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遺伝子拡張:6種の塩基でタンパク質合成に成功」記事へのコメント

  • この研究は (スコア:3, 参考になる)

    いままでSFや先端分野の研究者では可能性が論じられてきていましたが、
    まさか本当に実現できるとは思ってもいなかったので大変にすばらしい
    研究といえるでしょう(ノーベル賞級?)。
    現実の生物は通常4塩基の組合せで20種類のアミノ酸と1つの開始信号、
    3つの停止信号をコードしていますが、6種類の組合せだと最大でおよそ
    1000通りのアミノ酸をコードできることになります。

    生体のなかにはタンパクには通常使われないアミノ酸も多いことから、
    暗号を縮合して適切なtRNAのセットを新しく作れば、アミノ酸生合成系を
    大きくいじらなくてもタンパクさせることは十分に可能だ
    --
    Eureka !
    • by Anonymous Coward
      素朴な疑問だけど、SやY塩基を足したDNAを
      既存の生物に組み込めばそれなりにやばい感じが....。

      コンパチビリティがない、っていうのはSやYを理解する
      tRNAがそもそもないから平気、って理解でいいのかな。
      • by memex (4261) on 2002年02月01日 11時11分 (#59232) ホームページ
        >コンパチビリティがない、っていうのはSやYを理解する
        >tRNAがそもそもないから平気、って理解でいいのかな。

        SやYがどういう塩基なのか、Nature Biotechnogolyのホームページ記事
        から辿れなかったのであくまで推測ですが、要約から判断するとisoG と
        isoC の組合せでは塩基同士がうまく対合しなかったが、Sを導入したヒト
        Ras遺伝子にT7ファージ由来のRNAポリメラーゼを作用させると、対応す
        る塩基にYが導入されたmRNAが合成され、さらにこれにSを導入したtRNA
        と組み合わせることで、3-クロロチロシンが組み込まれたタンパクが効率
        よく合成された、とあります。

        #一般的には S=G or C、Y=C or T なんですが、ちょっと違うみたい。

        とりあえず、今回の研究では既存の反応のうちの一部について塩基を置換
        してもタンパクが合成されることを確認したという段階なので、出来上
        がったものがどういう機能性をもつのか、という点はそれとは別にこれから
        具体的に検証する必要があります。

        SやYの塩基を含むDNAが既存の生物の細胞に導入されたとしても、塩基の
        対合がうまく行かずにさっさと淘汰されるでしょうし、無理やりゲノムに
        組み込んだところでtRNAがなければ翻訳されないし、そのような部位は高頻度で
        誤対合を起こして既存のゲノム情報を撹乱し、生存を脅かすことになるでしょう。

        要は、組み込まれること自体考えにくいし、よしんば成功しても遺伝子が
        機能する仕組みが細胞側になければ発現しない、ということです。
        --
        Eureka !
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