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導電性プラスチックで幅0.3nmの配線技術」記事へのコメント

  • タレコミではCPUへの応用なんかを期待してますけど、配線抵抗はどのくらいになるのでしょう?

    金属シリコンでは抵抗が高すぎるのでアルミを使ってるような物に対しては、
    おそらく抵抗がかなり高いと思われる導電性プラスチックは配線材として使い物にならないような気がします。
    • by phason (22006) <mail@molecularscience.jp> on 2004年07月14日 12時56分 (#588985) 日記
      最終的にはゼロです.
      究極の姿としては,単分子内にスイッチやらトランジスタやら
      全てを組み込んだ形になり,内部の電子移動はほとんどバリス
      ティックな領域(波動関数間での遷移で記述され散乱が無い)
      となりますので,抵抗と言うものはありません.
      #ただ,超伝導と言うわけではありません.

      通常の金属ですと電子に対してphononやら欠陥やらのポテン
      シャルによる散乱項が入りますが,分子サイズではこれらの
      寄与はほぼ無視できるため,散乱無くバリスティックに電子が
      流れます.この場合,抵抗は通過している分子の長さによらず,
      分子に電子が入るとそのまま向こう側から出てくることとなり
      ます.

      ただし,素子数が増えた場合には実際には散乱項が入ってくる
      でしょうし,素子と外界をつなぐ部分では量子抵抗h/(2e)^2が
      効いたりしますし,この辺の理論は細かい部分でまだ議論され
      ている最中ですので微妙な点を含んでいます.

      まあともかく,こういった分子素子で考えられているのは単電子
      or 少数電子で駆動される回路ですので,(いわゆるバルクな大きさ
      の配線と比べた場合の)抵抗の高さはそれほど問題になりません.
      親コメント

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