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私はキーボード推進派です。なぜなら、欧米、特に米国では、タイプライターの普及により、数十年前に同じ事が起こりましたが、現在、それは少しも社会問題になっていないからです。
タイプライターの普及により、アメリカ人の字は劇的に汚くなりました。また、筆記体を使う習慣も大部分なくなりました。急いで大量に書く時はタイプライターを使うので、手書きは少量をゆっくり書くときだけです。だったら読みやすいブロック体のほうがいい。そして実際そうなって、誰も困っていません。
同じことが既に日本でも進行していることは、皆さんもお気づきでしょう。行書や草書を使いこなす人は激減し、楷書と我流の崩し字が広まっています。ペン習字の必要性、字の綺麗な人の需要も低下してきました。かつては、まともな字の書けない人は、まともな社会人とはみなされなかったのですが、その種の社会的圧力はハッキリと減少しました。
手書きで綺麗な字をすばやく書けるようになるには、大変な教育コストがかかります。これほどPCが普及した現在、そのコストに見合うだけの手書きの必要性は存在していません。「PCが使えない場所ではどうするんだ」「電気の使えない場所ではどうするんだ」という意見が必ず出てきますが、そもそもそんな場所でまともな仕事をしようとする方がおかしい。逆に問いましょう。あなたが大量に書き物をしようとする場所で、職場でも家庭でも、PCの存在していないところはありますか?
(余談ですが、PCを使いたくても使えない、数少ない場所の1つが刑務所です。服役囚でまめに手紙を書く人は、たいていもともとワープロを使っていなかった人だそうです。ワープロを使っていた人は大変筆不精になるそうです。)
ただ、公教育に親たちが求めるのは、現代社会で求められる技能ではなくて、古い社会の良識である場合が多いのです。だから公教育はいつも、時代遅れであることを親たちから望まれ、その結果たいていは時代遅れになります。学校ではキーボードに限らず、計算機が普及しても手計算を強制し、検索エンジンが普及しても暗記を強制します。親はそれで満足し、子どもは公教育に見切りをつけ、適当にやり過ごし、必要なことは自分で勝手に学ぶ、そういう構造がすでに日本では定着しているようにも思います。だから私の本音は「どうでもいいよ」だったりするのですが。
失礼ですが、典型的な誤解をなさっておられます。書かなければ漢字は覚えられないというのは間違いです。また、表音文字と表意文字の文化の違いというのも間違いです。
まず、読める漢字と書ける漢字を比べると、読める漢字のほうが誰でも圧倒的に多いのです。それは、漢字を読むことは前後の文脈からいつのまにか身につく技能ですが、書くことは意図的に練習しなければ身につかないからです。つまり、書かなければ漢字を覚えられないというのは事実ではありません。
逆に問いましょう。あなたが普段、ワープロで書いておられる漢字の全てを、あ
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
blogでなく (スコア:2, すばらしい洞察)
webじゃなく紙の日記書かせるべきでしょうに。
#親が読むことも義務づければなおよし。
火、つけられます? (スコア:4, すばらしい洞察)
二種類の考え方があると思います。
A.手で文字を書く能力は必須であるので肉体に内蔵すべきだ。
B.文字を書く能力はIT機器に任せることができるのでそんな野蛮なことを覚える時間でほかの事を学ばせるべきだ。
たとえば火をおこすことを考えてみると、我々の多くは自然にあるものだけで火をおこすことはできませんよね。
木をこすったりして着火させる技術というのはあまり一般の人は持っていません。
学校や家庭でそんな技術を訓練したりもしません。マッチやライターで代替できるからです。
それを敷衍してみると、文字を書く能力というのは手ではなく機械に代行させることが可能な能力であると考えることができます。
火をつけたければライターを使うように、文字を書きたければキーボードとFEPを使えばいいじゃんかいつでもどこにでもあるし、
っていう風に考えれば文字を書く能力のアウトソーシングであると認識することもできるのではなかろうかと。
#とはいえ、おいらは心情的にはかなり強くA.なんですがね
とはいえ、小学生はろくなこと考えませんから校内の閉じたネットワークでやっていただいて、高校生になったらTheのつくほうのネットの海に漕ぎ出していただくのがよろしかろうかと。
Re:火、つけられます? (スコア:1, オフトピック)
ガスコンロの自動着火装置が故障して、マッチやライターを使用する機会は想定できます。しかしマッチやライターは比較的確実な着火手段であり故障の発生率は低く、周辺環境的に着火が出来ない状況下(高湿度等)では代替手段となる手作業の火起しも非常に困難である事が容易に想像されます。
一方で情報処理機器の故障や使用できない環境というのは比較的想定されやすく、何らかの電源が存在しない環境ではほぼ確実に使用できません。
以上から、筆記における情報機器と手書きの関係は、着火における自動着火型ガスコンロとマッチ&ライターの関係に置き換える事ができるのではないかと考えられます。
よって、文書の作成において手書きを火起しに例える論理は正当ではないと思った次第です。
……などと言ってみる。
じゃぁ、筆記における火起しとは何だと言われると困るけど。(w
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:火、つけられます? (スコア:1, 参考になる)
まれに「学校の習字で墨をすらんとはけしからん」とか主張するアフォの投書が新聞に載ったりはするけどね。
Re:火、つけられます?(オフトピ) (スコア:0)
書道は字を書くことではなく精神修養が目的なので正しい意見なのでは。
学校の習字が書道かどうかという点には議論の余地がありますが。
Re:火、つけられます?(オフトピ) (スコア:0)
墨するのと字を書くのを比べたら精神修養にしろ技術習得にしろ、後者の方が効果的かと思います。
Re:火、つけられます?(オフトピ) (スコア:0)
「それだけで授業時間が終わ」りはしませんでしたよ。
しかし、そんな私の世代(70年代生まれ)でも、所詮は小学生。
「墨汁を使うヤツは反則」的な空
Re:火、つけられます? (スコア:1)
・墨をする
・鉛筆を削る
・万年筆にインクを入れる
・羽ペンのペン先を削ってインク壺に浸す
・シャープペンに芯を装填する
・ボールペンのキャップをはずす
# ナイフがあれば鉛筆を削れるのでID。
Re:火、つけられます? (スコア:0)
プリミティブな手法で目的を達成できるということは生きていく上で大事だと思います。
そう考えると最終的には筆記に必要な道具を作ることができないとだめなのかな?
Re:火、つけられます? (スコア:1)
鉛筆の作り方:
…無理だ。
参考文献:福音館書店「たくさんのふしぎ」第1号「一本の鉛筆のむこうに」
Re:火、つけられます? (スコア:1)
1.大多数の人が持っていて
2.AC不要、どこでも使えて
3.滅多に故障しない
4.万一故障しても、誰かに借りられる(代替えがきく)
5.成果(文章を)どこにでも送れる
6.たいていの人が使える
#入力メソッドは特殊だけど
Re:火、つけられます? (スコア:0)
彫刻刀。
私はキーボード推進派 (スコア:1, すばらしい洞察)
私はキーボード推進派です。なぜなら、欧米、特に米国では、タイプライターの普及により、数十年前に同じ事が起こりましたが、現在、それは少しも社会問題になっていないからです。
タイプライターの普及により、アメリカ人の字は劇的に汚くなりました。また、筆記体を使う習慣も大部分なくなりました。急いで大量に書く時はタイプライターを使うので、手書きは少量をゆっくり書くときだけです。だったら読みやすいブロック体のほうがいい。そして実際そうなって、誰も困っていません。
同じことが既に日本でも進行していることは、皆さんもお気づきでしょう。行書や草書を使いこなす人は激減し、楷書と我流の崩し字が広まっています。ペン習字の必要性、字の綺麗な人の需要も低下してきました。かつては、まともな字の書けない人は、まともな社会人とはみなされなかったのですが、その種の社会的圧力はハッキリと減少しました。
手書きで綺麗な字をすばやく書けるようになるには、大変な教育コストがかかります。これほどPCが普及した現在、そのコストに見合うだけの手書きの必要性は存在していません。「PCが使えない場所ではどうするんだ」「電気の使えない場所ではどうするんだ」という意見が必ず出てきますが、そもそもそんな場所でまともな仕事をしようとする方がおかしい。逆に問いましょう。あなたが大量に書き物をしようとする場所で、職場でも家庭でも、PCの存在していないところはありますか?
(余談ですが、PCを使いたくても使えない、数少ない場所の1つが刑務所です。服役囚でまめに手紙を書く人は、たいていもともとワープロを使っていなかった人だそうです。ワープロを使っていた人は大変筆不精になるそうです。)
ただ、公教育に親たちが求めるのは、現代社会で求められる技能ではなくて、古い社会の良識である場合が多いのです。だから公教育はいつも、時代遅れであることを親たちから望まれ、その結果たいていは時代遅れになります。学校ではキーボードに限らず、計算機が普及しても手計算を強制し、検索エンジンが普及しても暗記を強制します。親はそれで満足し、子どもは公教育に見切りをつけ、適当にやり過ごし、必要なことは自分で勝手に学ぶ、そういう構造がすでに日本では定着しているようにも思います。だから私の本音は「どうでもいいよ」だったりするのですが。
文化の違いですよ (スコア:1)
英語圏はA-zの羅列で表現できるけれども
表意文字はそうでは無いっていう所が問題になっていると思う
字が綺麗汚ないではなく、漢字は使わない&書かないと覚えられないし
平仮名ばかりで書かれた文は、誰も読みたくない、正常に意味が伝わるかどうかも不明
ここからは私の個人的感情だけれども
年賀葉書を貰ったとします、手書きの文とパソコンで書かれた文
どちらが貰って嬉しいと思いますか?
一部分でも手書きの部分があると、それだけで与える印象も違うと
思います、まぁ私が古い人間なのかもしれませんが。
そういう文化を古い!の一言で切るのは簡単です…が
文化を伝えていくのも学校の役目だと思いますよ
Re:文化の違いですよ (スコア:0)
いろいろ間違いを起こしてくれる
↑ふいんき(なぜか変換できない)を読めない馬鹿
誤変換 (スコア:1)
>いろいろ間違いを起こしてくれる
ですねえ。
気に入っているホームページ1つで、更新時に「確率」を「確立」と誤変換したままの状態でかかれてたので、
作者にその旨メールしたら翌日の更新で私を含め5人から同じ指摘がありましたって、凹んでた。
#でも私自身は鬱病の人間の癖に、手書きでは「鬱」ってかけないんだよなあ。
文化の違いではありません (スコア:0)
失礼ですが、典型的な誤解をなさっておられます。書かなければ漢字は覚えられないというのは間違いです。また、表音文字と表意文字の文化の違いというのも間違いです。
まず、読める漢字と書ける漢字を比べると、読める漢字のほうが誰でも圧倒的に多いのです。それは、漢字を読むことは前後の文脈からいつのまにか身につく技能ですが、書くことは意図的に練習しなければ身につかないからです。つまり、書かなければ漢字を覚えられないというのは事実ではありません。
逆に問いましょう。あなたが普段、ワープロで書いておられる漢字の全てを、あ
Re:文化の違いではありません (スコア:0)
そこの書かれた手書きのメッセージに何かを感じる時点であんたも時代遅れなんだろ?
五十歩百歩/目くそ鼻くそ。
Re:私はキーボード推進派 (スコア:0)
>現在、それは少しも社会問題になっていないからです。
同じなわけないだろ。
ふつーレベルの人間は、たかだか大小