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住基ネット侵入実験に関する専門家の発表に総務省が「待った」」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2004年11月15日 16時33分 (#652933)

    ヌーワ氏のブログの11月12日付部分を勝手に訳してみました。 誤訳もあるかと思うので、内容については 原文 [ejovi.net]を確認の上、議論の参考にしていただければと思います。

    ----ここから----

    2004年11月12日

    日本政府が私の講演を禁止

    http://www.ejovi.net/archives/2004/11/japanese_govern.html [ejovi.net]

    [住基ネットは日本の国民IDシステムである。 私は一年前、長野県のためにこのシステムのセキュリティ監査を行った。]

    長い一日だった。総務省、すなわち住基ネットを維持する日本政府が、 PacSecセキュリティカンファレンスでの私の今日の発表を差し止めた。 総務省は、今現在政府から契約を得ようと努めている日本のイベントを脅して、 私が話せないようにしたのだ。

    日本政府は私に二つの選択肢を与えた。

    1) 話すな。
    2) 彼らの求める通りのことを言うように、抜本的にスライドを変更しろ。

    スライドを一切使わずに、私自身の意見を言うのではどうかと申し出たところ、 彼らは私に*一切何も*話すことは許されざるべしと告げた。 私にとって明らかなのは、 彼らが私のスライドやプレゼンを問題にしているわけではないということだ。 彼らは、私が住基ネットの問題に注意を引くのを恐れていたのだ。 総務省は問題から逃れられると思っている。 彼らは、人々がその問題について話すのを禁止しておけば、 問題はどこかへ消えてしまうと考えているのだ。 私は、そのような日本政府の圧力から免れると思っていたが、 そうした圧力をかける総務省の能力について、過小評価していた。

    私に話すのを禁ずるにあたって、総務省の言い分はこうだ。 「我々はこのカンファレンスを後援しているのだから、 君の講演を止めろと言う権利が当然ある。」 もしそうなら、日本政府は、気に入らない*いかなる*イベントであろうとも、 単に協賛や後援をしておくだけで、その組織に内容変更を強制できてしまう。 もしそうなら、日本は今後決して、 より安全な環境へ向けて進歩することは無くなるだろう。

    私が一番いらいらする点は、 私は日本政府を*非難するつもりはなかった*という事実なのだ。 私の話は、両方の側から挙げられた問題について、 非常に公平でバランスのとれた扱いをするはずだったのだ。 実際、総務省がかかえているかもしれない問題について、 私と直接会って話せるように、彼らを招待もした。 私はこのことを彼らに、電話でも、Eメールでも話した。 しかし彼らは、カンファレンスの代表者達に圧力をかける方を選んだ。 彼らは私と直接話すよう試みもしなかった。 これはどういうことなんだ?

    私が言うかも知れないことで、もしも彼らに何か問題があるというなら、 どうして私にそう言わなかったのだ? 政府との契約に頼っている会社に、どうして圧力をかけるのか? これがフェアと言えようか? 私の話の目的は、住基ネットセキュリティシステムの両面について述べることだった。 私には、それが失敗しようと成功しようと、何らの既得権益があるわけでもない。 私はただ、それをもっと安全にするにはどうするのが一番か、 システムを改良するにはどうするのが一番か、忠告をしたかっただけなのだ。 しかし総務省は、セキュリティをいかに改善するかという私の忠告それだけで、 住基ネットには問題があるという意味なのだろうと思い込み、 この内容を認めることを拒絶したのである。 こう言うのは残念だが、住基ネットにはセキュリティ上の問題がいくつか有るのだ。 良いニュースは、技術上の問題は簡単に解決できるということだ。 しかし住基ネットにおける最大の問題は、技術上にあるのではなく、 問題が存在することすら認められない総務省にあるのだ! もし日本政府が、問題を指摘する誰かに耳を傾けようとしないなら、 一体どうしてシステムが安全になるというのか。

    今日は日本にとっては悲しむべき日であり、 私にとってはフラストレーションを引き起こす日だった。

    ----ここまで----

    内容については 原文 [ejovi.net]を確認のこと。

    • > 非常に公平でバランスのとれた扱いをするはずだったのだ。
      これが一番困ることだったという事だけですよね,この顛末は.

      せめて「私は日本政府には*問題点は一切なかった*という事実なのだ。」くらいでないと,OKは出ないでしょう.

      #総務省後援でない場所でぜひ拝聴したいものです.
      --
      みんつ
      親コメント
    • 総務省の圧力行為って、法的根拠はあるのかな?
      逆に、言論の自由に対する侵害、とかに抵触しないのかな?

      仮に、ヌーワ氏が総務省の意向を無視して講演した場合、総務省は法的手段をとれるのでしょうか?

      法律は全く分からないので、どなたか教えて下さい
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      みんつ氏の言うことと同じことかも知れないけれど、

      住基ネットにおける最大の問題は、技術上にあるのではなく、問題が存在することすら認められない総務省にあるのだ!

      ってのが、要するに一番問題だね。問題があるのに隠せば、それで済む、と思ってることほど、オメデタイことはない。でまた、そういう体質がこんな風にネット上に広まるなんておまけまでついた日にゃ、さあて、誰のクビが飛ぶのやら。

      ちゃんとしてさえいれば「技術の問題じゃないか」
    • 公務員の不作為とつぶやいてみる。
    • by Anonymous Coward
      多分、安全を確保するやり方のスタンスが違うんでしょう。
      ソフトウエアの脆弱性を突く場合には、そのソフトウエアの脆弱な部分を知らなければなりませんが、そのソフトウエアの脆弱性を本当に理解できている人はどれだけいるでしょう?
      脆弱性を突くにせよ、今のコンピュータウイルスの流行を見ていると脆弱性が報告されて、その実証コードが配布されてから後追いのように悪意あるコンピュータウイルスが流行る傾向が確かにあると思います。そして、それを後追いするように変種コードも量産されますが、それは、脆弱性の利用法も含めて公開されたからこそだと

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