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SRB-Aの燃焼試験で事故原因をほぼ特定」記事へのコメント

  • 失敗 (スコア:2, すばらしい洞察)

    by yanagi (6075) on 2004年07月08日 1時11分 (#584954) ホームページ 日記
    失敗~原因特定
    のサイクルで早く“現実的な用法”が出てくるといいなぁ。
    失敗を実機でしか出せない予算が恨めしいけど……
    --
    やなぎ
    字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
    • 10秒の差 (スコア:3, 参考になる)

      by SS1 (6823) on 2004年07月08日 1時47分 (#584974) ホームページ 日記
      JAXAプレスリリース [www.jaxa.jp]によると,点火後,約51秒頃に破孔したようですが,事故時は打ち上げ後62.2秒で温度異常を検出しているんで,この10秒の差は,前回より酷い結果といえそうです。(SRB-Aの点火は,リフトオフと同時)

      あと,事故原因をほぼ特定というよりも長崎新聞 [kyodo.co.jp]に書かれているんですが,改めて(検出できなかった)欠陥が疑われることになるかもしれません。

      ともあれ,やって良かった実験ですよね。あんだけ欲しかった実機の再現結果ができたわけですし。すでに,少ない情報から事故原因を断定したjaxaや宇宙委員会には酷ですが,気持ちをリセットして,あらためて原因追及をしてもらいたいものです。実機から訴えかけられるものは,やはり推定とは違う気がします。

      しかし・・・ この結果からいえるのは,SRBも型式認証試験だけでなくて,打ち上げ毎に同形予備エンジンを一機,用意して受け入れ試験をしなきゃってことになると思うんだけど・・・
      --
      斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        予算が無いんだからどうしようもないでしょ.
        実用衛星の予備機さえ準備出来ないんだから.
        政府は最初から宇宙利用する気が無いんですよ.
        • Re:予算が無い (スコア:2, すばらしい洞察)

          by SS1 (6823) on 2004年07月08日 3時31分 (#585027) ホームページ 日記
          実用衛星はロケットなんかより,ずっと高いんで・・・

          たとえば,情報収集衛星は1セット2000億円。H-IIA打ち上げコストは95億。SRB-Aは・・・ 5億くらいだっけ? でもって,毎回実物を一個使って地上試験をした場合の障害検出可能性は3分の1。単純にリスク計算すれば,地上試験を毎回やったほうが予算的にもお徳ってことになるんじゃなかろか。
          --
          斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
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          • Re:予算が無い (スコア:3, 参考になる)

            by kz78 (20202) on 2004年07月08日 4時16分 (#585034)
            代替機を製造することを考えると、開発費は必要ないので今回の失敗による損害は衛星製造費約600億円です。
            さておき、毎回実機試験をするよりも、開発時に十分な燃焼試験をしていれば事足ります。(一品もの・使い捨てなので同時製造のものが正常燃焼しても当てになりません)
            途中で何度も設計変更をしているにもかかわらず、設計確定の燃焼試験を一回しかしていなかったわけで、最初から十分な地上燃焼試験をしていれば、今回の不具合は見つかっていたはずです。
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            • 事前に充分にやるのが良いのかどうか。その場合は設計ミスだったって前提ですよね。

              私は,毎回,受入検査を行える液体エンジンとちがい,燃焼試験が出来ない固体ロケットは,品質維持が困難だったと見てます。そこで,定期的な抜き取り検査として。SRBを5~10本使うたびに一回くらいの割合で,実物大の地上燃焼試験が必要なんじゃないかと。

              あとはそれを行うための予算を執行する裏付けとして,故障モード影響解析(FMEA)などの評価基準を構築していくこととか。たとえば,予算の限り,なんでもかんでも試験するんじゃなくて,リスクと予算のバランスを見て「ここで燃焼試験が必要」というポイントを上手く決定できる能力を育てていかないと,それこそ品質があがらないんじゃないかと。

              #あと,予算が無い・・・ で思ったんですが。JAXAは,今回の試験で,まさか再現するとは思っていなかったでしょうから,この結果を受けた調査予算が,ちゃんと組まれるかってのも,けっこう気になります。予算も人もつけずに「何ら新しい知見はなかった」で終わったらシャレになりません。
              --
              斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
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        • by Anonymous Coward
          予算を一年間我慢しよう。
          そして、適当な宇宙関連特殊法人を沢山作り、役人の天下りの受け皿を作るのだ。
          きっと、見違えるほど金が回ってくるだろう。
          • by nim (10479) on 2004年07月08日 10時53分 (#585177)
            天下った人の人件費分は回ってくるでしょうが、開発のための予算が回ってくるとは限りません。

            やはり○○重工からの政治献金や、広報ビデオの慣習費などが欠かせないかと。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            >そして、適当な宇宙関連特殊法人を沢山作り、役人の天下りの受け皿を作るのだ。

            有力議員サンを複数名、宇宙族議員に改宗させるのが最も効果的と愚考。まあ、そのための受け皿といういみであれば賛同。

            #何か違う気がするが、この国のやりかたとしては王道だと思われる
            • by onyonyo (15599) on 2004年07月08日 17時51分 (#585510)
              >有力議員サンを複数名、宇宙族議員に改宗させるのが最も効果的と愚考。


              議員さんが、手をつないでUFOに語りかけている姿を想像してしまった。

              #それはそれでいいかな。


              冗談はさておき、結局「宇宙開発」を声高に叫んでも票にならないことが原因と思われる。つまりは有権者の意志の問題。

              #迂遠なもんなんです。民主主義とは。
              親コメント
          • by Anonymous Coward
            回ってきたお金は殆ど役人の給料に化けますので、トータルで
            悪化するのではないかと。
          • by Anonymous Coward
            この国には土建屋を半減してもまだ多いほど数がありますので、新たな法人を作っても予算はそれほど増加しません。むしろ、開発に使える予算が天下り役員の給与などで大幅に削られてしまうので無駄な努
    • by poundcake (11852) on 2004年07月08日 1時45分 (#584972) 日記
      よく知らないで言いますけど、実機大での試験は不要だという調査部会の結論って、予算が少ないということで*のみ*正当化されるんでしょうか?
      思いつく実験はしたほうがいいんですから、いっそ最初から人が乗るようにすれば(怖
      人が乗るのに実車実験をしてなくて責められてる会社 [asahi.com]
      親コメント
      • ストーリーでリンクしてる共同伝 [yahoo.co.jp]は,実験前にかかれたものなんですね。 で,今回のは,その特別会合の結論を受けて行われた実験ということ。

        その同会合の井口委員長は特別会合 [mext.go.jp]の5回と6回で,議事録に残る形で「地上試験の充実」を要請しています。

        【井口委員長】 第4章は焦点がはっきりしない。焦点として2つ挙げたい。一つはシステム信頼性管理技術の重要性。信頼性は事後にしか分からないものだが、それを如何に最初にどうやって明らかにしていくかという手法、技法が重要。通常の品質管理と同じところもあるが一段上を行く必要もある。もう一つは、実証試験の重要性に対する認識が低い。一部に、何が分からないかも分からないまま打ち上げて、失敗して初めてわかるということがある。それがわかるとしたら地上での試験である。それを基本的な常識として欲しい。宇宙のことを地上で試験するというのは非常に困難。何とかできているのは熱と真空のみである。困難だからといってやらなくていいという方向に行ってはならず、何とか工夫して、試験設備を充実していくなどのことが必要と考えている。

        【桑原座長】 よく検討したい。時間も限られた中で書いており少し冗長なところもあった。ただ、今の話から思ったのは、通常の宇宙開発委員会の活動としてやっていることを敢えて挙げてくれということか。

        【井口委員長】 意識改革というか常識にして欲しい点のことである。

        【山之内理事長】 井口委員長の意見に異論はないが、現実としてお金と時間の制約がどうしてもある。現実に何ができたか、と考えてみると制約があって動けなかったところがある。趣旨は良く分かるが、現場の悲鳴としてお伝えしたい。
        -- 特別会合,第6回議事録より


        こうなると,JAXA山之内理事長の立場は,ジーコ監督がアジア杯で一次予選敗退したようなもんです。とても,きびしいことになりそうです。
        --
        斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
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        • >こうなると,JAXA山之内理事長の立場は,ジーコ監督がアジア杯で一次予選敗退したようなもんです。とても,きびしいことになりそうです。

          6月9日出されている役員の処置について [www.jaxa.jp]では軽い気もしますね。逆に地上試験があるから、処置を先に済ませてしまってこれ以上いろいろ言われない立場へ逃げたとも。内規による厳重注意で、給与の自主返納が処分と言えるのでしょうか?
          --
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          • 「厳重注意」ってのは要は「お咎め無し。でも対外的には処分されたって事にして」って事だよね。紙切れ一枚渡されるだけに過ぎないんだから。
            給与の返納にしても十分に高給取りなのだから生活に影響がある訳でもなく定年時に備えてのどうせ使いきれない貯金の額が減るだけだし。
            結局は痛く無いヤツに痛く無いように処理しただけ。
        • by Anonymous Coward on 2004年07月08日 8時50分 (#585081)
          議事録には井口委員長の「ノズル内の浸食をゼロにしなくてはならない」発言は記録されてないんですね。
          http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/312344
          僕は、バグをゼロにしなくてはならない、なんて言われたら逃げます。
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          • by ytateyama (9050) on 2004年07月08日 10時22分 (#585151)

            >議事録には井口委員長の「ノズル内の浸食をゼロにしなくてはならない」発言は記録されてないんですね。

            それくらいの気概で開発に臨む体制を作れという事ではないでしょうか。 今回わかったのは、簡単に再現できちゃうほどひどい間違いをみすみす見逃すことになったプロジェクトのマネジメントに問題ありということなのではないでしょうか。 予算が少ないのであれば、予算計上に「失敗」している事実をしかるべき人に認識してもらう必要があるでしょう。

            > 僕は、バグをゼロにしなくてはならない、なんて言われたら逃げます。

            バグをゼロにするために必要な人と金と時間を上司に理解してもらいましょうよ。あるいは、個々の問題に人、金、時間を投入するより、研究開発に金と時間を出したほうが、もしかしたら結果的に利益率が高いかもしれないし。べつに自分らがやる必要はなくて、金と時間さえあれば、よろこんで研究するような輩がそのあたりにうようよしていますよ (^_^)。その際に「も」リスクを考えていただねばなりませんが。

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          • バグをゼロにしろというよりは、データベースが永久に使えるように無限大のストレージを用意しろ、という方が近い気が。まぁ、いずれにしても無理難題には違いないけど。

            機械っつーのは使えば減る部分は必ずあるんで、車などは定期交換部品というのがある訳。最近は長寿命化によるメンテナンスフリー化というものもあるけど、それだって「機械全体として設定された寿命の間は、要求された性能を満足できる」だけであって、損耗がゼロになる訳じゃない。

            • >損耗がゼロになる訳じゃない。

              あなたのご高説がなくとも、その程度の話は井口先生は先刻ご承知ですよ。まさに釈迦に説法。それに、ちゃんと元記事 [nikkeibp.jp]を読みましょうね。このあたりのくだりで問題になっているのは、マネジメントなんですよ、きっと。管理側はまぁ、自分らの責任はとらないに越したこたーないですわな。それを説き伏せて、まっとうな開発体制にしようと腐心なさっていると。

              >その程度のことが理解できない人間が宇宙開発の方針を決めてるのか…

              その程度の文章が理解できない人間がこんなコメントを書いているのか…、って匿名臆病者だし :-)。

              親コメント
              • 日経の元記事を読んだ限りでは井口氏は他の委員からの指摘があるまで、ご承知であったとは思えませんが如何

                むしろ指摘を受けてもそれに納得したかどうかすら怪しい。ほんとにご承知なの?
              • by ytateyama (9050) on 2004年07月08日 13時13分 (#585294)

                > 日経の元記事を読んだ限りでは井口氏は他の委員からの指摘があるまで、ご承知であったとは思えませんが如何

                僕も会合に居たわけではないし、井口先生が御存知かどうかを判断するのは、あの記事だけでは難しいでしょう。何でもそうですが、情報源一つだけで、物事を判断しないほうがいいですよ。あれは記事なので、その筆者の色眼鏡を拭えないし。本当に先生がソレを御存知だったかどうかを問題にしたければ、少し調べてみると良いのでは? 蛇足ながら申し上げておきますと、機械工学というやつは、何かやろうとすると、機械力学、材料力学、流体工学、熱工学と、幅広い知識が必要で、先生は大学で教鞭をとっていた方です。それに、研究室ではどういう問答をして学生に仕事をさせるかについては、百戦錬磨でしょう。まぁ想定問答として、

                • 委員A:「ノズル内の侵食は不可避です」
                • 井口先生: 「じゃあせめて破れないノズルを作ったら」
                • 委員A:「無理です。侵食具合は予測不能です」
                • 井口先生:「そんな考え方ではロケットはおろか自動車も走らないよ。侵食をゼロにしてやるくらいの気概で設計に臨むことが必要じゃないの」
                • 委員A:(ぶちきれて)「技術的に浸食がゼロになるということはありえない!」
                • 委員B: 「まぁまぁ、ノズルの形状を変えれば…」

                なんて問答が容易に思い浮かぶのですが…いや、これはあまりにもアレなので、もうちょっとソフトだったでしょう。いずれにしても妄想の域を出なかったりしますが。:-)

                それに、ノズル破れよりももっと大きな問題として、ノズル破れ問題を見つけることができなかった開発体制が議論の焦点だったのではないでしょうか。それを指摘するために、細かい議論をしていたと考えられます。

                親コメント
              • >蛇足ながら申し上げておきますと、機械工学というやつは、何かやろうとすると、機械力学、材料力学、流体工学、熱工学と、幅広い知識が必要で、先生は大学で教鞭をとっていた方です。


                周囲の教授達を見ていて思うこと。

                「大学で教鞭をとるようなヤツを信用するな(笑)」

                #この先生がどれほど優秀な方かは知りませんが、ノーベル賞学者ってやつを見ていても上の文句が出てくるのですが。

                親コメント
              • ノーベル賞って、賞のなかでは格が下の方だからねえ。
              • 今、宇宙開発委員長に求められているのは、早期かつ確実な打上げ再開への指導。
                井口せんせいさんがどれだけ優秀でいらっしゃるのか存じあげておりませんが、
                議事録を見る限りではどうやら人選ミスだったよう
              • 名乗れぬ臆病者が吠えますなぁ。

                > 早期かつ確実な打上げ再開への指導。

                早ければいいって問題じゃないでしょ。そこらのメーカーの納期間に合わせ仕事じゃないんだから。全然規模も違うし。ろくに検証せずにがんがん組み立てて飛ばして、ああ、また飛びませんでした、じゃぁ駄目なんですよ、そろそろ。 たしかに、後継衛星を打ち上げなければならないという差し迫った事情はあるけれど、それも念頭に置いた上での議論だったというのは、議事録にも書いてありますよね(例えば、これ [mext.go.jp]の一番下のほうの井口委員長の発言)。

                >議事録を見る限りではどうやら人選ミスだったようで。

                これだよ。第三者に理解してもらえそうな論拠を何も示さずに決め付け。しかも、まだ委員会の評価を下すことができる時期でもないし。

                > 旧型の燃焼試験、やらないよりはマシだろうけど、今やらなければいけない事だとは思えない。

                あんた、もしや全然わかってないのか?こんな明らかなミスをチェックできていませんでしたって事を実験により誰でもわかるように明らかにした、というのはすばらしい成果でしょう。これで、ろくに技術を知らない机上の空論だけの文系お偉いさんにでも、誰にでも、ああ、これじゃ駄目だということがわかる。すばらしい事じゃないですか。組織の膿は早めに徹底的に出しておかないと、後々まで同じ過ちを繰り返しそうですよね。

                親コメント
              • >もともとわかってましたよ。(略)
                >H-IIA本体になかなか搭載されなかったのは、予算不足以外の何者でもなかったんですよ。

                不足していた予算や時間を優先してしまった原因を辿れば、結局は認識が甘かったからという事へ行き着きます。分かってはいましたが、所詮可能性だったため、その甘い認識とコストを比較した結果、そのまま行くことになってしまったのでしょう。

                >エンジニアリング的には全く無意味でしょう。

                今回の実験で初めて実際にその「可能性」が「現実」の事として具体化されました。行ってきた対策の妥当性を証明できるという点で、エンジニアリング的にも非常に価値あるものになると思います。エンジニアリングというのは、ただの物理法則の知見の集まりではないので、分かっていたから無意味という事にはなりません。
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              • >それで何か問題でも?

                与えられた予算内でのあの決断は問題視していません。そのような決断をせざるを得なかった少ない予算を問題視しています。

                >H-IIAの開発に伴うあらゆる試験を3倍以上やっていたら、開発コストは幾らになっていたんでしょうね。

                知りませんが、それだけの試験に予算を付けるのが当たり前でしょう。なにも全て3倍以上やらなくても、SRB-Aのように明らかに怪しい結果が出ていて、技術者から「もっと試験しよう」という指摘がある箇所だけでも良いのです。

                >今回の実験結果は次の打ち上げにとって何の役に立つのでしょうか。

                今回の改良によって、次の打ち上げが6号機と同じ原因で失敗するリスクが下げられたという事を、精度良く言えるようになります。この価値お分かりですか?

                >同じ燃焼試験なら改良型ノズルの試験をした方がまだ有意義だと思います。

                SRB-AのケースにSRB-A2のノズルを付けて試験ですか?そんな存在しない組み合わせの試験こそ無意味では。
                親コメント
              • > どこが怪しかったかなんて、事故が起こってみなければわかりません。

                ところが今回の場合、怪しいことは分かっていたわけで、それが問題なんです。私の文章も紛らわしくて反省していますが、何でもかんでも試験しろと言っているわけではございません。

                >もう使わないSRB-Aの試験をするくらいならSRB-A2の試験をした方がまだ有意義だと主張しています。

                燃焼試験にも使わないSRB-Aはどうするんですか?解体ですか?解体費用は?
                試験のコストの内訳はよく分かりませんが、本体価格を除いた人件費や設備費だけで得られる成果としては有り余る価値があったと思います。
                親コメント
              • >6号機の失敗があるまでは、SRB-Aだけが特別怪しいと考えている関係者はいなかったと思います。

                やばいと思っても、言い出しにくい雰囲気だったと聞きますけどねぇ。「責任は持つから気づいた事は言え」というリーダーが居なかったというか。真相は分かりませんが。

                >遅れた分の予算は無為に消費されているといっても過言ではありません。

                この試験のような成果を挙げて遅れているのなら、「無為」とは思いません。

                >打ち上げ再開後にデータ取得目的で余剰SRB-Aの試験するのであれば何の問題もありませんが。

                そんな事をしたら、たとえ成功したとしても「まだ懸念事項が残っていたのに打ち上げたのか」と衛星側からクレームが来ますね。重ねて言いますが「懸念事項」とは「対策の妥当性」です。お客様の衛星とロケットとどっちが大切なのですか?(オフトピ気味ですが)
                親コメント
              • >既に解明された失敗のシナリオ

                この試験なしに、どうしてあんな報告書を信じられるのか分かりません。M-Vも含めた固体ロケットモーターの内部混層流とエロージョン問題が如何に複雑で未解明かご存じですか?サブスケール試験とかやってますが、ちっとも再現されておらず、結局色んな要因が重なったとお茶を濁しているだけに見えました。今回の結果も厳しく見れば予想より穴が大きすぎるように見えますし、定性的にはともかく、定量的な「解明」には程遠いと思います。
                親コメント
              • うーん、どうも信頼性に対する考え方に根本的な相違があるようですね。
                親コメント
              • ノズルが浸食を受けるのは設計の内
                侵食が想定を超えて開孔するのは想定外。

                このとき、なぜ侵食が想定と違ったのかを明らかにしないと信頼性は上がらない。
                確認されているのは「侵食が想定以上に進むことがある」ということだけで
                「なぜ侵食が想定と違ったのか」の答えはまだない。
                これがわからないと、ノズルの肉厚をどれだけ増やせばいいのかも判らないし
                形状の再設計をするにしても、今までの設計のどこを改良していいかわからない。

                ノズルの侵食がなぜ計算値と違ったのか掴むまで、次があがることは
                ありえないでしょう。
                親コメント
              • > たった1回の燃焼試験でこんな断定的な発言はできないと思うのですが。

                システムが正常に動かないことがあることを示すには一回の失敗で充分です。 システムが正常に動くことを示すためには膨大な試験が必要ですけどね。 私が断定しているのは、失敗がお偉いさんにもわかりやすいということだということをお忘れなく。

                >遅くて良いものでもありません。

                打ち上げ失敗による、衛星と時間の損失、信用の失墜を考えると、イケイケドンドンというわけにもいかんでしょう。 金はともかく、信用は、一度傷がつくと、回復は容易ではありません。

                > 原因は既に特定され対策も出来ているのに、

                失敗の対処だけできればいいというものではありません。次に失敗しないためには、対処技術のような浅い所でなく、もっと深い所の検証が必要だということです。

                >井口語録の作成は他の方にお任せするとして、

                sigh. 肝心の論拠がこれですか。

                >どんな時期がきたら評価を下すんですか?

                少なくとも次の打ち上げまでは、評価する時期ではないと考えられます。

                親コメント
              • > もともとわかってましたよ。

                あのねぇ、普通はこの状態を「わかっていなかった」って言うんですよ。 本当に破れる所まで予想できていたとでも言うのですか?本当にわかっていたなら打ち上げを止めるべきでした。 打ち上げ失敗による損害は、金、時間、信用共に甚大なものでした。

                > だからこそ、新型ノズルの開発がとっくの昔(それこそ、H-IIA F1打ち上げ前)から行なわれていたわけで。

                新型を開発していた事と、「わかっていた」事とは直接関連は見受けられません。 もしわかっていたら、さっさと新型を投入できるよう動くべきで、そうなっていなかった以上、やはり「わかっていなかった」と言わざるを得ません。 SRB-A がダメでも SRB-A2 でいいじゃんくらいにしか思っていないようですが、SRB-A の失敗をきちんと予見できていなかった組織が作った次のシステム SRB-A2 がうまく動くと、そのまま思う人は、jaxa 関係者と jaxa ファンくらいのものです。 本当に今まで行なわれてきた実験は正常に行なわれてきたのか、実験結果の評価は正当だったのか、機材の選択方針は正常だったのか、そのあたりまで検証が及んでも仕方のないことでしょう。

                > 予算不足以外の何者でもなかったんですよ。 打ちあがってるものの改良に対してほとんど予算をつけようとしませんでしたからね。

                もともと、低予算で打ち上げられることが「売り」になっていましたからね。でないと国際的競争力がないとか。 予算がないのはあたりまえです。 そういう中で、あの人々は働かざるを得ないわけです。 予算のない中で、何回も SRB-A の燃焼実験をやって、せっかくエロージョンを見つけたのに、パッチ当てのような対処でオッケーと判断したのが運の尽きだったのかもしれません。 そもそも、これ [sfo.jaxa.jp]の21ページで、

                > 浸食が外壁に達する確率を計算し、アルミニウム製ノズルホルダ外壁に浸食が達する確率は0.3%未満(H−IIA1機あたり)、補強CFRPパネル外壁に達する確率は0.02%未満(同)であることを確認した。

                なんて書いてあるけれど、この確率がまた我々の感覚とマッチしません。2回連続も起こっているのに、まだこのような確率を出すとなると、その数字は、本当に正しく計算されたものなのか、そもそも彼らの考える信頼性って何なんだろうという気になってきます。 そしてその人々が作る次の機械がちゃんと動くかどうか、疑心暗鬼になっても仕方のないところでしょう。

                > エンジニアリング的には全く無意味でしょう。

                だから、エンジニアリングの問題じゃないんだって。プロジェクト管理、開発哲学(信頼性についてどう考えるか)が問題になっています。

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            • マージンを性能側でなく安全側に振ったらどうだってレベルに聞いたんですが。
              現場の人間と外部の人間の表現は異なることが多いのでそれなりに翻訳して意図を汲み取らないとアカン。
        • # ここだけ議事録を切り出して、チャチャ

          委員長・座長・理事長と長のつく人しか集まらない会議ですか?これは
      • by kz78 (20202) on 2004年07月08日 3時59分 (#585031)
        思いつく試験を全部やっていたら、予算がいくらあっても足りませんよ。失敗によって失われるのも税金ですが、試験で消費するのも税金ですから。試験をしなかったことによって起こりうる不利益と、試験をしたことで得られるデータを天秤にかけて、見極めないといけません。(今回の場合はその見極めが甘かったのではないかということ)
        事前に全ての不具合を出し切れるわけもないし、無人なのだから、ある程度は実際に運用しながら不具合を洗い出すのは当たり前なのです。
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        • by Anonymous Coward
          >思いつく試験を全部やっていたら、予算がいくらあっても足りませんよ。

          いや、思考実験はタダでできるのでは?

          思いつく限り、見直してみるって大事だと思うぞ。

          つっこみ大歓迎ってか(^^;
      • by Anonymous Coward
        リンク切れてるし、正直意味がわからん。言いたいことは、調査部会逝ってヨシってこと?
    • by jizou (5538) on 2004年07月08日 3時26分 (#585025) 日記
      今回の実機での確認はかなり有効なのではないでしょうか?

      急がば回れ.. といいますが、焦らずに確実に原因を究明して欲しいと思いました。
      人間の想像力には限界がありますから、必ず実機で確認しておかないとだめですよね。
      今回実験に使ったエンジンを使っていたら、どうせ失敗していたでしょうし..
      親コメント

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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