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オタキング氏が読んでいたかどうかはわかりませんが、ハリウッド映画のシナリオが実は定型化されていることは、Syd Field "The Screen Writer's Workbook" [amazon.com](邦訳は別冊宝島144『シナリオ入門』 [amazon.co.jp]
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:2, 興味深い)
自分の映画の試写会に監督が足を運び、
ストップウォッチ片手に客の反応をメモってるシーンが
かわぐちかいじの「アクター」にあったけど、
あれは本当のことらしいから。
客がどのシーンに反応したか、じゃあそのシーンの何に反応したか、
反応したそれは、別の撮り方をすればどうだったか、その時の現場の空気は?
回したカメラは?食った飯のメニューは?
とまあ結局選択肢として数学的に捉えるのは無理なんだろうけど、
いい監督ほど、その時その場で最良の「公式」を編みだしてゆくんだろうな。
ただそれは創り手の話。
こういう公式をひねり出した彼は、間違いなくネタとして出したんだろうけど、
どうせネタなら、被験者募って検証してみるとおもしろかったのに。
人間の感性、案外ステレオタイプだったりするから、
以外とマッチしたりするかもよ。
Re:創り手にとっては笑いごとでなく (スコア:0)
オタキング氏が読んでいたかどうかはわかりませんが、ハリウッド映画のシナリオが実は定型化されていることは、Syd Field "The Screen Writer's Workbook" [amazon.com](邦訳は別冊宝島144『シナリオ入門』 [amazon.co.jp]
というか (スコア:1)
いま、映画とかは作品というよりは消費される映像商品なんだから、いちいち本当に独創的なものを作っていたら量産できませんし、観客が集まるか集まらないかわからないようなギャンブルをする作品は本当に数少ないわけで。だから、特にハリウッド製の映画やその模造品をありがたがるようなのは、ほとんどがおこちゃまですわな。
Re:というか (スコア:1)
映画がよい出来であるかどうかというのは別レベルでしょう。
ハリウッド製でもなんでも、名画とされる映画の多くは
話自体は判で押したようなものが少なくないです。
つまり、 (スコア:0, フレームのもと)
じゃ、シナリオなしで前編アドリブで映画作ったほうが、経費がかからなくて今のハリウッド的にはすばらしい映画、ということだねぇ。時代は変わってるんだね。失礼しました。いや、ほんとに。
Re:つまり、 (スコア:2, すばらしい洞察)
私はそこまでは言い切りたくはないけど、気持ちはわかる。
ってか、「映画の出来とシナリオの出来」とは言ってないでしょ。
「定式である=出来が悪い」という前提に親コメントの人は立ってないんだからさ。
というか「映画の出来」なんて言葉だからすれ違うんで、「自分の満足感」くらいにしといたほうがいいんじゃないの?
「シナリオが定式だというだけでつまらないと感じる」ってひとも居れば
「定式であっても、そのワクの中で良くできた映画は評価する」ってひとも居るでしょ。
……話は少し変わってしまいますが。
前者から見たら後者は「本来駄作と見なされるべき作品を持ち上げて映画界全体のレベルを下げる悪者」って言われるのかな。
今の萌えアニメ批判(悲観)みたいに(苦笑)。
でもそれは結局、「どんな革新も続ければマンネリになる」ってことの一面でしかないと思うんだけどな。
Re:つまり、 (スコア:0)
Re:つまり、 (スコア:0)
出来の良いシナリオだから「定型」として活用されるんでしょ。
Re:つまり、 (スコア:0)
全編アドリブですね。
出来上がったものは・・・まぁ、なんと言うか、アレでしたが。
最近じゃ「スチームボーイ」の前後の繋がらなさが、これ
アドリブってゆーか行き当たりばったりで作ってんじゃねぇの?
と疑いたくなりましたが。