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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
そもそも (スコア:4, 興味深い)
亜熱帯? なんて冗談とはいえいわれる国で,
導入するもんなのかな?
-- LightSpeed-J
Re:そもそも (スコア:2, 興味深い)
Re:そもそも (スコア:1)
地理的状況に合わせた議論と制度を期待します。Re:そ (スコア:1)
おしゃる通り、「白夜」のある地域からそう遠く離れていない地域と日本とでは、仮にサマータイムを導入するにしても、そのずらす時間や期間は日本の地理的条件に合わせたものであって欲しいと考えています。
別スレッドにあるように、日本は南北とともに東西にも広がっている国です。
一度、既に梅雨明けした夏至の季節に沖縄旅行をした事があるのですが、そこはまさに、デフォルトでサマータイム状態でした。
この際、日本の時制を東西に分けるのも確かに一案だと考えます。
又、日本の多くの地域では夏至の時期と梅雨が重なり、日照時間の違いはあまり差が出ないと思うのですが如何でしょうか?
これまでのサマータイム論議には、その様な科学的視点からの言及があまりなされてこなかった様に思います。
私自身は、江戸時代までの様に日の出・日の入りの時間に合わせて時制を変更するのも検討に値すると考えています。
だからこそ、地理的条件を踏まえた、科学的観点からの議論が交わされる事を望んでいます。
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悪貨は良貨を駆逐するが真価はそこから強さを伴い起ち上がる。
悪貨は良貨を駆逐するが真価はそこから強さを伴い起ち上がる。
地理的には不要 (スコア:1)
それぞれの国の国土の位置や広さがかかわっていると言えます。
日本の国土は地球のなかで中緯度に位置していますが、
東西・南北ともに長いという特徴があります。
東西に長ければ時差をつければいいだけです。
OECD加盟国でサマータイムを導入している国のうち、
中緯度に位置しているのはスペイン・ポルトガル・ギリシャ・トルコなどです。
これらの国の国土の形状には、塊状に近いという共通点があります。
日本のように細長い国土の国でサマータイムを導入している国として、
チリがあげられます。
チリは日本以上に細長い国土ですが、東西の幅が小さいです。
この点で、サマータイムは導入しやすいのかもしれません。
あと、参考とするべきなのは韓国の事例でしょう。
韓国も日本と同様、一度サマータイムが導入されながら廃止されたという
歴史があります。
この辺りは、何か共通するものがあるのかもしれません。
以上の現状を考慮すると、日本にサマータイムを導入するのは困難と
言えるでしょう。
第1に、国土が東西に長いにもかかわらず時差がないこと。
日本では、日の出・日の入りなどで実際には時差が大きい
にもかかわらず時差がない。
その結果、国民はそうした時差を自然に受け入れ順応していると言える。
また、時差のある国では、国民がそうした時間調整に慣れているが、
国内での時差がない日本では、時間調整は馴染みにくい。
第2に、国土が南北に長いこと。
サマータイムが高緯度帯に属する国々に多く導入されているのは、
それが高緯度帯での活動に有効であるからに他ならない。
いっぽう日本は、沖縄のような低緯度帯にまで国土が広がっているため、
サマータイム導入で謳われる効果が偏ることが予想される。
第3に、アジア各国での導入事例の少なさ。
サマータイムは、アジア各国にはほとんど導入されていません。
日本より国土の広い中国・インドや、高緯度にあるモンゴルでも
サマータイムは導入されていません。
一方的な決めつけかもしれませんが、サマータイムという制度は
アジア地域には馴染まない、という要素はあると思います。
不要だが可能性はあるのでは?Re:地理的には不要 (スコア:1)
正に、此の様な論議がこれまでされてこなかった事が一番の問題だと思います。
>日本の国土は地球のなかで中緯度に位置していますが、
東西・南北ともに長いという特徴があります。
東西に長ければ時差をつければいいだけです。
おっしゃる通り、本来、サマータイムの問題は
時差を付けるか否かと
リンクして論議されるべき問題だと考えます。
>サマータイムが高緯度帯に属する国々に多く導入されているのは、
それが高緯度帯での活動に有効であるからに他ならない。
いっぽう日本は、沖縄のような低緯度帯にまで国土が広がっているため、
サマータイム導入で謳われる効果が偏ることが予想される。
そうですね。
その意味では既に札幌市等で実験されている様に、
高緯度に位置し、日本標準時と実際の日の出・日の入り時間の
ギャップの大きい地域にのみ、サマータイムを導入する。
即ち「地域・期間限定時差」を導入するのも、ありかと考えます。
しかし、そうすると、それこそ別スレにある様に、
コンピュータを始めとする各種設定・調整が大変になるでしょう。
ならばこの際、全国規模で東西時差制とサマータイムを
一度に導入するのも、検討に値すると考えました。
>サマータイムは、アジア各国にはほとんど導入されていません。
日本より国土の広い中国・インドや、高緯度にあるモンゴルでも
サマータイムは導入されていません。
一方的な決めつけかもしれませんが、サマータイムという制度は
アジア地域には馴染まない、という要素はあると思います。
かつてサマータイムに対して
「西欧的制度」として否定的だった中東のある国が、
経済状況の悪化に伴い、省エネを目的として
サマータイムを導入する際の政府側の釈明が
「かつて我々の祖先はは日の出入りに合わせて
時制を季節により換えてきた。
その伝統に回帰するに過ぎない。」
というものであったという話を新聞で読んだ覚えがあります。
daitenさんが挙げられた地域のうちでも、
特に農業国では日本を含め、
近代化以前には太陰暦を使用し、
季節による時制の変更を行ってきた文化を持つところも多いと思います。
その文化は近代化及び経済発展によって
失われたものの一つだと感じるのですが、
如何でしょうか?
(皮肉な事に、daitenさんの挙げられた国々の多くは
真面目で時間を良く守る国民性を持ち、結果的に
近代化以降早くから西欧をキャチアップしてきた
勤勉な人達の多い地域と重なるように感じます。)
「科学的視点に立った論議を」と書き込んだ私が、
此の様な情緒的な事を書くのも
矛盾しているかもしれませんが、
私がカレンダーを選ぶ際の条件の一つが、
「旧暦を併記している」というものです。
私自身は元々季節感に対して鈍感な人間であり、
更に生活環境もそれを感じづらい状況にあります。
その様な自分にとって季節を自覚する目安として
旧暦は大変便利なものと感じています。
だからこそ、先日雛祭の日(旧歴1月23日)に降雪があった際には
「名残雪」を唄う気分になりましたし、
ついでに、寿司屋で旬の魚を注文する目安にもなります。
時制についても、もう一度
「山のお寺の鐘」の世界に戻ってみるのも
季節感が感じられてよいのではないでしょうか。
逆に、その様な「季節感の制度化」が
結果的に昨今の気象の異常さをより際立たせ、
環境問題の解決に向け国民レベルで前進させる事に
繋がるかもしれません。
但し、重ねて書きますが、
そのシステムを適用し、運用する方法と期間については
あくまでも、地理的・科学的条件を踏まえて
検討されるべきであると考えます。
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悪貨は良貨を駆逐するが真価はそこから強さを伴い起ち上がる。
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