元ネタのAmerican Cancer Societyの記事は要約とほぼ同じものですね。この話の前段としてアメリカでは「食生活の改善」という部分で癌発生数を減少させてゆこう、という行動計画がとられていて、米国癌協会の dietary guidelines [cancer.org]では、既に鶏肉、魚類、豆類を多く摂取するようにと推奨されている、という事が有ります。この発見はそれにより重みを与える物だとされているようです。(参考:About Diet and Cancer [cancer.org])
研究者達の立場は、
"This is not a condemnation of red meat, but it is part of a growing body of evidence that red meat shouldn't be the mainstay o
Link != リスクが増加する (スコア:2, すばらしい洞察)
前にも書きましたが [srad.jp]相関と因果は別物です。 元記事は link があることが明らかになった、訳にもあるとおり関連付けがあるって
Re:Link != リスクが増加する (スコア:1)
はい。ということで、そのあたり修正しておきました。
そのあたりどう処理したのかと原論文を探してみたのですが、公開されているのは要約 [ama-assn.org]だけで、全文閲覧は要登録でした。
発症リスク == 「may increase」 (スコア:2, 参考になる)
研究者達の立場は、
"This is not a condemnation of red meat, but it is part of a growing body of evidence that red meat shouldn't be the mainstay o
ベタですが (スコア:2, 参考になる)
赤身と白身で調査を行ったわけではありませんが,国立がんセンターの
http://www.ncc.go.jp/jp/statistics/2003/fig03.pdf [ncc.go.jp] (PDF)
にある統計資料のように,大腸癌の比率は年々高まっていますね.
この原因は「食事の西洋化」であると言われてはいましたが摂取する脂肪の量だけではなくて白身から赤身に変わりつつあるから,という面もあるのかもしれません.
ただ,こういう調査をアメリカで行うとすると,実際の食生活というよりも民族性の違いだったりするかもしれないのでそのまま信用できないこともあります.今回の報告は細かい内容を見ていませんが,体重や性別,喫煙量などの数値化や二値価のできない部分の影響はどう評価されているのかな,と.
一般に層化 (stratification)と言いますが,よく魚を食べるアジア系や鶏肉の消費量が多い貧困層で遺伝的にかかりにくかったり大腸癌になる前に別の原因で死んだり,そういったことも考慮に入れないといけないので処理がとても難しいです.
例えばヨーロッパの調査で血液型がA型とO型を比べたらA型の方が胃癌にかかりやすかった,ということが実際にありましたが,それは血液型と胃癌が相関しているわけではなくて,A型はアジア系の人が多かったからだということもあったりします.
まあ結局は健康のためにはバランスの良い食事と定期的な健康診断という常識的な結論に落ち着いてしまいますが.
kaho
常識的な食生活 (スコア:1)
先日の携帯電話が腫瘍のリスクを高める [srad.jp]の話の続きで、英専門機関が「8歳未満は携帯電話を使わせないで」と警告した [asahi.com]と報じられていました。疑わしいという段階で手をうつという行動は、対象が人間の健康なので、それでも良いかなと思ったりします。
コメントを拝見していて、民族によって体質にも、食習慣(使用材料・調理法)にも違いがあるだろうな、などと考えていました。 でも、「人間必ず死ぬものだ」と判っていても、私は小心者なので、やはり赤身の肉の量に気を付け、バランスの良い食事と定期的な健康診断を心がけたいと思います。
# いつも有用な情報を有り難うございます