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ソースを見ろ -- ある4桁UID
紙が勝る点、電子が勝る点 (スコア:2, 参考になる)
純粋にユーザとしての使い勝手を考えた場合、
紙の利点
電気がなくても使える
コントラスト比が高い(見やすい)
少ないデータ量なら携帯重量も小さい
破損のリスクが小さい(濡らしても破いても読めなくなるわけではない)
ページを繰るのが速い(ぺらぺらめくってザッピングしやすい)
直接書き込み可
電子の利点
検索しやすい(辞書や地図はこれが効く)
いくらでもコピーできる(できないこともあるけど、人に配ったりが簡単)
ということで私が思いつく限り、紙の利点はなかなか
電子媒体が越えることの難しいハードルだと思います。
もちろん双方にメリットがあるので両方の形態で存在し、
PDFのように画面上で見たりプリントアウトしたりと
両方で使いやすいように意図されたフォーマットが
重宝されるのもわかりますね。
じっさい「電気がなくても使える」には永遠に勝てないですね。
ほぼ無限に持つ電池ができれば気にならないかもしれませんが。
ネット上でただで手に入る情報を紙媒体で購入っていうのは
これからどんどん増えていきそうですね。
私が一番最初に認識したのはgnu Emacsのマニュアルかな?
Re:紙が勝る点、電子が勝る点 (スコア:2, 興味深い)
「電子媒体が不足している機能面」があるから、紙を選ぶ
という意見が多いようですが、「不便な機能のメリット」というのが
実は根本にあるような気がします。
■集中しやすい ⇔ハイパーテクスト
Webで読むか、活字が欲しいかの分かれ目は、量と集中力で決まる気がします。
ハイパーテクスト型の文書はドンドン辿れてしまうので、よっぽどのことが無いと
脱線してしまう。
知らない単語をgoogleで引きながら関連用語から周辺知識を系統的に習得する、
ってのは私もよくやるので、その点ではWebがいいと思うんですが。
一対一で作者のメッセージを受け止める、というオーソドックスな話の場合には
紙媒体がいい気がします。脱線しにくいから。
そういう意味では
・短いニュース系→Web
・作者が作る作品世界の消費→紙
に軍配が上がるという気がします。
■所有欲が満足される ⇔いつでも手軽にDL
なんとなく「モノを買う」という操作は、それだけで事態に参加している感じがする。
そういう参加感覚は手間がかかればかかるほど感覚は増大していく。
すなわち紙媒体のもう一つの「メリット」として「手間がかかる、面倒」
というのがあるんじゃないでしょうか。
離散的な電子メディアも想像しうるが (スコア:1)
一番の利点とされる「電気がなくても」ですが、これは緊急時の話であって、常態ではないでしょう。停電しても使えるとか、電気の供給が長期的に遮断されても使えるのは、確かに事実だしメリットだけど、通常のメリットではない。普段は、人工照明が事実上必須(これは少し上に書きましたが)。
紙(冊子)の利点は、供給や蓄積の、確立されたビジネスモデルにあると思います。本屋や図書館にいくと書籍が並んでいる。確実に離散的(電子メディアは、どうも連続的)。書籍は、データと表示機構が不可分に一体化している。その辺が分かりやすい。
#データと表示機構を一体化し、太陽電池(あるいは、めくる動作で発電とか)などで電源も一体化すれば、離散的な電子メディアのパッケージも想像しうる。コストは知らないけど。