SCO と IBM 間のライセンスで System V 由来の AIX からの Linux へのコード寄贈がライセンス違反だと主張している点についての IBM 側の見解。
SCO は派生物にも管理権限が及ぶと主張しているのに対して、元々のライセンス保持者である Novell が派生物への管理権限はないと発言していると IBM が反論している。
GPL に関してはおそらく関係ない。
>SCO と IBM 間のライセンスで System V 由来の AIX からの Linux へのコード寄贈がライセンス違反だと主張している点についての IBM 側の見解。 SCO は派生物にも管理権限が及ぶと主張しているのに対して、元々のライセンス保持者である Novell が派生物への管理権限はないと発言していると IBM が反論している。 GPL に関してはおそらく関係ない。
こういう資料が・・・・ (スコア:1, 興味深い)
さいしょから出してるとまずいのか?
以前見たハリウッドの裁判物映画で、一方が裁判に使う証拠資料は
他方にも開示しなくてはならなくて、隠し玉みたいに出してくるのは
できないという話だったのだけど、あれは映画での話だったのかな。
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:0)
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
会社が傾いてきて、金の引っ張りどころを探していたときに、
建て直しを請け負ったコンサルが「Linuxの著作権で行けるんじゃない?」と入れ知恵して、
いろいろ使えそうなネタをその目的にあわせて捻じ曲げて証拠として主張しだした、というところじゃない?
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:2, 参考になる)
> ありうるのは、契約時はSCO側も別に著作権をもらうつもりは無かった。
いや、それは 「Unix関連の権利が、NovellからSCOに移転された」との修正契約書見つかる [cnet.com] と矛盾する。
そもそも、このトピック自体が矛盾してい
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:0)
ってことで、契約文面上は譲渡されてないってことでしょう。
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:1)
俺、英語サイト翻訳して読む気になら無い奴なんだけど、「著作権の譲渡の契約が無い」と言うのはまだ決定では無いのだよね?
>Novellは5日に発表した声明の中で、「本日(修正契約書)を拝見したが、確かに有効なNovellの署名がなされており、多少分かりにくい部分はあるが、Unixの著作権の一部が移転されたとするSCO側の主張を裏付ける内容となっている」とした上で、「しかし、修正契約書は特許権の所有権については触れておらず、依然として所有権がNovellにあるのは明らかだ」と述べた。
http://japan.cnet.com
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:0)
「著作権だけは特別に移転資産から除かれた」とあるので、著作権に関しては、「移転しない」と明確に記述があったのではないでしょうか。
> 修正契約書には著作権の譲渡の記述あり。
「著作権
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:1)
修正契約書の話は2003/6/5にノベルが確認し、2003/6/6に記事が載ったのだよね。その約一年後でも....
>以前Unixを所有していたNovellは、OSの著作権をSCOに移転していないと主張しており、SCOは確認を求めて提訴に踏み切った。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069222,00.htm
2004/06/14
>後にその権利をSCOの前身に売却したNovellが、SCOが取得したUnixに関する権利には派生物の管理権は含まれていないと最近主張していることから、SCOに派生的権利を与え得るいかなる解釈も
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:0)
> 後者のこれってGPL感染の話?
> SCOに譲渡したことになっていたとしてもGPL感染した奴を譲渡したので、派生物の管理権限はSCOには無いみたいな話?
SCO と IBM 間のライセンスで System V 由来の AIX からの Linux へのコード寄贈がライセンス違反だと主張している点についての IBM 側の見解。 SCO は派生物にも管理権限が及ぶと主張しているのに対して、元々のライセンス保持者である Novell が派生物への管理権限はないと発言していると IBM が反論している。 GPL に関してはおそらく関係ない。
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:1)
「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、具体的には何なんでしょうか?
SCOの主張は、96年の修正契約書に基づいてNovellから著作権を譲渡された。
譲渡された自分の著作物に関してIBMとライセンス契約
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:0)
> 「Novell が派生物への管理権限はない」と主張している論拠って、具体的には何なんでしょうか?
おそらく、Novell 自身がまだ UNIX の著作権を主張している [cnet.com]からだろう。 ただ、それだと Novell は SCO に UNIX 部門の一部を売却しただけになるから、不自然な感は否めない。 全く知的財産を伴わない物に多額の金額を支払うはずがないという SCO の主張の方がまだ理解できる。
派生物への管理権限については、IBM が AIX のために開発した固有の機能である JFS なども権利の対象としていたため、という側面もあるとは思うが、 基本的なスタンスは著作権自体が譲渡されていないから
Re:こういう資料が・・・・ (スコア:1)
営業権とか暖簾代とか色々あると思うけど。
薬の特許だって切れても、安いジェネリック医薬品が市場を支配するわけでもない。
OSだとOS変更に伴うリスクが色々あるから、知的財産を伴わない物であっても良いのでは?
それに、自分が売る物に関して、自分が考えているより低い価格を提示されれば売らない。
Novellにとっては、縛りがあるのに多額の額が提示されたから売ったのかもしれない。
linuxやBSD系がここまでシェアを伸ばさずに、unixがサーバー分野でMSのwindowsのディスクトップの様な地位を保持していた可能性を考えると、縛りの条件があっても多額の金額を払うメリットはあったのでは?
>ただ、議事録を出してくるなら修正契約書の際の議事録を提出すべきで、Novell が表に出したくないものがあるのではないかと勘繰ってしまう。
俺もそう感じていたが、96年の修正契約書に95年の契約の無効が記載されていなければ95年の契約も生きている訳で、縛りを含んだ上での契約と解釈する余地は十分あるのでは?
なんとなくそっちの方向の解釈をされているのでSCOが不利な状況になっている気がする。
>また、System V は1980年代、Linux は1990年代であるから System V に関しては Linux のコード混入はありえない。
これ、可能性としては絶対ありえないのだろうか?
System Vの4は88年だが、4.2は92年や94年にも出ている。linuxは91年から開発していて、1.0が94年。
譲渡が行われたらしいのは95年96年。
混入はありえないような記事見たことあるけど....