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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
歩みよりはいつも技術者から (スコア:4, 興味深い)
相手を尊重したすりあわせが大切な事だとは
思うんですが、どうもこちらからぱっかり歩みよってる
気がしないでもない。
素直に説明を聞いているように見えても
そういう面倒くさい事を理解する気なんてありませんよ、と
目が言っている。
そして実際聞いてないし、理解もしていない。
Re:歩みよりはいつも技術者から (スコア:3, 参考になる)
>そういう面倒くさい事を理解する気なんてありませんよ、と
>目が言っている。
>
>そして実際聞いてないし、理解もしていない。
それは説明が良くないからだと思いつつも、分るように説明しようとすると「あるある大辞典」のような説明になってしまうことも多いし、説明に全てのリソースをつぎ込めるわけではないし、いくら分りやすくしても聞かない人は聞かないんですよねぇ。
説明って難しいですね。
口での説明は流れてしまって聞き直すことも一時停止して考えることもできないし、早送りすることもできない。
丁寧に説明すると分ってる人は「そんなことわかってるよ」という気分になって聞く気が失せる。
しかし端折って話すと分らない部分が出てくる。一度分らない部分が出てくるともう聞く気が起きなくなってしまう。
相手の理解度に合せて説明するのがいいんだけど複数人に説明するときはそれぞれの理解度はばらばらだし、一人の場合でも自分が何が分っていて何が分っていないかを知ってる人はほとんどいないし、分らないということを恥かしがらずに言える人もなかなかいないから直接聞いても理解度は分らないことがほとんど。
相手の理解度がその場で分ったとしても途中から説明の仕方を変えると一貫性が無くなって分りづらくなってしまうし、資料を作り直したり説明の仕方をすぐ変えたりというのは難しい。かといってあらゆる理解度に応じた資料や説明を事前に準備できるようなリソースがいつもあるわけじゃない。
一方文章による説明は自分のペースで読めるが質問ができない。書いてあることが分らなければそれまで。チャットやメールのようなものなら両方のいい所を取れるけど遅すぎる。
例や比喩はなじみが深いものなら分り易くなるけどそうでなければかえって分りづらくなるし、その例や比喩のイメージが焼き付いてしまって抽象化が妨げられる。
例や比喩を別の側面から見てしまう場合も多くて、良い例や比喩を考えるのは大変。
余談も使い方によっては効果的なこともあるし、邪魔なこともある。
画像や動画を使うと分り易くなるけど厳密性に欠けるし、例や比喩と同じようにかえって分りづらくなったり抽象化を妨げたりするし、検索性が悪くなる。
そう考えると学校の先生は多人数に決められた時間(それを過ぎても足りなすぎてもいけない)で説明しなきゃだし、教えなきゃいけないことが細かく決まっているしで大変だなぁ。