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世界で一番小さなギヤモーター」記事へのコメント

  • 精子の鞭毛もモータですが、最小のモータはミトコンドリアですかね。
    結局体内等でコントロールできるナノマシーン用のテクノロジーで
    大量製産を可能とするなら、最終的には生体モータになりそうな予感ですけど。

    #無駄に出しちゃいか馬鹿になるぞ(迷信なので ac)
    • by Anonymous Coward on 2004年12月31日 4時49分 (#672622)
      ATPase(ATP Synthase) [titech.ac.jp]の間違いでは?

      簡単に説明すると、呼吸においてATPを作る酵素で、
      各3量体のαβ、1量体のγ、の計7つのサブユニットからなります。
      で、α、βがリング状になっていまして、そこにγが軸状に突き刺さっている感じになっています。
      こいつにATPを与えてやると、ATPを加水分解しながら反時計回りにグルグルと回ります(ATPase)。
      細胞内(ミトコンドリアや原核生物の内膜)においては、こいつらは、
      呼吸によって生じた膜内外のプロトン濃度勾配(プロトンモーティブフォース)
      による拡散で(恐らく)時計回りに回転してATPを合成していると考えられています(ATP Synthetase)。

      分りにくいですね。
      まあ、餌から得たエネルギーで、ダムに水を汲み上げ、落下する水力でタービンを回して発電している、
      と考えれば良いでしょう。
      で、このタービンがATP synthetaseで、一分子の酵素からなる世界最小のモーターと言われています。
      因みにこのモーターのエネルギー変換効率はほぼ100%に達するそうです。
      なお、発電機に電流を流すとモーターになるように、
      ATP synthetase(ATP合成酵素)にATPを与えると、ATP ase(ATP分解酵素)として、回転する事になります。


      いづれにせよ、ミトコンドリアは回転しないですよ。
      と言いつつ、私自身素人でして、嘘を書いている可能性が大きいので、フォローをお願いしますね。>専門の人
      親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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