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ロケットがガンを生む?」記事へのコメント

  • 割と常識だったりして。
    H2の固体ブースターとかは塩酸吐くらしいですし。
    • んー 程度問題で言われると微妙にアレなんですが

      ヒドラジン・四酸化二窒素の組み合わせが好まれるのは、混合するだけで着火するのでエンジン構造を単純化できる点と、特別な冷却設備が必要ない点ですが、気化した燃料を吸い込む危険性や、金属を腐食させる特性を持っています

      特に、軍事用の核運搬手段としては、ヒドラジン-N2O2燃料を使用したミサイルは、大半が固体燃料に置き換えられています。過去にいくつか深刻な爆発事故が発生していますし、実際に原潜に搭載したSLBMがハッチからしみ出した海水と燃料が反応して火災が発生した例はいくつもありますし、実際に沈没した戦略原潜の例すらあります

      固体燃料は、酸化剤の過塩化アンモニウムと燃料のアルミニウムを、ポリブタジエン系ポリマーで練ってエラストマー化した複合材が一般的で、燃焼時に必然的に塩化水素が発生しますが、常温時には安定していますいし、エラストマー状態では高い疎水性が期待できるので安定貯蔵も可能です。程度問題から言えば、固体燃料の方がはるかに安全性も高いし環境負荷も低いでしょう

      もう一つ、バイコヌール特有の問題も指摘できるのではないでしょうか。バイコヌールサイトは、ロケット発射場としては珍しく内陸地に存在するサイトで、過去にロケット発射の失敗で爆破されたロケットの燃料が内陸地に大量に飛散しているという問題もあります。特にロケットの軌道上のシルダリア川流域は、乾燥地帯ですが大規模な灌漑による穀倉地帯になっていて、爆破されたロケットによる水源汚染は深刻な問題になっています

      現在バイコヌールは、カザフスタンがロシアに対して賃貸すると言う形で利用されていますが、90年代後半に爆破事故が発生したときにも汚染問題は外交問題に発展しています
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      • >軍事用の核運搬手段としては、ヒドラジン-N2O2燃料を使用した
        >ミサイルは、大半が固体燃料に置き換えられています。

        将軍様のあれはヒドラジンー硝酸だそうですが、この辺の事情は
        どうなっているんですかねぇ?

        #投稿記事がリンクしているジメチルヒドラジンを参照
        親コメント
        • かなりオフトピになるし長いので、日記の方 [srad.jp]に書きました

          ちなみに、固体燃料でも酸化剤に過塩化ナトリウムを使用する固体燃料は水に溶けて地下水を汚染する危険性が高い物質の一つで、米国でも問題になっていたと記憶しています。これらは、貯蔵時や発射時ではなく製造時に工場から地下水に染み出して汚染するケースが多いようです
          親コメント

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