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どちらかと言えば当時はノーベル賞をもらえたことのほうが驚きだった思います。 これまでは受賞にあたっては産業界での業績より学術的な業績が重視される(言い方を変えれば特許より論文) と思われていましたし、いわゆるキルビー特許訴訟で 「金にがめつい」というイメージがありましたから。
だいたい近年のノーベル賞は、その年の受賞のテーマを決め、 その中でいくつかトピックスを挙げてその中で功績のあった人を2~3人か選ぶ、 という方法になっています。 2000年の物理学賞に関して言えば、ITがテーマでトピックスとしてICと半導体レーザーが選ばれており、 産業界の評価も重視されてきている傾向がうかがえる年です。
ここから先はぼくの想像ですが、 半導体レーザーだけでは弱いからICはどうかと考えてみると、 ノイスはもう死んでしまったし、 いわゆる新キリビー特許では裁判で負けてしまったし、 もう過去の人として葬式代くらいあげてもやっかみはないだろう、 なんて判断があったんじゃないかな、と勝手に思っています。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
何故? (スコア:1)
Re:何故? (スコア:2, 参考になる)
どちらかと言えば当時はノーベル賞をもらえたことのほうが驚きだった思います。 これまでは受賞にあたっては産業界での業績より学術的な業績が重視される(言い方を変えれば特許より論文) と思われていましたし、いわゆるキルビー特許訴訟で 「金にがめつい」というイメージがありましたから。
だいたい近年のノーベル賞は、その年の受賞のテーマを決め、 その中でいくつかトピックスを挙げてその中で功績のあった人を2~3人か選ぶ、 という方法になっています。 2000年の物理学賞に関して言えば、ITがテーマでトピックスとしてICと半導体レーザーが選ばれており、 産業界の評価も重視されてきている傾向がうかがえる年です。
ここから先はぼくの想像ですが、 半導体レーザーだけでは弱いからICはどうかと考えてみると、 ノイスはもう死んでしまったし、 いわゆる新キリビー特許では裁判で負けてしまったし、 もう過去の人として葬式代くらいあげてもやっかみはないだろう、 なんて判断があったんじゃないかな、と勝手に思っています。