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レンタル店向けのDVDにはメーカーに対する「著作権使用料」が含まれていまして、 「ファインディング・ニモ」を例に挙げると、通常版2940円(税込)に対してレンタル版は 1万円ほど(=ほぼ一般的な卸価格、作品によっては12000円以上も)です。
ちなみに、業界団体である日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合 [cdvnet.jp]に 加盟している店舗が約4000軒だそうですので、これである程度の金額が想像できるかと。 #その内、最大手のTSUTAYA(約1100店舗)と2位のGEO(約700店舗)で半数近くを占めています
最近はVHS→DVDへの転換促進のために各メーカーとも基本在庫(定番作品)タイトルをセル版の キャンペーン価格と同様に1500円位で提供していますし、『24』 [so-net.ne.jp]のように レンタル主導の企画もあるので、メーカーとしてはレンタル店を特別問題視しているわけでは ないように個人的には思います。 まぁイザとなったら洋楽CDのように貸与権で1年禁止は可能でしょうけどね…
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
つっこみどころ満載 (スコア:5, 参考になる)
どこから突っ込めばいいのか困るけど、まず
1. 「大部分の」リッパーではエラーがでるかクラッシュ。
大部分のリッパーが(現時点で)対応していない=大部分のDVDが「保護」できる、なわきゃあない。消費者(ここ重要)は単に使えるリッパーに乗り換えるだけでいい。
2. “DVDのプレス過程を変更する速度”対“リッパーにアップデートパッチを(作成して)当てる速度”ではといたちごっこにもならない。ソフトはアップデートできるけど、一度プレスされて市場に出まわったDVDはアップデートしようがない。
3. 一部のリッパーでは今でさえ普通にリッピングできる以上、あるいは仮に完璧なプロテクトができたとしてもライセンス済みの普通のプレーヤで再生した結果を再エンコードできてしまう以上、P2Pに流れる量を劇的に減らせるわけがない。DRM屋のマーケとしては「一般の人のリッピングを阻止できることが重要です。ほぼ完璧ですが、マニアは対象じゃありません」だが、職人はひとりいれば同じ。
で、さらに進んで考えると、この嫌がらせが有効なのは「一般人」かつ「リッピングする人」であって、要するに本物を買ってPCで見るなりパックアップなりしたがってる消費者なわけだ。一部にしか効果がないことは認めてて、その一部でP2Pにアップするには十分なんだから。するとどうなるか?すでにリッピングを学習した一般人はP2Pで落とすレベルに悪化するわけだよ。ほっときゃよかったのに。
とかそんなことがfreedom-to-tinker [freedom-to-tinker.com]に書いてあった。超おすすめ。
利害 (スコア:4, すばらしい洞察)
海賊版を減らして、客にアピールする商品を出して、作者に金が行くようにして、文化だかコンテンツビジネスを発展させましょう、って当たり前のことを巡ってさんざん起きてる騒ぎのうち、どれくらいの部分が、タチの悪いDRM屋とか知財ゴロとか客もアーティストも市場衰退も無視してとにかくコントロールしたい病のコンテンツ流通屋とか、騒ぎが大きくなればなるほど得するやつらの煙幕 や誘導なのかは常に気をつける必要があると思う。それこそ著作権を守るために。
Re:利害 (スコア:1)
Re:利害 (スコア:0)
Re:利害 (スコア:0)
流れはあるかも無いかもですな。
Re:利害 (スコア:0)
Re:つっこみどころ満載 (スコア:1, 興味深い)
という5年以上前のセキュリティ関連講演を思い出しました。
悪い子には優しく叱ってあげて
Re:つっこみどころ満載 (スコア:1, すばらしい洞察)
> 要するに本物を買ってPCで見るなりパックアップなりしたがってる消費者なわけだ。
少なくとも、レンタルしたDVDのコピー抑止としては有効かと。
Re:つっこみどころ満載 (スコア:1)
Re:つっこみどころ満載 (スコア:1)
---- 6809
Re:つっこみどころ満載 (スコア:0)
「本来の小売価格の10分の1以下で完全なデジタルデータが 不特定多数の人間の手に渡るのは問題だ」とか言えば誰か踏み外しそう。
# 今レンタル事業者への販売数って全体売上のどれくらいなんだろう
# 貸与権とか駆使して1年レンタル禁止とかにはできないのかな
レンタル事業者への販売数 (スコア:2, 参考になる)
レンタル店向けのDVDにはメーカーに対する「著作権使用料」が含まれていまして、
「ファインディング・ニモ」を例に挙げると、通常版2940円(税込)に対してレンタル版は
1万円ほど(=ほぼ一般的な卸価格、作品によっては12000円以上も)です。
ちなみに、業界団体である日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合 [cdvnet.jp]に
加盟している店舗が約4000軒だそうですので、これである程度の金額が想像できるかと。
#その内、最大手のTSUTAYA(約1100店舗)と2位のGEO(約700店舗)で半数近くを占めています
最近はVHS→DVDへの転換促進のために各メーカーとも基本在庫(定番作品)タイトルをセル版の
キャンペーン価格と同様に1500円位で提供していますし、『24』 [so-net.ne.jp]のように
レンタル主導の企画もあるので、メーカーとしてはレンタル店を特別問題視しているわけでは
ないように個人的には思います。
まぁイザとなったら洋楽CDのように貸与権で1年禁止は可能でしょうけどね…
Re:つっこみどころ満載 (スコア:0)
レンタル開始どころか、真っ先に劇場公開したところから海賊版が
出るのにと言ってみるAC
このツッコミって (スコア:1)