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ジョージ・ルーカスが3D版スター・ウォーズを作成へ」記事へのコメント

  • by tachyon (24078) on 2005年03月24日 22時47分 (#713379)
    そもそも映画とは「スクリーンの向こうは観客席から断絶した別世界である」という暗黙の了解の上に成立している娯楽(ないし芸術)だと思うんですよね。
    ところが立体感・遠近感というのは自分自身と対象物が連続的な空間内にあることを教えてくれる感覚なので、その暗黙の了解を破壊してしまいます。
    映画館の客席と宇宙空間が連続してたらヘンですよね?
    • by Anonymous Coward on 2005年03月25日 1時41分 (#713494)
      考えすぎじゃないですかね。
      生まれて初めて普通の映画(TVとか)を観た人は
      ”映画館の客席と宇宙空間が連続”
      まさに、↑の状態になると思います。

      >「スクリーンの向こうは観客席から断絶した別世界である」
      そういう事に気づくのは動画を見慣れた現代人だからこそではないでしょうか。

      どんなにリアリティのある技術が出てきても、すぐに慣れてしまうと思います。
      3D映画が成功しないのは、単純に成熟してないだけじゃないですかね。
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      • 以前、富士通ドームシアターで3D映画を見たんですが、そのとき感じたのが

        「かゆい」

        でした(笑)
        飛んできた映像が自分をかすめるようなシーンで、存在するはずのない『感触』を覚えちゃうんですね。
        体験としてはすごく面白かったんですけど、あれを映画でやられたらストーリーには集中できないかな、とは思います。
        (体を引っ掻きたくなると、お話どころじゃない)

        ただ、初めて映画を観た人々は、こちらに向かってくる汽車に驚いて逃げ出したと聞きます。
        最初からそういうものだと理解していれば、そんなことはないのかもしれませんね。
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        • 御意。

          もう一つ気になったのが、場面転換。
          たとえば遠景から近景にパッと場面転換されたとき、3Dでは脳みそと目玉がついていかないようで、辛いです。

          普通の映画ではなんともない編集が、3D映画では大きな制約になるかもしれません。

          一本見終わった後「DOOM酔い」の様な状態が続出したり、子供がひきつけを起こしたりして、社会問題化するのに一票。
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          • 映画を3Dにすることによって、それがの目玉、脳にどう影響するのか確かな事は知りませんけど
            ゲームの3D酔いを引き合いに出すのはおかしくないですか?

            ゲームが3Dになった→酔うゲームが増えた→立体映画も酔いそう

            ゲームの場合、3Dが酔いやすいんじゃなくて
            3D化によって酔いやすい演出のゲームが増えただけじゃないですか?
            2DのCGを画面一杯に拡大して横にスクロールしている画を
    • そんな気もするんですが、たとえばラジオドラマから映像になったときも、似た変化がありましたよね。
      現に、スクリーンに映っている情報から、カメラがいる場所も決まってしまいます。
      その世界にはないはずのカメラが。特撮で、ありえない場所にカメラがある場合でもそんなに気になりません。

      SWシリーズの売りが、もともと「視覚的な面白さ」に対する挑戦であったと考えれば、自然な話と思えます。
      映画としてのデキについていえば、どっちにしても脚本次第でしょうねぇ…。
      ピクサーのCG映画だって、結局よくできた脚本ありきですし。
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    • その感覚は映画最初期のリュミエール兄弟による「列車の到着」上映時における観客の反応を見れば否定できます. この時, 画面奥からこちら側に向かってくる列車を見て, 多くの観客が逃げ出したそうです. つまり映像自体の2D・3Dという差異は観客にとって大きな意味を持たないと想像できます. 実際私などは左右の目の焦点距離が違うので日常の3Dの世界においてもあまり立体視していないですし, 画面への没入感は立体視よりも視野占有率の方が利いてくるという話もあります.

      むしろ3D映画がまずいのは, 3Dの効果を出すためにグリフィス/エイゼンシュテイン以来の映画演出上の重要な技法であるモンタージュ(空間・時間的な視点の切り替えと再構成)が使いにくくなることではないでしょうか? 結果としてシーンの長回しや一人称視点が多くなり, 映像のダイナミズムが失われるのだと思います. もちろん実験的な演出としては面白いのですが, 一般的な劇映画に広く使われる手法にはならない or 難しいでしょう.

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      •  私の感じていた懸念を的確に表現してもらったのでここにつけます。

         >映像のダイナミズムが失われる

         そうなんですよ。「これは自分の位置から5m離れている」と感じられるものは、本来5m離れて見た大きさで見えないとかえって不自然になってしまうと思うんですよ。
        極端な例では、まさにスターウオーズでR2D2がレイアの小さな立体映像を投影していましたが、「立体映像自体が作り出す距離感」と「対象物の大きさから逆算して感じられる距離感」に矛盾が起きてしまうと、たとえ映像自体がどれほど精緻であったとしても決して「リアル」とは感じられないと思うんですよ。
         こうした矛盾を回避するためには、観客と対象物(人物)の距離がある程度固定化される「演劇」「舞台」のような演出手法を取らざるをえないのではないかと思います。
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