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外務省の文章公開、(一時的に?)スピードアップ」記事へのコメント

  • by seldon (5637) on 2002年03月05日 17時06分 (#69056)
    こういうのを公開する事自体はもちろん歓迎すべき事なんだけど、 特に政府関係の情報公開の場合、PDFを単なるスキャナで読み込んだ図画の共通提供形式と捉えているのではないかと思われる場合が多いようだ。
    この文書も元はいわゆるワープロ文書と思われるので、一旦印刷したものをスキャナで読み込むのも、元文書からPDFへ変換するのも、それ程手間としては変わらないと思う。
    だったら、元文書からPDFへ変換してくれればgoogleで文字列サーチできるし、サイズも小さくて済むだろう。
    サイズに関しては置いとくとしても、再利用/検索ができないというのがイタい。
    既存の紙でしか残っていない文書を早期に公開するためにスキャナで読み込むというのはそれはそれで一つの方法だし、全く公開されないよりはうんと良いんだけど、もう一歩進んで元文書から直接PDFに落としてくれれば更に良かったんじゃないかと思う。

    内容については、昨今のムネオ叩きに乗じているという感じがする。
    例えば、国後島桟橋改修工事の項で

    「一国会議員(当時北海道・沖縄開発庁長官)が自己の影響力を行使して、その変更を求める等細部にわたり、入札参加資格決定過程における関与が行われたことは異常であり、社会通念上あってはならないことである。」
    とかいうのがあるけど、一国会議員であると同時に、北海道・沖縄開発庁長官だったんだから、北海道の産業を振興するために他省庁に働きかけるというのは特に非難されるべきではないだろう(もちろん他省庁に命令するとか、それによって私腹をこらすというのは非難すべきだけど、そういう調査結果は出ていない)。
    一省庁の者が、その職権の範囲で他省庁への働きかけを行う事が「異常」で「社会通念上あってはならない」事というのは=行政は縦割りであるべきという結果になってしまわないだろうか。

    こういう観点で見ると、この文書はまず「ムネオという悪者がいる」という前提の元に「これを叩く事のできる(可能性のある)事象をまとめた文書」という感が否めない。

    新聞報道などで見る範囲ではあるが、確かに鈴木議員には行き過ぎた部分はあったのではないかと疑わせるものはあるけど、それを叩くためには何してもいいというもんじゃないのではないかな?
    もちろん、そういう内容であれば国民世論に迎合はできるだろうけど...

    • > こういうのを公開する事自体はもちろん歓迎すべき事なんだけど、特に政府関係の情報公開の場合、
      > PDFを単なるスキャナで読み込んだ図画の共通提供形式と捉えているのではないかと思われる場合が多いようだ。
      > この文書も元はいわゆるワープロ文書と思われるので、一旦印刷したものをスキャナで読み込むのも、
      > 元文書からPDFへ変換するのも、それ程手間としては変わらないと思う。

      公務員のお客さんと話ししたときに聞いたのですが、
      こういうのって公開請求した側が要求してくるそうです。
      「ワープロからPDFに変換せずに、ちゃんと原本見せろ」と。

      まだまだ、ワープロ文書の原本性は信用されていないってことです。
      政府にしてもワープロ文書からPDFに変換した方が楽なのでしょうが、
      突っ込まれたら嫌なのであえて紙からPDFにしているんだと思います。
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      • こういうのって公開請求した側が要求してくるそうです。
        「ワープロからPDFに変換せずに、ちゃんと原本見せろ」と。
        むぅ。そういうのがあるのか...
        スキャナで取り込んだ図画にしても、それ自体が原本と同一だとどうやって証明するんだろうか?
        もっと言えば、たとえ紙が出てきたとしても、それが原本だという証明は...
        という事を考えて行くと、スキャナで読み込んだとしても原本性の保証は何ら無いのになぁ...
        それだったら2次利用(引用とか)しやすいようにワープロからPDF変換してくれた方が余程かありがたいのになぁ...
        親コメント
        • 原本を公開する訳にはいかないから原本の写しになるのは仕方がなく、
          同一だと証明できるのかという問題はどうしても残るよ。
          でもね、ワープロ文書って「原本のもとになった(かもしれない)もの」であって、
          そこから変換したPDFっていうのは一度も原本を通過していない。
          極端にいえば、ただのゴミ
          そんなものをもらっても、オンブズマンとか研究者は納得しないでしょ。

          検索できるゴミ文書と検索できない外務省が原本の写し、あなたならどちらを選びます?

          政府文書の管理が紙からパソコンにかわるまで待つしかないです。
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          • > 検索できない外務省が原本の写し

            検索できない外務省が原本の写しと言っている文書

            /.Jが極端に重いので投稿に失敗してしまった。
            一度はちゃんとプレビューできてたのに。
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          •  検索できるゴミ文書と検索できない外務省が原本の写し、あなたならどちらを選びます?

            両方。片方に限定する理由は全くない。
            親コメント
          • そこから変換したPDFっていうのは一度も原本を通過していない。
            極端にいえば、ただのゴミ。
            私にとっては、紙の上に乗ったインクの(orトナーの)しみをスキャンしたものの方がゴミに近いです。
            そもそも、原本をコピーしたものにしろ、ワープロ文書をPDF化したものにしろ、原本そのものでは無い訳で、それを公開する所が「これは原本と同一である」と言うのを信じられるかどうかという点では何ら変わりはないのではないでしょうか?
            紙をスキャンしたものを「これは原本と同一である」と言うのが信じられるのであれば、ワープロ文書をPDF化したものを「これは原本と同一である」というのが信じられない理由は無いのではないでしょうか。
            逆に、ワープロをPDF化したものが原本と同一ではないのではないかという疑いと同程度にはスキャンしたものも疑うべきでは?
            そんなものをもらっても、オンブズマンとか研究者は納得しないでしょ。
            上でも書いたように、スキャンした文書であれ、ワープロ文書をPDF化したものであれ、紙へコピーしたものであれ、それが原本と同一かどうかというのはその出てきた情報の様態によってではなく、それを公表した所が言う「原本と同一である」という言葉が信じられるかどうかに関わっているのですから、ワープロからPDF化したものだと納得しないのに、スキャンしたものであれば納得するというのはちょっとおかしいのではないでしょうか。
            まぁ、100円ショップで売ってる三文判が押してあるか否かに意味を見出す国民性ですから、そういう気持ちが存在する事はわかりますが、本当にオンブズマンなり研究者がそれを要求しているのであれば、全ての国民に情報を公開するという真の意味での情報公開への障害となっていると言うしかありません。
            公表される文書をいちいち目で追って必要な文書を探し当てられる国民がそうたくさんいるとは思えませんので。
            親コメント
            • 外務省が信用できないってことでの「本当に原本なのか」っていう突っ込みと、
              パソコン上の記録が信用できないってことでの「本当に原本なのか」っていう突っ込みは違うと思うんですが。
              コピーの場合は前者だけですが、ワープロ文書の場合は両方です。
              外務省が善良な組織だと仮定したとても、原本が実際に決裁されたり使用されたりした時から
              ワープロ文書が何者かによって改変されたり、破損していないだろうかっていう疑惑はつきまといます。
              厳密に言えば紙だってそうなんでしょうが、
              誰かが書庫に忍び込んで改ざんすることまで想像する人はあまり多くないです。

              私のお客さんの例をあげれば、
              「これは担当者のパソコンにあったものだろ。私は○月○日の会議で実際に配られた資料を要求しているんだ!」とかいわれて、
              ぐうの音もでなかったそうです。

              また、これは個人的な想像ですが、外務省は開示後の改変も恐れているのかもしれません。
              2chでの吉野家のテンプレみたいにしてばら撒かれたら、誰かが責任を負わされるかもしれませんし。
              署名とか認証を使えばいいと思いますが、彼らはことなかれ主義ですから...

              seldonさんがおっしゃられることはもっともで、国民の利便性を考えると検索ぐらいできたほうがいいと思います。
              PDFをテキストにできないのならば、せめてホームページ上から全文検索できるようにインデックスを作成しておくとか、
              何らかの対応はして欲しいと思います。
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    • 受け取り方によるかとは思いますが、
      「一国会議員が自己の影響力を行使して関与が行われた」
      とのことですから、
      やはり非難されることだと思います。

      少し大きな案件であれば複数の省庁間で意見を調整することはあたりまえですが、
      いきなり大臣が出てきて他省庁の事務方を相手にして、
      こと細かに関与してくるというのはねぇ。
      やはり省庁間の調整は事務方同士でおこなわれるのが普通ですし、
      それでハナシがまとまらなければ上に持ち上がっていくと。
      そして最終的には大臣同士の折衝になるということではないでしょうか。
      突然他省庁の大臣が介入するという関与の仕方は、
      縦割り行政云々とは別のハナシだと思います。

      一連の報道が「ムネヲ叩きありき」なのは困ったものですし、
      外務省で起こったことを外務省が調査した結果なんてアテにならないかとも思います。
      なんで行監が調査しないのだ?
      親コメント
      • 「一国会議員が自己の影響力を行使して関与が行われた」
        とのことですから、
        やはり非難されることだと思います。
        いゃ、だから、その一国会議員という所にムネオ叩きを感じた訳です。
        それでは「北海道・沖縄開発庁長官が自己の影響力を行使して関与が行われた」と書き直してみてはどうでしょう?
        これだと職権によりその職務を遂行したという印象にはなりませんか?
        そこをあえて「一国会議員」という意図的な矮小化(というのは言い過ぎか?)をする事によってムネオ叩きが行われている(=悪いのはムネオだ、外務省はその被害者だ)という言い訳がされているように感じます。
        いきなり大臣が出てきて他省庁の事務方を相手にして、 こと細かに関与してくるというのはねぇ。
        外務と北海道・沖縄開発という、役所の規模の差を考えれば、それ程変じゃないんじゃないかなぁ?
        たとえば、一役所の長である県知事とかが自治省の事務方に直接陳情するとかいう事は普通にある事でしょ?
        ちなみに、大臣ではなくて長官です。
        親コメント
        • えー、わたしのコメントは、
          「ムネヲであれ誰であれ、
              一国会議員が行政に介入することは問題であり、
              それは非難されるべきだ」
          ということで、
          それが大臣であるか素の代議士であるかはどうでもいいことだと思います。
          今回ムネヲだけが吊るし上げられているのは、
          「ムネヲ以外に外務族議員がいない」からでしょう。
          「外見がムカツク」ってこともあるかもしれませんけど。
          でもまー方々で恨みを買っているらしいですな。

          あとは蛇足なのですが、
          中央省庁で「役所の規模の差」というものはありません。
          あー、大蔵省の役人は「大蔵省に非ずんば人に非ず」と思っているらしいですけど。
          それはさておき、
          地方と中央では大違いですから自治体の長が中央に陳情に訪れることは珍しくもありませんが、
          国務大臣である北海道開発庁長官が事務方に直接介入するという行為はかなり異常です。開発庁と道庁では大違いですわ。

          さらに蛇足ですが、
          ホゲホゲ庁長官であっても、
          国務大臣は一般的に大臣と呼びます。
          特許庁とか外局の長は大臣とは呼びませんけど。
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    • あくまで悪者は鈴木宗男だけにしておいて、官僚内部では何も変わらない方向に持っていかれそうだな。いや、田中真紀子を追い出して、川口という官僚出身の人形とすげかえたから、さらに事態が悪化している。それに今回の文書公開、ムネオ叩きにしてもそうだけど、マスコミに迎合してごまする術も上手くなったようだ。まったく加害者の被害者意識というか何というか、それでも与党に投票する人がいるから不思議(そして、与党に投票しておきながら、官僚や政治家に憤慨しているおかしな人達もいるから不思議)。

      そういう有権者はよほど屈折した自虐マゾなんでしょうね。

      --
      他力本願。
      親コメント
    • そういうあなたこそ、先入観のために目が曇っていませんか?

      北海道の産業を振興するために他省庁に働きかけるというのは特に非難されるべきではないだろう

      北海道全体の業者ならともかく、特定地域(自身の選挙区)の事実上 特定の業者を利するよう働きかけたことが問題なんでしょ?
      • 北海道全体の業者ならともかく、特定地域(自身の選挙区)の事実上 特定の業者を利するよう働きかけたことが問題なんでしょ?
        そうですよ。
        でも、元の文書をよく読んでみてください。
        そのような「自分に利益を還元するような良からぬ働きかけがあった」という事を問題にしているのではなく、縦割り行政に反する異経路での働きかけ自体を外務省は「異常」であり「社会通念上あってはならない」事であると断じてるのです。
        これはムネオ叩きに乗じて行政の縦割り化を進めているとは考えられませんか?

        あなたこそ、ムネオ叩きという予定調和に乗る事に満足して、目が曇って外務省のやり過ぎを見落としてませんか?

        親コメント
        • 面倒なのでまとめて書きますけど、
          縦割り行政に反する異経路での働きかけ自体を外務省は「異常」であり「社会通念上あってはならない」事であると断じてるのです。
          どこをどう押せばそういう解釈ができるんでしょうね。さしたる根拠もなく入札参加資格を「根室管内」に限定するのがなぜ正しいのでしょうか?

          政治家が横から利益誘導するのが「アンチ縦割り」? なら、そんなものマッピラですな。

          それから、貴方の
          (もちろん他省庁に命令するとか、それによって私腹をこらすというのは非難すべきだけど、そういう調査結果は出ていな い)。
          業者を限定して入札させ、その業者から献金(キックバック)をもらってるじゃないか、というのがまさに議論になってるところなんですけど…。

          物事は裏から読んだ方が正しい、という先入観がありませんか? B(
          親コメント
          • どこをどう押せばそういう解釈ができるんでしょうね。
            元コメントでも引用していますが、PDF文書の9ページ、(v)の所に
            「一国会議員(当時北海道・沖縄開発庁長官)が自己の影響力を行使して、その変更を求める等細部にわたり、入札参加資格決定過程における関与が行われたことは異常であり、社会通念上あってはならないことである。」
            とあります。
            ここで、仮に、鈴木議員の地盤が根室でもなく、北海道でもなく、もちろん業者からのキックバックも無く、北海道・沖縄開発庁長官としての立場で「北海道の業者に限定すべき」という働きかけをしたとしたらどうでしょう?
            それでも「異常」であり「社会通念上あってはならない」事でしょうか?
            業者を限定して入札させ、その業者から献金(キックバック)をもらってるじゃないか、というのがまさに議論になってるところなんですけど…。
            鈴木議員が悪い事をしたかどうかという事と、この外務省が公開した文書が正当であるか否かは別の問題です。
            「自己の利益誘導のために外務省へ圧力をかけた事は許されない」という結論であればもちろん私としても文句を付ける気はありませんが、もっと一般化した形で「議員や他省庁が外務省の決定に関与する事は許されない」という結論になると、ちょっと言いすぎなのではないかというのが私の感じた事です。

            ビンラディンがいるからといってアフガニスタン中に爆弾バラ撒いてもOKなのか?という議論と一緒で、「悪を倒す(ムネオを叩く)」という一種高揚した雰囲気の中で見過ごされている「やり過ぎ」が無いかという事は気を付けておくべき事ではないでしょうか。

            親コメント

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