ただ、個人的には IE の最大の社会的責任は、web document viewer のデファクトスタンダードになろうとしておきながら、自社の展開する web 運用の都合に合ったツール作りに終始し、それで満足してしまったことにあると思っています。 ActiveX のような、 Windows でしか動作のしようが無い技術もさることながら、 CSS 対応が IE6 までの段階で不完全なまま放置されていること、URL やコンテンツヘッダーの解釈があいまいであることなど、 IE がもたらすさまざまな要因が、アクセス性の乏しい欠陥コンテンツを量産させてしまった。下手に大きいシェアを勝ち取ってしまっただけに、この罪は非常に大きなものです。
# 前者の記事で John Carroll が IE 向けに作られた web サイトを firefox の為に修正しなければならなくなるかもしれないことを嘆いていますが、そもそも Longhorn が登場して、 Windows に組み込まれて完全に新しくなった IE が、彼らのサイトを必ずしもこれまでと同様に表示してくれるものと信じ込んでいるのでしょうか? IE の新バージョンによる「裏切り」は、これまでの過去のバージョンにおいても幾度と無く繰り返されてきたはずです。そんな過ちを繰り返さない為にも、 Web 標準化が推進されるべきなのに。。。
そういう意味では、 W3C のさまざまな勧告に準じたプログラムの開発を順次継続し、 Web の標準化に貢献しようと取り組む姿勢を持っている mozilla 陣営が、かつての Netscape やこれまでの IE が辿ったのと同じ轍を踏むようなことは、あんまりありえないんじゃないかなぁ、と願っています (絶対大丈夫と言うことは、多分いえないんでしょうけどね)。どっちに転ぶにしても、もういい加減普及しているブラウザの都合で web ツールの作り直しとかもうまっぴらっす。
ところで Microsoft 社内のノウハウって、若手社員にどんなカタチで受け継がれていっているんでしょうね。とりあえずおいらは出向しっぱなしで某社のノウハウなんてちっとも知らなかったりするわけですが (それ以前に社内でノウハウがちっとも統一されていないとかいう噂も -_-;)。
突き詰めちゃうとキリが無いんだけどね。 (スコア:1)
紹介されている記事に関しては、おいらも日記で取り上げて既にいちゃもんつけているのでそっちを参照願います (前者の記事について [srad.jp] と 後者の記事について [srad.jp])。
んで、64bit さの論点はソフトウェアの保守性に重点が置かれちゃっているみたいなので、バグの無いプログラムは無いだとか、ユーザーが増えれば増えるほど不安も増えるだとか、一般論は数え上げるとキリが無くて、それはプロプライエタリであってもオープンソースであっても、サラリーマンの仕事であってもハッカーの集いであっても、本質的にはそんなに変わりは無いのかなぁとは思います。Linux に愛想が尽きた西田氏 [wnishida.com]の件もあるし。
ただ、個人的には IE の最大の社会的責任は、web document viewer のデファクトスタンダードになろうとしておきながら、自社の展開する web 運用の都合に合ったツール作りに終始し、それで満足してしまったことにあると思っています。 ActiveX のような、 Windows でしか動作のしようが無い技術もさることながら、 CSS 対応が IE6 までの段階で不完全なまま放置されていること、URL やコンテンツヘッダーの解釈があいまいであることなど、 IE がもたらすさまざまな要因が、アクセス性の乏しい欠陥コンテンツを量産させてしまった。下手に大きいシェアを勝ち取ってしまっただけに、この罪は非常に大きなものです。
# 前者の記事で John Carroll が IE 向けに作られた web サイトを firefox の為に修正しなければならなくなるかもしれないことを嘆いていますが、そもそも Longhorn が登場して、 Windows に組み込まれて完全に新しくなった IE が、彼らのサイトを必ずしもこれまでと同様に表示してくれるものと信じ込んでいるのでしょうか? IE の新バージョンによる「裏切り」は、これまでの過去のバージョンにおいても幾度と無く繰り返されてきたはずです。そんな過ちを繰り返さない為にも、 Web 標準化が推進されるべきなのに。。。
そういう意味では、 W3C のさまざまな勧告に準じたプログラムの開発を順次継続し、 Web の標準化に貢献しようと取り組む姿勢を持っている mozilla 陣営が、かつての Netscape やこれまでの IE が辿ったのと同じ轍を踏むようなことは、あんまりありえないんじゃないかなぁ、と願っています (絶対大丈夫と言うことは、多分いえないんでしょうけどね)。どっちに転ぶにしても、もういい加減普及しているブラウザの都合で web ツールの作り直しとかもうまっぴらっす。
ところで Microsoft 社内のノウハウって、若手社員にどんなカタチで受け継がれていっているんでしょうね。とりあえずおいらは出向しっぱなしで某社のノウハウなんてちっとも知らなかったりするわけですが (それ以前に社内でノウハウがちっとも統一されていないとかいう噂も -_-;)。
むらちより/あい/をこめて。
Re:突き詰めちゃうとキリが無いんだけどね。 (スコア:1)
んで、64bit さの論点はソフトウェアの保守性に重点が置かれちゃっているみたいなので、~~中略~~本質的にはそんなに変わりは無いのかなぁとは思います。Linux に愛想が尽きた西田氏 [wnishida.com]の件もあるし。
最近の自分の論展開では,突き詰めると保守性に重点が行っちゃうんです。話すと長くなりますが,それこそLinux に愛想が尽きた西田氏の件にも通じます(いやぁ~。こういう記事を良く見つけてきますなー)。
個人的には IE の最大の社会的責任は、web document viewer のデファクトスタンダードになろうとしておきながら、自社の展開する web 運用の都合に合ったツール作りに終始し、それで満足してしまったことにあると思っています。
世界征服を目論んでいたのでしょうから,標準化なんてどうでもよかったのでしょうね。でも,IEに“あわせた”Webコンテンツ資産が大多数であるのも現実。今後IEがw3c勧告に忠実に従ったブラウザをつくる可能性がないのも事実(なぜならバージョン間の互換がなくなるから。って,自分で蒔いた種なんだけど)。そう考えると,標準化がもたらすメリットって,あくまで開発サイドにしかないんじゃないかと感じるのです。本来は,ユーザにとってもメリットがあるのに,やったもん勝ちの混乱ですね。これを修正するのは無理じゃないかな(コスト的にも,時間的にも)。間もないうちに,次のコンテンツ表現に変わっていくでしょう。そのとき,平和が訪れればいいですね(でも,歴史は繰り返す...)。ところで Microsoft 社内のノウハウって、若手社員にどんなカタチで受け継がれていっているんでしょうね。とりあえずおいらは出向しっぱなしで某社のノウハウなんてちっとも知らなかったりするわけですが
Microsoft社内に聞いたほうがいいかも~(笑)。全くないことはないでしょう(と信じたい)。ビジネス戦略の立て方ばっかりに知恵が働いているかもしれませんね。その意味では,複数種類のブラウザ間におけるコンセプトの差異として現れていると言うこともできるかな。