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って、もっともらしく語られるけど、実際の被害額は実は0なんですよね。万引きじゃないので、実際に盗まれた有体物があるわけでなし。被害なんてないんですよ。
「実際に盗まれた有体物がなければ被害額は 0」なんていう理論がまかり通るならば、列車のキセル乗車・無賃乗車や映画館のタダ見、書店での写真撮影(いわゆる「デジタル万
「実際に盗まれた有体物がなければ被害額は 0」なんていう理論がまかり通るならば、列車のキセル乗車・無賃乗車や映画館のタダ見、書店での写真撮影(いわゆる「デジタル万引き」)もすべて認められるわけですね。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
違法コピーの被害額 (スコア:1, 興味深い)
あの被害額ってのは、「違法コピーされたソフトウェア商品の市販価格の合計」なんだと思いますが、それが「被害額」とされるのは「違法コピーされなければ売れたはずのソフトウェア商品の売上」という有り得ない数字としてカウントされるからですね。現実問題、違法コピーする人は、違法コピーできなかったら単に買わないだけなのです。
要は、違法コピーする手段があろうとなかろうと、買うヤツは買う
Re:違法コピーの被害額 (スコア:1, 参考になる)
「実際に盗まれた有体物がなければ被害額は 0」なんていう理論がまかり通るならば、列車のキセル乗車・無賃乗車や映画館のタダ見、書店での写真撮影(いわゆる「デジタル万
Re:違法コピーの被害額 (スコア:2, すばらしい洞察)
この手の不正による提供側の損失は、結局の所「売上の減少+コストの増大」と考えられるわけで、少なくともキセル乗車について言えば、
の2点がCDとは大きく違いますね。まず後者のコストについて言えば、CDをコピーされてもCD製作の諸々のコスト (販促費など含む) 自体は増えないわけです。で、前者の売上に戻って、仮にCDをコピーされても購入者が減らない (コピーを禁止しても増えない) とすると、損がでてないよね……、と言う話なんだと思います。仮に販促効果でむしろ売上が増えるならば、それはレコード会社のまるまる儲けになるわけです。
但し、今回の売上増減の推定の妥当性は議論の余地があると思いますし、訴訟上のユーザへの請求の話になった際に、コピーで入手したなら購入意志があったとみなすのは妥当だと思います。
で、デジタル万引きについて言えば、書籍も実は後者は (若干の本の痛みを除けば) ほとんど変わらないのですね。但し、CDとは前者の状況が違う気はします。(万引き禁止すれば仕方なく買う層は確実にいるし、万引きしてみたら面白かったから本を買う層はあまり想像できない。)売上が減れば、製作費・印刷費・店舗営業経費を回収できなくなりますから、当然に損害が発生します。
これはコピーしない単なる立ち読みを考えると少し状況が変わります。立ち読みの場合、立ち読みでしか読まない客は追い出してもどうせ買ってくれない場合がかなりありそうです。本屋の多くが立ち読みをある程度黙認するのは、そういう意味で販促として考えた方が合理的だからだ、という考え方ができるかも知れません。
# 「理論がまかり通る」という言い方はよくしますけど、「本当の理論」がまかり通ってしまうならそれは仕方がないことでしょう。むしろ理論に目をつぶるべきではない。「まかり通」してはいけないのは理論の形をした詭弁とか言い逃れですね。その2つを区別するのは重要だと思います。今回の場合、コピーを指摘された人がこういうことを言えば詭弁ですが、コピーしない層が例えば CCCD を正当化するレコード会社に反論する際に用いるのは理論の正しい使い方でしょう。
Re:違法コピーの被害額 (スコア:1)
事実の分析の妥当性と、分析者がそのことをどのように考えているのかということ、それが違法か適法かという問題、道義的にどうなのかという問題、全て別の問題であるのですが、世の中にはそう考えることができず、全部ごっちゃにしてしまう人が少なくない数いるんですね。ワタシの記事についてる、的外れなコメントと賛否両論のモデレート、この種の著作権を扱ったストーリーの荒れっぷりを見てるとホントそう思います。
っていうか、/.の意見に不正コピーを正当化するための詭弁というものはほとんど見られないのですが、荒らしているのは「不正コピー許すまじ。そのためには全てが許される」ばかりです。不正コピーが不正なのは当たり前のことなので、誰でもそれだけの意見なら書けるわけですよ。でも、それだけ言ってても問題は解決しないわけでね。
Re:違法コピーの被害額 (スコア:0)
「ということにしたい」だけでしょ。
自らのデンパ度が高くなれば高くなるほどそういう傾向が高くなりますね。
>>仮にCDをコピーされても購入者が減らない
>>仮に販促効果でむしろ売上が増えるならば、それはレコード会社のまるまる儲けになるわけです。
というのはデンパの極地ですよ。
ありえない事実を
Re:違法コピーの被害額 (スコア:0)
でしょう。
そもそも、これの被害に遭うのは雑誌だけです。
『立ち読み可』の文化は書籍がメインの時代のものであって、
雑誌についてはほとんど当てはまらないでしょう。
これは再販制度の悪しき影響の一つとして業界内でも問題に
なってます。広告だらけの雑誌の乱造で自分の首を絞めてますから。
また、雑誌の場合、販促としての効果はまったくありません。
コミックもそうですが、ビニールに入れても売れるものは
売れますし、入れないとかえって売り上げは落ちるんです。
内容を説明したページを用意してそこだけ読
Re:違法コピーの被害額 (スコア:0)
Re:違法コピーの被害額 (スコア:0)
本を買う人って、どんな情報で購入判断をしているのだろうか?
書評? 商品ページのレビュー? 口コミ?
ちなみに、家族で一人だけamazonで本を買っているのがいるけど、
見ていると、話題性(ハリポタとか)と「女の
Re:違法コピーの被害額 (スコア:1)
それ以外のケースでも、出版社のサイトであらすじ程度は紹介されてますので、小説に関しては情報が足りないと思うことはめったにないですね。
あとは各種コミュニティサイトで口コミ情報かな。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:違法コピーの被害額 (スコア:1)
つまり途中まで読んでいるので品質は保証されている。
akiraaniさんの作家買いも、作家を信用しているので保証されています。
微妙な作家や未読の作家の新規シリーズに手を出す場合、1巻をリアルの書店で立ち読みしてその後を決定します。私が読むジャンルはハズレが多いので、いきなりネットでは買いづらい。
一方、技術書籍はリアル書店の品揃えが悪くて滅多に使えないので、ネットで買う比率が高くなっています。
どうせあたりの本なんて滅多にないので目次を見て迷ったら買いです。目次をネットで見る事ができなければ却下。
#もうすでに答えている方がいて当コメントは「余計なもの」だがよかんべ
Re:違法コピーの被害額 (スコア:1)
本屋でちょっと立ち読みしてから購入しても
はずれを引くことは引くので、
勉強代だと思っております。
購入基準は
1.本屋で見て気に入った
2.限定版の予約
3.作者買い
4.シリーズ買い
5.(書評|通販カタログ|サイトのおすすめ)+勘
本屋に行ったときに、持ち合わせがなかったり、
荷物が重かったりした場合に、書名を覚えておいて
購入するケースがままあります。
レジに持ってゆくのが恥ずかしい本をネットで買ったり(苦笑)
#よく考えたら、店員さんに顔を覚えられるより
#履歴が残るほうが恥ずかしいような
Re:違法コピーの被害額 (スコア:0)
akiraaniさんの書き込みも含めて大変参考になりました。
結局、普通に本屋で品定めをするときとほとんど同じなんですね。
考えてみれば、私も文芸書に関しては本屋で同じ感じで本を選んで
います。
現物を前にして他に検討するのは、本の質感と文字の大きさ、
文章の詰り具合(値段に対して文字数(情報量)が少