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あと、当時の仕事中に関係者から聞いた話で面白いと思ったことは、 PETという癌の診断用の、CTやMRIとはまた違う画像撮影装置が ありまして、10万円近い診断料(健康保険が利かないので)を出して 癌の健康診断を受けるのが一部でブームになっているのですが、 そうした受診者の中の、癌の兆候が見つかった人に要再診断の 連絡をしても、ほとんど全員が、再診断を受けにきてくれない そうです。 結局、多くの人が10万円も払って診断を受けているのは、 癌を早期に発見したかったのでは無く、癌が無いと聞いて 安心したかったからなんだろうな、と思いました。
#中の人故AC
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
残存者利益の行くえはどこに? (スコア:2, 参考になる)
し、レコード針のようにプロ・セミプロ用にどこかが細々と作っていく分には採算が合
うんだろうなぁ....なんて思っていたので、ちょっとびっくり。フジやコダックのような
大手はすっぱり生産中止すると踏んでいたので...。
民生用子会社がつぶれただけなので、親会社は引き続き生産していくのかな?
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:2, 参考になる)
当時からPixellとかで保存用書類として、当時の客先で出力してもらってました。
旧来的な書類の管理に困りだすと、マイクロフィルムぐらいしか銀塩フィルムの需要性が
役所関連ではなくなってくるのかな?
そういえば、最近じゃ(都内の)警察でも、自転車泥棒とかの場合は人相写真はデジカメで
撮影して管理してますね。
その方が迅速に各署に詳細な画像を送信できるメリットとかが大きいのでしょう。
捜査段階では、やはり迅速性や利便性重視でデジカメを使い出してるんでしょうね。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
東京都建設局あたりではもう無くなっています。以前は設計図の成果品を納品する際はマイクロフィルムだったのが、数年ほど前から400dpiのTIFF画像になりました。
まだ、手書きの図面の頃、「成果品はマイクロだけで結構です。手書きの図面は必要ありませんので処分して下さい」と言われ、何か寂しい思いをしました。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
HシステムやLHシステムはデジカメではありませんでしたっけ?
from もなか
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:2, 参考になる)
機械システムで自動撮影、保存するシステムなら、改竄や偽造に対して保護されていると証明しやすいですが、人が個別に撮影する物だと、それを担保するのが大変ですね。銀塩なら「モノ」としての証拠保全のシステムが機能しますから。
認証を受けないと起動せず、撮影データは全て記録時に暗号化される...ってようなデジカメを専用で作れば話は別でしょうが。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:2, すばらしい洞察)
「モノとしての証拠保全」にはならないのではなかろうか
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
カメラもネガも「モノ」としての保全が効く(何をどうすれば正しく「保全」されていると信頼されるか、というシステムができている)けど、デジタルデータの「保全」って、現在の警察の業務では、信頼され得るって事を訴訟で確実に立証できるようにするのが、難しいんじゃないかなあ。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
「フィルムのようなもの」「ネガ(に見えるもの)」とは
1.RAWデータのような加工していないセンサー情報のデジタル記録
2.「モノとしての証拠保全」の為フィルムのようなもの」「ネガ(に見えるもの)」にプリントもしくはそれに類する作業を行ったもの。
3.それ以外の何か?
のいずれでしょうか?
1.の場合はデジタルデータで記録されている以上改竄されたばあい1次情報の判別が困難。2.の場合物理的に書き出す前に改竄されていないかをどう保障するか。についてそれぞれ問題となると思われますが。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:0)
=ネガだからといって捏造されたものでないとは限らないのに証拠になるのか
て言いたいんでしょ?
件のACさんも判りやすい文章の書き方さえ真面目に習っていれば
フレームのもと呼ばわりされることもなかったろうにね
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
素で思い至らなかった自分にがっくり。orz
確かに本気で改竄してくる奴は「ネガに見えるもの」
(というか銀塩フィルムそのものに写して現像プロセ
ス通した物)に十分な情報量を持った画像を入れるだ
ろうから判別は困難になる。
だとすると、改竄を防ぐためにはどのように撮影さ
れどのようなプロセスを通したかの全記録、そして改
竄後の整合性をとるのが困難なくらい大量多種な記録
を残すしか無いのか。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
まさにネガがないから、というのが理由です。
調書に添付される写真の信頼性が揺らいだときに、ネガの存在が効いてきます。
銀塩写真のネガでも改ざんが不可能という訳ではありませんが、デジカメに比べれば
遥かにハードルが高い。ばれるような改ざんでは意味ないですからね。
>デジタルカメラで取って加工した画像をフィルムに転写できる以上、
>「モノとしての証拠保全」にはならないのではなかろうか
というわけで「加工できる」余地がある事が、証拠品としての信頼性を著しく下げ
る訳です。
なので、特殊なデジカメを作り、撮影時のデータがダイレクトに書き込め、書き込
みが1回限りの特殊な記録媒体ができればデジカメへ移行できるですけどね...。
つか、そういうデジカメって意外と需要があるんじゃないかと思うんだか。で、
世界中の警察にタダ同然の価格でばらまいて、メディアで儲けるみたいな商売って
ありじゃない?
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1, 参考になる)
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1, すばらしい洞察)
証拠能力を弁護側がついてくるのは目に見えてる。
検察、弁護側双方がその証拠能力について喧々囂々論争し、それぞれメーカー
技術者や専門家が呼ばれて、技術的で小難しい話を長々と証言する。
その一連の話を裁判官がいちいち聞いて、「なるほどねー」と納得すればよし。
「言ってる意味わかんねー」となると証拠能力なし。
検察官も裁判官とも忙しいから、そんな面倒な事はやりたくないだろな。
というわけで、今現在、警察が検察にお伺いを立てても、検察が却下。(w
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
あるネガ、ポジフィルムがあって、それが確実に銀塩カメラで撮影されたと
証明できないと、証拠としてはあんまり意味がないと思うけど。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:0)
フィルムなんかが最後の最後まで残りそう。
# WEBで見る限り、フジは止めていない模様
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:2, 参考になる)
違いは
・被爆量が少ない
・現像が早い(しないので)
・デジタルのなのでネットワーク経由で直に見える。
電子カルテシステムと連動させたり
患者に直接取りこんだレントゲン画像を見せたりしていますよ
超高速度カメラもフィルムでしたが
島津)がものすごい高速なカメラ(うん千万)作っちゃいましたし
肩身の狭いところになるんじゃないですかね。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1, 参考になる)
何でもベテランの医者になるとフィルムの粒子何個かで
がん等を判断出来るとか聞いた事があるので、下手に圧縮すると
不味そうな気がしますし。
あと、表示装置が高そう(黒白だからそんなでもない?)。
デジタル・レントゲン(?) (スコア:2, 参考になる)
その後、データはサーバに蓄積・保存してますね。
読影ですが、総合病院の場合、従来から放射線科の専門医が行い、診断結果とコメントをつけるところが多いと思います。読影自体がかなり専門性の高い技術なので、重要な診断は専門医が行うはずです。オーダリングシステムや電子カルテの端末で他科の医師が利用する場合は、専門医のコメントなどを元に診察をするという形が多いと思います。
Re:デジタル・レントゲン(?) (スコア:2, 参考になる)
X線フィルムより遥かに感度がよくて、露出時間を短くできるので、32Pを使った分子生物学の実験で重宝してました。X線フィルムだと一晩とか数日かかる露出時間が数十分~数時間ですんでたように思います。使い始めたのは1993年頃のことで、当時はモニタもプリンタも低解像度だったので、最終的なデータにはX線フィルムが必要なことも多かったです。ピクトログラフィーが繋がるようになってからX線フィルムを使わずにすむことが多くなり、便利になりましたね。
IPが医療用に使われているかどうかは不明。もしかしたらよく似た別の製品かもしれない。
Re:デジタル・レントゲン(?) (スコア:1)
モニターがすごく高い、家が一軒買えるくらいするというのが印象的でした。
法律的に要求されているため、保存用にプリンターからフィルムとして出力されていました。今なら全くフィルム・レスでもできますよね。
こういうシステムは、巡回検診とかに使えば、結果が早くわかるのでより効果的なような気がします。
そういえば、職場の放射線科の人は当時(1998年頃)「パソコン用の液晶モニターではラティチュードが狭くて使い物にならない」といってましたが、3年くらい前にフィルム・レスのレントゲンシステムをいれたみたい。オーダリング端末からも見られるようにしたみたいだけど、液晶モニタの画質問題はどうなったのかしら。
Re:デジタル・レントゲン(?) (スコア:1)
だったらイメージングプレートですね。調べてみたら、医療用製品 [fujifilm.jp]もあるみたいだし。
感度が高い分被曝線量が減らせる(はず)なので、検査を受ける側にとってもメリットは大きいかもしれません。
Re:デジタル・レントゲン(?) (スコア:1)
へえ、ダイナミックレンジじゃなくて、ラティチュードなんだ。なんかラティチュードっていうと、撮影時に問題になるもんだとばっかり思ってました。
---- 6809
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1, 参考になる)
一般撮影(いわゆるレントゲン写真)は、まだまだ銀塩も多く使われていますが、だんだんとCR装置(イメージングプレート)、そしてFlat Panel Detector 装置(平たく言うとX線デジタルカメラ)へと替わり始めています。
画像フォーマットや通信プロトコルは、DICOM [nema.org]規格がデファクトスタンダードです。そろそろISO化しそうですけど。
画像圧縮はlosslessで行っている病院も多いですが、lossyで残しているところもありますね。
最近の製品ではJPEG2000のサポートも当たり前になってきてます。
日本医学放射線学会では、CT,MRIのような元々デジタルデータとして得られる医用画像については、JPEGで1/10圧縮くらいしても診断上影響は無いというガイドライン [radiology.or.jp]を出しています。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1, 参考になる)
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
一時期、朝から晩までDICOMフォーマットと格闘していました。
余談になりますが、受診者が一日に5,6人(しかも老人ばかり)
しか 来ない日もあるような田舎の診療所が、国や県の予算でMRIやCT、
電子カルテシステムを導入して、ドクターも読影医も暇しているのを
まのあたりにすると、日本の税金の使い方って素晴らしいな、
と思います。
あと、当時の仕事中に関係者から聞いた話で面白いと思ったことは、
PETという癌の診断用の、CTやMRIとはまた違う画像撮影装置が
ありまして、10万円近い診断料(健康保険が利かないので)を出して
癌の健康診断を受けるのが一部でブームになっているのですが、
そうした受診者の中の、癌の兆候が見つかった人に要再診断の
連絡をしても、ほとんど全員が、再診断を受けにきてくれない
そうです。
結局、多くの人が10万円も払って診断を受けているのは、
癌を早期に発見したかったのでは無く、癌が無いと聞いて
安心したかったからなんだろうな、と思いました。
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:0)
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:0)
高精細診断ディスプレイは百万くらいするので某病院ではとても買えません、大学病院みたいに金があるところは別ですけど...
#中の人故AC
Re:残存者利益の行くえはどこに? (スコア:1)
病院のレントゲンはデジタル化してます (スコア:1)