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一般利用者の接続もPPPoEでやればプロバイダが何処でもOKだし、JR東日本のLANもトンネリングして一緒に使えばいいのに。
こと今回の件に関していえば、これにはMISが猛反発する可能性がありますね。MISにいわせると、利用者が使いたいのはISPではなく、Internetである。InternetはどのISPを通ろうとも本質的に同じもの。とならば、packetをわざわざPPPoEで特定のISPへ誘導することは無駄以外のなにものでもないそうで。こういう姿勢はMISの接続先選択(その地場で最も接続に適した回線を上流とする、ゆえに違う土地では上流組織が変わり得る)にも現れていますね。
もう少し詳しい話は、情報処理学会誌2001年4月「本当のインターネットをめざして」にあります。
ちなみに、駅務で無線LANを使っているかといわれると、使っていなさそうな気がします。回線接続が必要なものは基本的に有線(典型的な例は鉄電)ですしねぇ...(あっしは臨雇をやったことがない)
PPPoEを使ってホットスポット経由の接続サービスをやりたいという奴や(提供するコンテンツに独自性があるなら十分可能では?)、同じ場所で無線LANを使いたいという奴が現れたときに、ちゃんと相乗り出来るルールを作る事に努力する方が、金が掛からなくてお互いハッピーなんじゃないのって思います。
つまり、xDSLなどにおけるPPPoEよろしく、datalink layerの構造とnetwork layerの構造をそれぞれ独立に設計、利用すべきということでしょうか?
これに対して、MISはおそらくこう反論するでしょう。すなわち「physical layerの上でdatalink layerが動き出せば、黙っていてもその上でuserが本当に求めているnetwork layerが動く。それでuserは十分なのになぜわざわざ手を動かして別のnetwork layerを動かす必要があるのか」。これはnetworkの本質を良く表現しています。よくある誤解ですが、layer間で独立なのはprotocolだけです。構造を独立にすることはできません。相乗りなどという言葉が出てくるのはnetwork layerの構造を無理矢理datalink layerから独立させようとするためです。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
この報道の翌日、 (スコア:1, 興味深い)
雑談していただけではあるのですが、その話題になった時に、太田氏は「場合によっては宝刀を抜く」と言ってました。第一種電気通信事業者には、法律に規定されていながらまだ誰も抜いたことのない「宝刀」があるので、それを抜くかも知れないと。抜けば裁判になるので、公平な結論が出ざるをえないだろうと。
「宝刀」というのは、電気通信事業法第73条のことなんですけどね。
Re:この報道の翌日、 (スコア:2)
強制的に「協議を求める」ことが出来るということかな?
これがなぜ「宝刀」にあたるんだろう?
必ず使用権が得られるという訳でも無さそうだけど...
--
(土地等の使用権)
第73条 第1種電気通信事業者は、第1種電気通信事業の用に供する線路及び空中線並びにこれらの附属設備(以下この章において「線路」と総称する。)を設置するため他人の土地及びこれに定着する建物その他の工作物(以下単に「土地等」という。)を利用することが必要かつ適当であるときはその土地等の所在地を管轄する都道府県知事の認可を受けて、その土地等の所有者(所有権以外の権原に基づきその土地等を使用するものがあるときは、そのもの及び所有者。以下同じ。)に対し、その土地等に使用する権利(以下「使用権」という。)の設定に関する協議を求めることができる。第3項の存続期間が満了したあとにおいて、その期間を延長して使用しようとするときも、同様とする。
tink (tink@mail.le.to)
つまりね (スコア:1)
だから、この「宝刀」が抜かれると、「使わせることが出来ない」ということを、公平な立場で検討させられるわけです。「将来俺のところで使うかも知れないから」といった類の理由ではダメなんだと。電気通信事業法は、利用者の権利保護を優先している法律なので、「俺んところの商売のために残しとくんじゃい」というのはダメなんです。「俺のところは利用者にとってこんなメリットがある。それを阻止する奴はけしからん」的方向の話になるのだそうで。第1種電気通信事業者は「お上」の次くらいに強い権利を持っているのです。
Re:つまりね (スコア:1)
ただ、いくつか気になったことが...
1)
例えば、仮に私の自宅の隣に公共機関があって、そこにホットスポットが設置されたせいで自宅で無線LANが使えなくなるような事は無いのかな?
干渉もさることながら、自宅で使っている無線LANに停波命令とか出たら嫌だな...
そもそも公共の場で大がかりに運用することを考えた規格じゃないのに、そのせいで本来の使い方が出来なくなったりするのはどうかと...
2)
1.の件が、JR東日本が業務で使う無線LANとの干渉だとどうだろう?
配線を減らす為に事務所で無線LANを使いたいというのは、しごく当然な事だと思うんだけど、それも公共の場だと譲らないといけないのかな?
本来そういう風に使うもんじゃねーだろって主張は無し?
3)
そもそも、なんで電波の奪い合いになるんだろ?
独自にCSを設置しないと不具合でもあるのかな?
施設全体でIPアドレスを割り振って貰って、同じLANを共有してルーターなりで分ければ良いだけのような...
その方が、あとから参入する場合に安価で済むと思うんだけど。
一般利用者の接続もPPPoEでやればプロバイダが何処でもOKだし、JR東日本のLANもトンネリングして一緒に使えばいいのに。
LANを共有するときのルール作りとかに精を出す方が、よほど有益だと思うんだけど。
802.11b自体を良く知らないので(個人的には今のところ使っていません)外してるかも知れませんが、こんなことを疑問に思いました。
それにしても、ホットスポットなんてのが出来るのは大歓迎です。
AirHは、やっぱり遅い... (--;)
(おふとぴ)
モデレーションをロールバックしないために匿名投稿したつもりだったのに、失敗してら...
しかも+1ボーナスが有効になっちゃってるし... うつぅ...
(/おふとぴ)
tink (tink@mail.le.to)
基本的にね (スコア:1)
わりとあるのが、「道路建設のための立ち退き」ですね。最初は「お願い」だけど、どうしても拒否となると、「強制執行」とかあるわけ。あれと原理的には同じはずです。
> 自宅で使っている無線LANに停波命令とか出たら嫌だな
出る危険性は大いにあります。それこそ「ギリギリの調停」の場合だろうとは思いますが。
一般論として、日本の法律では「認可」の絡むものは、いろんな点で優遇される仕組になっています。現実は別として、「認可をすることは、それなりの義務が発生する分、優遇する」ということになっていますから。
> JR東日本が業務で使う無線LANとの干渉だとどうだろう?
調停機関が「それじゃあしょうがないねぇ」と認める事由があれば、「強制使用」みたいなことはならないです。たとえば、どう工面しても設備の置き場が用意出来ないとかね。だから「協議を行う」なんです。だから、「合理的な理由」で作れないことになってしまえば、作れない。でも、それは「合理的な理由」ですから、自分が作る時にも適用されちゃう。
Re:基本的にね(オフっぽい) (スコア:1)
電波法の目的:
電波の公平且つ能率的な利用を確保することによって
公共の福祉を増進すること。
て。
-- LightSpeed-J
Re:基本的にね(オフっぽい) (スコア:0)
この場合、車両運用に支障が出ない限りはMIS側に有利なのかな…と。
解釈云々とかは全然わかりませんけど…
意味違いの電波はモノづくりの糧に昇華させるべき(違
MISはPPPoEをまず使わないでしょう (スコア:1)
こと今回の件に関していえば、これにはMISが猛反発する可能性がありますね。MISにいわせると、利用者が使いたいのはISPではなく、Internetである。InternetはどのISPを通ろうとも本質的に同じもの。とならば、packetをわざわざPPPoEで特定のISPへ誘導することは無駄以外のなにものでもないそうで。こういう姿勢はMISの接続先選択(その地場で最も接続に適した回線を上流とする、ゆえに違う土地では上流組織が変わり得る)にも現れていますね。
もう少し詳しい話は、情報処理学会誌2001年4月「本当のインターネットをめざして」にあります。
ちなみに、駅務で無線LANを使っているかといわれると、使っていなさそうな気がします。回線接続が必要なものは基本的に有線(典型的な例は鉄電)ですしねぇ...(あっしは臨雇をやったことがない)
Re:MISはPPPoEをまず使わないでしょう (スコア:1)
論旨としては、同じ場所に複数系のインフラを整備することに意味がないのでは(JR東日本は大勘違いをしているのでは)という疑問です。
プロバイダによっては接続サービスを提供して利益を得たいこともあるだろうし、逆に公共のLANであってもトンネリングすれば私企業のセキュアな通信も可能です。
もちろん、フリーなアクセスを提供するキャリアが有っても良いと思います。(でも、どうやって利益を上げるんだろ?)
だいたい、元記事にある
| 列車内に設置したサーバー内にコンテンツを蓄積し、乗客が無線LAN経由で利用できるようにするサービスなども検討している。
| また、駅構内の施設間でのデータ通信など、業務用途でも無線LANを活用していく方針だ。
というのと、CSの設置がどう関係するのか、理解に苦しみます。
そのLANにサーバー置けば良いだけでは...
NTTなんかもそうですが、インフラを引いた業者にインフラの既得権がああり過ぎるから、こういう事でもめるんだろうな。
簡易な条件での適価での解放が絶対だったら「引きたい業者が引けば~」って感じになると思うんだけど...
また、本来クローズドな環境で使う為のものなのに、公共の場に持ちだして問題が起きないかというのも気になります。
JR東日本が現時点で無線LANを業務に使っているかどうかは関係ないです。
私企業や個人が無線LANを使いたいと思ったときに、公共ネットワークとの干渉を理由に使えない事が起こり得るのでは?
又は、今まで無線LANを使っていたのに、公共ネットワークとの干渉を理由に停波を求められることがあり得るのでは?
という話です。
(最近は、特に電波に対しては仕方がないかなとも思っていますが...)
この場合も、そのインフラを共有するような仕組みがあれば、特に問題が無い(というか逆に安くついてしまう)んじゃないだろうかと。
MISがPPPoEを使おうが使うまいがどうでも良く(別に使えって言っている訳じゃ無いです)、PPPoEを使ってホットスポット経由の接続サービスをやりたいという奴や(提供するコンテンツに独自性があるなら十分可能では?)、同じ場所で無線LANを使いたいという奴が現れたときに、ちゃんと相乗り出来るルールを作る事に努力する方が、金が掛からなくてお互いハッピーなんじゃないのって思います。
tink (tink@mail.le.to)
Re:MISはPPPoEをまず使わないでしょう (スコア:1)
つまり、xDSLなどにおけるPPPoEよろしく、datalink layerの構造とnetwork layerの構造をそれぞれ独立に設計、利用すべきということでしょうか?
これに対して、MISはおそらくこう反論するでしょう。すなわち「physical layerの上でdatalink layerが動き出せば、黙っていてもその上でuserが本当に求めているnetwork layerが動く。それでuserは十分なのになぜわざわざ手を動かして別のnetwork layerを動かす必要があるのか」。これはnetworkの本質を良く表現しています。よくある誤解ですが、layer間で独立なのはprotocolだけです。構造を独立にすることはできません。相乗りなどという言葉が出てくるのはnetwork layerの構造を無理矢理datalink layerから独立させようとするためです。
Re:MISはPPPoEをまず使わないでしょう (スコア:0)
JR東日本はどうだか判らないですけど。
Re:MISはPPPoEをまず使わないでしょう (スコア:0)
PCを使うのだとか)などが現在計画されています。
Re:この報道の翌日、 (スコア:1)
It's not who is right, it's who is left.
電柱については、 (スコア:1)