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ランダム生成された情報学論文が国際会議に受理される」記事へのコメント

  • 1996年、アラン・ソーカルという物理学者がデタラメの数学と理論物理学をちりばめたパロディ論文を
    社会学の雑誌に投稿し、数週間後にそれを自らデタラメだと暴露するといういたずらをしたことがありました。

    「お前らはなんか難しい文章をありがたがってけどさ、
     結局中身の無いものを崇めてるだけの俗物じゃん?」

    ということを言うための大掛かりないたずらでした
    • by Anonymous Coward
      こういう早とちりで底の浅いコメントが出るところがいかにもスラドらしいな。

      ソーカルの件は、その分野できちんとした学術誌(それも名門のデューク大出版会が出してる)に投稿して、査読者によるきちんとした査読を通ってみごとに受理、発表された。

      今回のは二流未満の学会で、しかも採択理由は「査読者から査読結果が期限内に送られてこなかったから、未査読論文として受理する」というもの。

      同じような試みにしても質がまるで違うんだよ。ソーカルのはきちんと計画された実験だったし、ソーカルだって自身で科学論は意義のある学問だって言明してる。
      • > 今回のは大学院生によるソーカルの実験のモノマネに過ぎない。
        ...
        > だからと言って悪のりや嫌がらせが正当化される訳でもない。

        賛成。
        これは意味も意義もない、悪質なイタズラです。
        論文の査読者の人手不足はどの分野でも問題。このような「学会の
        アブストラクト」(いわゆる「論文」としてはみなされない)まで
        きちんと査読するのは膨大な仕事なので、普通はアブストラクト
        は形式的なチェックだけで通す。この学会は慎重にも「未査読の
        受理」と明記しているし、学会側の対応には現実的には落ち度は
        ない。なのにこんなイタズラの対応策の検討とか防止策の実施が
        なされるとな

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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