見した。
    一見すると、コーラがポリオの原因になっているように錯覚しやすいが、相関と因果は関係のないもの。
    後に、気温の上昇がポリオの発生率とコーラの売り上げの原因らしいと分かった。
    • Re:相関と因果 (スコア:2, 参考になる)

      by geln12 (18637) on 2004年04月30日 19時57分 (#540049) 日記
      とりあえず、NASA NEWSの該当発表のページ [nasa.gov]

      で、彼らの論理ですけど(要旨をざっと読んだだけで専門家でもないので勘違いがあるかもしれませんが)1971年から1995年の期間の変動から、

      1. 北米上空の絹雲(巻雲と同じ)は増加、ヨーロッパ上空は変わらず、他の地域は減少した
      2. 一般に陸上では、絹雲と上空の比湿に正の相関が見られるが、航空機の通過の多いヨーロッパと北米ではそうではなかった
      3. ヨーロッパでは比湿が劇的に減少したが、北米では一定のままだった。そのため、北米での変化は飛行機雲で説明できる余地がある
      4. 北米上空での絹雲の季節変化と飛行機雲の季節変化はおおまかに一致していた

      このことから、絹雲の増加は飛行機雲のせいだ、と結論しているようです。

      飛行機雲のデータをどうやって収集したのかと思ったら、比湿、気温と航空機の通過量をパラメータとした経験式(?)のようで、そこに絹雲形成の物理と重なる部分がないか(親コメントの指摘のように相関と因果は別物)という気もします。
      親コメント
      • by MIYU (17727) on 2004年04月30日 20時56分 (#540074)
        今年1月のScience誌で、コロラド大学の研究者による、 “Evidence That Nitric Acid Increases Relative Humidity in Low-Temperature Cirrus Clouds [utah.edu] ” (PDF) : 「硝酸により低温の巻雲内の相対湿度が増加する証拠」 という論文が発表されていました。
        NatureのWeb記事 [nature.com]  [mypress.jp]

        この中で、飛行機の排気などによって作り出された巻雲が、排気中の硝酸に影響された「デルタ氷」と呼ばれる特殊な氷を含む可能性が有ると報告されています。この汚染された雲は普通の巻雲(通常温室効果に寄与するとされている)よりも薄いので、地球を冷却する方向に働いているかもしれないそうです。

        研究者によると、世界的には巻雲の約1%がジェット機による雲だと見積もられるそうですが、航空機の往来が多い地域ではもっと高率だと見られており、実際に「何らかの影響」が有るかもしれないそうです。

           # 暖めてるのか冷やしてるのかまだ微妙みたいですね
        親コメント

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