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たしかに、現代では月はscienceの対象でもありますけどね。当時はscienceなんて考え方はなかったわけですし。
それに、scienceという考えかたが誕生して以降も、何がscienceの対象かということも変化してるわけだし。そういう意味では、歴史上、scienceの対象とはならなかった物なんてなにもないのかもしれません。一方で、現代の生活において、身の回りにあ
それから、整合性ということで言えば、どのジャンルの文学であっても、内部で整合性
普通に知覚できる日常とはかけ離れた世界、 そしてそこの住人をどれだけ描けば SF足りうるか?ということでしょうか。
「普通に知覚できる日常とはかけ離れた世界」というだけなら、天国や地獄や仙人や天女や魔法使いだってそうです。でも、仙人や魔法使いが出てくるような話をふつうSFには分類しません(おとぎ話とかファンタジーに分類されると思います)。それは、SFの「
だって科学という考え方が存在しなかったんだもん、竹取物語に科学知識のバックグラウンドを求めるのがそもそも無理。
たとえば、宇宙ロケットの科学をまったく知らない人でも、宇宙ロケットは科学技術によって実現されたものであり、科学技術が進歩すれば宇宙旅行がもっと身近なものになるかもしれない、と考えることはできますよね。一方で、科学技術が進歩すれば天国や地獄や仙人や天女や魔法や「一つの指輪」が
○「SF的要素」の定義 ・科学的な視点による考証を伴った仮定 ・仮定に対する科学的な視点による考証
まあそんな感じだと思いますが、ぼくはもっと甘い基準を考えてます。
たとえ「科学的な視点」がなくたって、「科学的な視点」に見せかけたものさえあればいいと思います。たとえばドラえもんの道具なんて、科学的な考証があるとはとても思えないけど、「科学技術の進歩により可能になる
別の枝で話題になってるけど、「SFは~だ」というのを決めてSFを どんどん狭めていくより、いろんな作品の中のSFっぽいものを見つけ 出して楽しむほうがいいんじゃない?
といっても、「ポケットベルや携帯電話...
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
日本ならではのイベントを考えてみよう (スコア:0)
Re:日本ならではのイベントを考えてみよう (スコア:0)
ハインラインの誕生日はなんと7/7、日本古典SFの傑作「竹取物語」の日です。
そこで、「伝承・神話の中のSF」といったテーマ設定はいかがでしょうか。
「人形つかい」つながりで攻殻機動隊関連ネタ、「愛に時間を」つながりでトップをねらえネタとい手もありますが、ちょっとありきたりすぎますから。
月だったらscienceか (スコア:0)
たしかに、現代では月はscienceの対象でもありますけどね。当時はscienceなんて考え方はなかったわけですし。
それに、scienceという考えかたが誕生して以降も、何がscienceの対象かということも変化してるわけだし。そういう意味では、歴史上、scienceの対象とはならなかった物なんてなにもないのかもしれません。一方で、現代の生活において、身の回りにあ
Re:月だったらscienceか (スコア:1)
別に科学=SFでもないと思いますよ。あくまで空想科学。現存する科学に縛られるものでもありません。作品内部で整合性さえきちんととっていれば、早い話が上手に嘘を積み重ねて、矛盾が無いのなら、それでいいんだと思うんですけどね。
もっとも、竹取物語の場合、ファンタジーとしても解釈できてしまうので、人によっちゃSFという認識にならない場合もあるかも?とは思いますが。
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
それから、整合性ということで言えば、どのジャンルの文学であっても、内部で整合性
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
そしてそこの住人をどれだけ描けば
SF足りうるか?ということでしょうか。
#書かれた時代背景とか作者の理念まで読み解くとなると
#文学者にお任せという気分ですが
#しきい値を決めることは科学的!かも、なのでAC
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
「普通に知覚できる日常とはかけ離れた世界」というだけなら、天国や地獄や仙人や天女や魔法使いだってそうです。でも、仙人や魔法使いが出てくるような話をふつうSFには分類しません(おとぎ話とかファンタジーに分類されると思います)。それは、SFの「
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
ええ、この境界というかしきい値というか、
それはどのくらいなのかなー、と思う次第で。
#描いてないならSFではない、というのは一つのしきいとは思うけど、
#ではどのくらい描けばSFなのだろう、とも思うわけで。
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
思われている作品までSFからはずれちゃったり、SFと思えないもの
までSFになっちゃうよ。極端な例を二つ挙げます。
アシモフのI, Robotは、ロボットが出てるけど、科学知識それ自体は
ほとんどバックボーンになってない。「三原則」という律法がメイン
テーマで、ロボットをゴーレムと呼びかえてもこの作品は成立しちゃいます。だからSFからはずれる?
ポ
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
だって科学という考え方が存在しなかったんだもん、竹取物語に科学知識のバックグラウンドを求めるのがそもそも無理。
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
うん、で、その科学の考え方ってのはどのくらいあれば、
SF足りうるのかなぁ、ってのが素朴な疑問なんですよ。
#とりあえず理解したことは、「科学」ができる前にSF作品はない、というしきいのあり方がありそう、と。
#そういう意味では、いつから、というのは決めら
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
たとえば、宇宙ロケットの科学をまったく知らない人でも、宇宙ロケットは科学技術によって実現されたものであり、科学技術が進歩すれば宇宙旅行がもっと身近なものになるかもしれない、と考えることはできますよね。一方で、科学技術が進歩すれば天国や地獄や仙人や天女や魔法や「一つの指輪」が
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
線引きは重要ではないんだけど、一つの線引きとして、書かれた時代背景?が重要らしい、ということはわかりました。
#つまりは、作品単体をただ読むだけではわからなさそう、という感想
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
もちろん俺も大いにロマンを感じます。
ですが、ここは敢えて「アレは良くてコレは駄目」を極力排除して……
○「SF作品」の定義
・「SF的要素」を全て
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
まあそんな感じだと思いますが、ぼくはもっと甘い基準を考えてます。
たとえ「科学的な視点」がなくたって、「科学的な視点」に見せかけたものさえあればいいと思います。たとえばドラえもんの道具なんて、科学的な考証があるとはとても思えないけど、「科学技術の進歩により可能になる
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
といっても、「ポケットベルや携帯電話...
Re:月だったらscienceか (スコア:1)
恋愛ドラマの否定となると、もっと多くの作品の否定になっちゃいますな。ちょうど手元に小松左京氏の「さよならジュピター」があるんだけど、これはSFじゃないのかな?(笑)
道具一つやシチュエーションくらいで、どうにかなるほど、安易なジャンルとも思えませんね。
基準にこだわってる人々って、ファンよりも周囲の人や外部の人々の様な?、ファン内で決まった基準なんか無いことに、周囲の方がムキになってるとしか思えない。
Re:月だったらscienceか (スコア:0)
>ファン内で決まった基準なんか無いことに、周囲の方がムキになってると
>しか思えない。
ファンか?と問われればたぶん違うと思うんだけど、
嫌いというわけでは決してないわけですが、
これはSF、これは違うといわれているのを見ると、
どういう風に読めばいいんだろう?と感じてしまうので、聞いてみたくなるんです。
自分はわかっ
Re:月だったらscienceか (スコア:1)
ハードSFなんかになると、確かにそういうのもあるとは思いますが(ホーガンの「揺籃の星」なんかは作者の真意が読めず悩んだが)、スペオペなんかだと、それこそ、「ダーティペア」(笑)だって含まれますからねぃ。
一つのジャンルではあっても、一枚岩ではないんじゃないですか?
自分にあったものを気楽に読んでれば、それでいいような?
ついでに言うと、新井素子の「絶句」なんて大半のSFからは逸脱しちゃってるし、ハーランエリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」なんかになると、内部的不整合のみで作品を作っちゃってますから、もはや何がなんだか。(ま、タイトルだけパクった安直な小説が流行ってるみたいですが)
と言った具合に、わりとアバウトなもんだと思ってます。