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こういう情報規制の話題を見ていつも思うけど、この手の規制って 誰のために行っているものなんでしょう?
とか言ってみるテスト:-)
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親や先生の言うことにちゃんとしたがってくれる 良い子を大量生産したいだけなんだろう。 邪魔な不良品の処分は早めに…
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
情報規制は誰がために (スコア:2, 興味深い)
誰のために行っているものなんでしょう?
名目上は青少年保護とか言ってるけど、本当に青少年のためになっているのか?いくら規制したところで、どっかでその規制をもれて触れる機会があるはず。その時に今まで触れていなかった分、過剰反応してしまうことは無いのだろうか。だったら、一概に規制することだけが本当に青少年の保護につながるのでしょうか?
…な~んて思ってます。だからと言って「規制は全部撤廃」と言うつもりもないです。要所要所できっちり規制を掛けていけばいいのに、一気に全部に掛けようとするのが問題なのかなと。
まぁ、「要所要所できっちり規制を掛けられない」から、一気に全部にって話になってるのかもしれませんが。
Re:情報規制は誰がために (スコア:2, すばらしい洞察)
「我々は規制しましたからね。あとはあなたがたの責任です」
とセキニン追究され得る機会を今のうちに無くしておこうという、
追究され得る側(笑)の戦略かと。
真人間や偉人や天才プログラマー(?)は、あれな情報に触れなかったから生まれた、という
わけじゃないよね。
一方悪人も、あれな情報に触れたから生まれた、という率って、言うほど高いんだろうか?
結局、人(子供)のためを本当に思うなら、そんな手はまるで的外れで、
見当違いの自由ばかり制限しちまう、という定番の主張を…。
オフトピ:
もっと上を見よう。
「奇麗なものを見慣れていない人は奇麗なものを作れない」の法則(?)に則り、
むしろ、いかに良い情報を「たくさん」見る機会が有るか?に注目すりゃいいのになあ。
そうすりゃ幾千の悪徳(^^;情報に触れても、それを「識別」する能力が育つだろうに。
Re:情報規制は誰がために (スコア:2, すばらしい洞察)
>「我々は規制しましたからね。あとはあなたがたの責任です」とセキニン追究され得る機会を今のうちに無くしておこうという、追究され得る側(笑)の戦略かと。
そんなに単純な物ではないでしょう。
一つは、子供を世間から隔離して善悪の判断能力を画一的にすること
もう一つは、世間が持つ子供への幻想や不快なものに蓋をすること。
そして核心は、子供の保護をだしに、世間が一部の人にとって都合の悪い思想や情報に触れられない状況を作り出して役人や政治家や一部の金持ちが都合よく物事を進められる世の中を作り出すこと
でしょう。
元々、社会秩序や「保護」のために情報を無制限に規制したり、子供の自己決定権を無制限に規制すると言う文部科学省を始めとする日本政府や一部NPOの解釈は、児童の権利条約(直訳するとこうなる)の制定過程から見ても、批准した他国の法解釈を見ても成立しない解釈であると言う指摘がさんざんなされてきました。
そういう意味でも、
>真人間や偉人や天才プログラマー(?)は、あれな情報に触れなかったから生まれた、というわけじゃないよね。
>一方悪人も、あれな情報に触れたから生まれた、という率って、言うほど高いんだろうか?
>結局、人(子供)のためを本当に思うなら、そんな手はまるで的外れで、見当違いの自由ばかり制限しちまう、という定番の主張を…。
と言うのは、至極正論であるし、それこそが立法の後も貫かれなければならないことだと思います。
>オフトピ:
>もっと上を見よう。
「奇麗なものを見慣れていない人は奇麗なものを作れない」の法則(?)に則り、むしろ、いかに良い情報を「たくさん」見る機会が有るか?に注目すりゃいいのになあ。
>そうすりゃ幾千の悪徳(^^;情報に触れても、それを「識別」する能力が育つだろうに。
確かに、昔は社会全体にそういう前向きさや自然な人間らしさがあったし、それ故に「少年犯罪」がこんな歪んだ形で凶悪化したり阿呆な職権乱用事件が多発しなくてすんだのではないかと思うのですが…。
今の青少年を取り囲む環境が悪いとしたら、メディアではなく、社会全体に前向きさや人間性がなくなっているからだと思う。
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
てゆーか、人間とは器用なもので(笑)、「前向き」という言葉の解釈すら
どうとでも捏造し得てしまいますね。
最近はどっちかってーと、自分勝手に前だと決めつけた方向に暴走するだけ、という
「偽の前向き主義」が流行しているような気がします。
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
とか言ってみるテスト:-)
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
>誰のために行っているものなんでしょう?
誰のためでもないでしょう。
掛けてる側は糾弾する生け贄の羊が欲しかっただけ。
#後は、規制を掛ける事で、「人間を教え導く」という、だれもが持つ重大な責務の一部を
#放棄しようとしてるだけに思えます。
実際の効果が確認できたわけでも、最初にその証拠を挙げているわけでもないのに、
簡単にこんな規制を掛けるって話になるのが、そもそも正気には思えませんねぇ・・・。
#規制かけるより前に、効果を試験で確認するとかやることはいっぱいあるだろうに。
#それをやらないんだったら単なるヒステリーでしかないですよね。
---- redbrick
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
> #放棄しようとしてるだけに思えます。
これはむしろ逆でないかなぁ。
規制したがる連中は、自分達は選良であり、何も知らない民草には規制をかけて「やらないと」
はからずしも犯罪に「走らせて」しまうかも知れぬ、と思い込んでるようにしか見えないのだけど…。
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
#当たり前の話ですが(苦笑)。
#つーか、皆が一緒でなければ、とか、誰かの意見に従わなきゃ、とか思っては
#いませんので、こういう意見が聞ける機会というのは非常にありがたいと思ってます。
#わたしの立場も、「わたし個人の意見の表明」でしかないですし。
>規制をかけて「やらないと」
規制を掛けるって事は、「見せない」「触れさせない」「体験させない」って事で、
それがどういうものか教える手間を省いてるようにしか思えないので、
やっぱり放棄としか考えられないです。
#体験する機会を奪うってのはあんまりよくないと思ってるし。
#規制した後で適切な指導(体験を含む)があるとも思えないし。
---- redbrick
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
> #いませんので、こういう意見が聞ける機会というのは非常にありがたいと思ってます。
全くもってその通りで、だからこそその機会を奪いかねないような動きには
充分に注意して対応する必要があるってことですねぇ。
> 規制を掛けるって事は、「見せない」「触れさせない」「体験させない」って事で、
> それがどういうものか教える手間を省いてるようにしか思えないので、
いや、そもそも規制論者にとっては、そんな物(彼らが規制したがっている物)は
「無用」どころか「有害」と言うことになっているのではないですか?
「そんなものは知らなくてよろしい!」と…。
いわゆる「無菌培養」ってヤツで。
だもんで、我々にしてみれば「責務の放棄」に見えたとしても、彼らにとっては
むしろ規制をかけることこそが「責務」だと思い込んでたりするので厄介なのです。
Re:情報規制は誰がために (スコア:2, すばらしい洞察)
>> 規制を掛けるって事は、「見せない」「触れさせない」
>>「体験させない」って事で、それがどういうものか教える手間を
>> 省いてるようにしか思えない
というより、
>むしろ規制をかけることこそが「責務」だと
>思い込んでたりするので厄介なのです。
のような、根拠のない使命感に燃え、
手段が自己目的化した状態になっていることに気付かぬまま、
その遂行に固執しているだけのような気がします。
私個人としては一般論ですが、
「いらぬ啓蒙心をもって規制でがちがちに縛る」よりは、
「価値基準の多様性を認める」、
「自分自身で判断する機会を与える」、
それらが可能であるような
夜警的な社会システムであって欲しいと思うのですが。
こんなこと言うと、
「理想論はいいから、じゃぁ現実問題、どう規制すんの?」
と言われそうですが、私にとっては、
そもそも規制する必要性が感じられません。
求められないものであれば、淘汰され、
いずれ消えていくのでしょうが、
残っているという現実から類推すれば、
需要はあるわけです。(言うまでもないが)
そんなもん規制され、
抑圧された状況の方がよっぽど、
(青少年にとって?)不健康でしょう。
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
>「体験させない」って事で、
>それがどういうものか教える手間を省いてるようにしか
>思えないので、やっぱり放棄としか考えられないです。
反論というわけではないのですが、その指導を誰がやるのか?
という問題があります。私は親として親がやらねばならない
ことだと思っていますが、世間の多くの親はそうは思っていません。
教師や政府がやるべきことだと思っています。
そういった無責任な親が多くいるなかで、政府が出来ることは
せいぜい規制するというのが関の山なのではないでしょうか?
親に押し付けるのもなぁ... (スコア:1)
というか、過去を振り返って見てみても、主として親が指導してきたとは言えないんですけど。
祖父母や親戚、近所のおっさん、学校の上級生、おやじの職場の人とかに直接指導されたり、
親が間接的に支援されたりしてやってきたんです。
子どもの世界を「学校」か「家庭」かの二択で考えて、次にいきなり「政府」に跳ぶ論調はどうかと思います。
実際の子どもはもっと多様な小集団に所属していますから、その中で育っていく方法を模索すべきかと思います。
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Re:親に押し付けるのもなぁ... (スコア:0)
Re:親に押し付けるのもなぁ... (スコア:1)
実質的な問題としてどれだけの家庭ができるんでしょう。
また、近所などの自然発生的なコミュニティーじゃなくったって、
○○グループとかの人為的なコミュニティーでもいいわけだし、
前に言いましたが直接的に指導しなくっても間接的に支援するのでもいいですし。
血縁・地縁的なコミュニティーが急速になくなっている中で、
なんら受け皿もつくらずに親の責任を強調しても、育児に失敗する親を量産するだけではないでしょうか。
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Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
親や先生の言うことにちゃんとしたがってくれる 良い子を大量生産したいだけなんだろう。 邪魔な不良品の処分は早めに…
Re:情報規制は誰がために (スコア:1)
>誰のために行っているものなんでしょう?
結局のところ、自分たちの思い通りの子供にしたいだけで、
別に子供たちのためではないんだよ。
こんな規制かけたところで、思い通りの子供になるわけもないんだけどね。
だから、所詮は自己満足の世界。
そもそも、「有害な」情報による影響を科学的に調査したわけでもないのに、
「青少年の育成に・・」てのは根拠レスな話でしかないよな。
もしかしたら、「時計仕掛けのオレンジ」みたいに、
もう見るのもいやと言うくらい見せたほうが「いい子」になるかもしれないし。
にしても、ばかげてると思うのは、子供が海外のサイト見に行ってたらどうすんのさ、ってところ。
この場合、そのサイトへのアクセスを切るわけにも行かないし、
プロバイダに文句つけたところでどうにもならないよね。