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人生unstable -- あるハッカー
話半分にきいて追試待ち、かな (スコア:2, 参考になる)
焦電性結晶は、磁石に対する「電石」のようなもので、自発的な(温度に依存する)電気分極を持ち、周りに静電場を作り出します。なので、そのへんの空気中に置いて放置しておくと、表面に耐電したイオンやらなにやらがくっついて電場を打ち消すので、結晶の外側の電場は減ってしまってほとんど無い
Re:話半分にきいて追試待ち、かな (スコア:1)
原理的には、小さな箱でも何でも原理はどうでもいいから、とにかく猛烈に強い電場を作って、核融合可能なところまでイオンを加速できればいいんです。普通はそれは難しいので、くそでかいサイクロトロンを使って山ほど電力を投入してぐるぐる回したりしてます。なので、「核融合」がクローズアップされていますが、以前の電気分解モドキ常温核融合とは根本的に違う話で、実際は、「超小型の加速器を作ることに成功した」って話ですよね。
ですから、次の検証は、本当に主張通りの仕様の加速器が実現しているのか?ということになります。ただ、この手の追試は、結晶の物性・イオンに対してどんな電場をかけるか・加速の結果をどう計測するか、という各段階でノウハウがありそうなので、やっぱりこの手のことをやってる人たちの追試を待ちたいところです(素人が手出しをすると思わぬ失敗をすることがあるので)。
この方法が本当に役に立って、実際に加速できているなら、もしかしたら他の加速器でこれまで電場で加速していたところを置き換えることもできるかもしれませんし、加速器を運用するコストが減らせたりするかもしれませんよね。また、そういったことが、より強い電場を発生させる焦電性結晶材料を作る、といったモチベーションにつながるかもしれません。