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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
進化”学”と遺伝学の統合 (スコア:0)
まあ数式が分かりにくかったんでしょうけど。
元来近いところにありそうなのに意外と離れてるんですよね。
DNAの変異は個体レベルではランダムに起きる物と考えられるので、進化の過程で特定の
Re:進化”学”と遺伝学の統合 (スコア:2, 参考になる)
>その割りにはメンデルの遺伝学が理解出来なかったそうです。
>まあ数式が分かりにくかったんでしょうけど。
いえ単に「遺伝子』という概念が知られていなかったからです。
ダーウィンの『種の起原』を読むとダーウィンの発想の根拠が鳩の育種にあることが分かりますが、
鳩の育種は種の分化とはある意味何の関係もないので今評価すると進化論は非常に危ない橋を渡って
いたのだな、と思わされます。
>致命的な変異が残らない、変異の少ない領域があるのは分かるのですが、逆に変異しなければ生き残れない
>変異せざるを得なかった領域がある、これはものすごく興味深いことではないでしょうか。
これは淘汰圧としてよく知られている現象ですよね。
ほ乳類でも免疫抗原反応に関わるHLA領域では強い淘汰圧がかかっているようだということは以前
から報告されていますね。
今回の報告では結局のところチンパンジーと人ではこの染色体に限っては予想通りほとんど違いが
ないということになってしまったようです。
せっかくDNAマイクロアレイまで買って実験したのに遺伝子の発現量ではせいぜい1.6倍程度の差が
みられただけのようですし。(著者らはsignificantな差だと書いていますがそこまで言えるかどうか
・・・)
正の選択圧がかかっていそう、という遺伝子も報告されていますが、統計的に確定できるほどまで
ではないとのことです。
kaho