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これからはBSDでもdeb形式のファイルを日常的に使うようになるのでしょう?
* NetBSD runs on hardware unsupported by Linux. Porting Debian to the NetBSD kernel increases the number of platforms that can run a GNU-based operating system. * Not everybody likes the *BSD ports tree or the *BSD userland(後略)
ユーザ空間が同一ならば用途と趣味で好みのカーネルが選べる。
選択肢の広さをそのまま長所と信じてしまう人がよくいます。しかし、ことkernelの問題になった場合、特にuserlandから見たkernelのsemanticsが従来よりも狭い方向に変わってしまうといろいろ問題を引き起こします。
例えば、NetBSDのsetgid(2)は、effective gidにはsetgidできないという制約を持っています。これはSolarisなどよりも厳しい制約です。したがって、permissionが2555なものを実行する場合にsetgid(2)が機能しない場合があります(わたしはsendmail 8.12でハマった)。
deviceに対するsemanticsと違い、userlandに対するsemanticsはkernelだけでは完結しません。そこをよく注意しておかないと、現実には動かないkernelとuserlandの組合せを大量に作っただけで終わってしまう恐れがあります。
Open Packages [openpackages.org] (BSD 系) や,OpenPKG [openpkg.org] (RPM 系) というのもあるみたいですね.
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
Debian NetBSD != BSDシステム (スコア:2, 参考になる)
個人的にはこっちに期待しますが...
Debian NetBSD [sourceforge.net]のWhy Debian NetBSD? [sourceforge.net]によると、
とあるので、NetBSDへのdebパッケージの移植というよりは、
NetBSDのカーネルをGNU/Linux的な世界に持ってきた
と判断した方がいいかも知れません。
むしろ、Oliver氏のコメントにあるように
が目的だと思います。
semanticsの組み合わせ問題 (スコア:2, 参考になる)
選択肢の広さをそのまま長所と信じてしまう人がよくいます。しかし、ことkernelの問題になった場合、特にuserlandから見たkernelのsemanticsが従来よりも狭い方向に変わってしまうといろいろ問題を引き起こします。
例えば、NetBSDのsetgid(2)は、effective gidにはsetgidできないという制約を持っています。これはSolarisなどよりも厳しい制約です。したがって、permissionが2555なものを実行する場合にsetgid(2)が機能しない場合があります(わたしはsendmail 8.12でハマった)。
deviceに対するsemanticsと違い、userlandに対するsemanticsはkernelだけでは完結しません。そこをよく注意しておかないと、現実には動かないkernelとuserlandの組合せを大量に作っただけで終わってしまう恐れがあります。
他にもいろいろ (スコア:1)
Open Packages [openpackages.org] (BSD 系) や,OpenPKG [openpkg.org] (RPM 系) というのもあるみたいですね.
Re:他にもいろいろ (スコア:1)
進めているようです。誰か使ったことある人はいませんか?
# それとも現状では使いものになるレベルではない?
Re:他にもいろいろ (スコア:0)