パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

MINIXの新バージョン3がリリース」記事へのコメント

  • VMWareイメージも (スコア:3, 参考になる)

    by garland (19916) on 2005年10月25日 22時44分 (#820273)
    本家でもふれられていますが、
    LiveCDやVMwareイメージでの提供もされているようですね。
    20代の自分にはMINIXというと、名前だけ聞いたことのある
    過去のモノ、という印象が強かったのですが、こういう
    配布形態を用意してきたということで、それが若干
    払拭されたような気がします。

    それとも、元々教育用であったことを考えるとこの配布形態は
    至極当たり前なのでしょうか。
    • by Average (3404) on 2005年10月25日 22時48分 (#820275) 日記
      Minix2.0までのライセンスは確か改変したソースを配布するのはNGだったと思いました。
      だもんで、386化するのに大いに難儀したといういきさつからLinuxが支持を得た、という経緯があったと思います。

      それはさておき、デバイスドライバがユーザー空間で走るなど、OSとしても意欲的な構成じゃないですか。
      GNU Hurdもこっちに乗り換えて欲しかったり:-)
      --
      -----------------
      #そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
      親コメント
      • by goji (949) on 2005年10月26日 0時47分 (#820351) ホームページ 日記
        デバイスドライバがカーネルと別空間で走ると言うのはMinixやMachとかマイクロカーネルの流行していた時代に当然のように採用された方式です。初期のWindowsNTもね。
        しかし当時はそれでは性能が出なかった。
        というのもLinusがモノリシックカーネルに固執した理由の一つでしょう。
        バーチャルマシンブームの今なら、ハードウェアのサポートも期待できるし、また流行するかも知れませんね。
        親コメント
      • by hohehohe (11394) on 2005年10月25日 22時56分 (#820279)
        Minix3のライセンスはBSDなんですね
        --
        AVG anti-virus data base out of date
        親コメント
        • by tarosuke (2403) <webmaster@tarosuke.net> on 2005年10月26日 0時40分 (#820346) 日記
          むむ?
          モノリシック=GPL、マイクロカーネル=BSDな傾向が?
          # そういやMonaも...
          親コメント
          • by cyber205 (4374) on 2005年10月26日 9時36分 (#820444) ホームページ 日記
            研究用途のOSは、BSDベースで、それを改造した方式で実装されることが多いようですね。
            OSそのものに「研究者が愛用してきたOS」という感じがしますよ。
            そして、マイクロカーネルは結構「歴史が浅い」わけですから、
            「研究用途から発展したものが多い」のだと考えると、
            BSD系が多いというのはそれなりに納得できるような気がします。

            UNIXという区分で元祖BSDと本家SystemV系を比較対象にもってきてGNUシステムを見た場合、
            GNUが目指していたシステムの利用感、いわゆる古いLinuxで実現されている環境は
            かなりBSDっぽいという意見も聞いたような気がします。
            もしかするとSlackwareあたりのことを言っているのかもしれませんが。
            親コメント
        • by 4geru (10338) on 2005年10月26日 13時53分 (#820537)
          2.x の頃に BSD License に変わりました。

          http://groups.google.com/group/comp.os.minix/msg/d12a0dde04b7f232?hl=en
          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年10月26日 13時17分 (#820524)
        そんなデマを堂々と書かないでください。386化なんて1.5.xのときになされていますし。パッチもちゃんと配布されています。

        Linuxが支持されたのはMInixはあくまで教育用なので教育用として無駄な機能追加などは行わないという方針を貫き通したからです。

        Minixに触れた多くの人は教育用ではなく実用に供することのできるUnixクローンが欲しかったのです。386BSD, FreeBSD, NetBSD が誕生してからはそちらに期待がかかったわけですが、例の訴訟で開発停滞があって Linux がその間隙を縫って伸びてきたってな感じです。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          >386BSD, FreeBSD, NetBSD が誕生してからはそちらに期待がかかったわけですが、
          >例の訴訟で開発停滞があって Linuxがその間隙を縫って伸びてきたってな感じです。

          見方にもよるんだろうけど、訴訟の決着があらかたついた時期とLinux 1.0が出た時期は同じくらいだと思うから、スタートラインはそんなに違わないと思う。というか、BSDの方が実績あったわけだし。今のLinuxだって訴訟を抱えてるわけだし(深刻度が違う気がするが)。

          #以前、FreeBSDがLinuxより普及しなかったのはコミュニティの閉鎖性にあるんじゃないかと言って怒られたのでAC
          • by taka2 (14791) on 2005年10月26日 14時48分 (#820564) ホームページ 日記
            1993年11月 FreeBSD 1.0
            1994年01月 USLのUCBに対する訴訟が和解
            1994年03月 Linux 1.0
            1994年03月 4.4BSD Lite
            1994年07月 FreeBSD 1.1.5.1(最後の4.3BSD NET/2版)
            1995年01月 FreeBSD 2.0(初の4.4BSD Lite版、結構不安定)
            1995年11月 FreeBSD 2.1(ここまで来て結構安定した)

            って流れですから、FreeBSDが黒くなってから
            クリーンで安定したものが出るまでに2年近くかかってます。

            その間に Linux 1.0 が発表され、Linux が台頭してきたのは確かかと。
            親コメント
          • by Anonymous Coward on 2005年10月26日 16時57分 (#820622)
            Linuxはユーザ空間からI/Oアクセスするという
            ioparm()のような無茶なことも可能です。

            しかしBSDには古くからの歴史と流儀がある。
            「こういう場合は必ずデバイスドライバ経由で扱え」
            とか、必ず言われるわけです。

            Linuxってのはそういうものを無視して
            「とにかく面白そうなら作って発表してしまう」
            という活気というか、若さというか、無鉄砲さがあったと思います。

            カーネルレベルでWebサービスを高速処理してしまおうとか、
            javaのバイナリを直接サポートしてみようかなとか、
            盛り込まれたけど結局消えていった拡張は結構あります。

            基本的にUNIXとしては「アプリケーションが移植できて使えればいいじゃないか」と、
            その上で、「もっと便利にできるんならどんどんやって作りなおしてみよう」
            みたいなスタンスなんでしょう。

            それを使うユーザのほうも、
            「何も知らない奴は俺のところに来い、俺も知らないけど心配するな、そのうち何とかなるだろ〜♪」
            みたいな感じで布教していったような気がします。
            親コメント
    • by flutist (16098) on 2005年10月25日 23時21分 (#820299)
      > 元々教育用であったことを考えるとこの配布形態は至極当たり前

      当たり前とは言えないけど、お金のない学生に取って、MINIX用のマシンを用意しなくてすむから敷居はだいぶ低くなりますよね。今も非常に強い教育志向だと思います。

      もう15年も前、ASCIIから出ていたMINIX本を見ながら「メッセージ・パッシングの現場の様子を目で見る」のが楽しかったのを思い出します。MINIX 3もサイズは"extremely small"だそうで、完全なOSとして必要なこと全体を把握しやすいように作られているんだろうと思います。

      ちょっと見てみようかな。

      # 4000行か...。科研費を書き終わったら見てみよう。
      親コメント
    • by RX-178 (2626) on 2005年10月25日 23時56分 (#820325)
      すみません、VMware使ってませんので呆かましているかも知れませんが
      MINIXの配布しているイメージは先日の無償バージョン [srad.jp]で使えるのでしょうか
      これを期にMINIXを…、と言うわけではないのですが
      このような配布の時に使えるものなのかな~って思ったもので
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      VMware イメージで起動したときに
      /bin にある [ ってファイルは何だろう?
      中身は cd コマンドと同じなんだけど(笑)
      実行方法も分からない。orz

      あと、サスペンドが使えませんね。
      vi 中にサスペンドさせようとすると、ログアウトするし。
      • by Anonymous Coward
        > /bin にある [ ってファイルは何だろう?

        UNIX(およびその派生)を使ったことは無いのかな?
        man [
        すればわかりますが、test コマンドです。
        シェルスクリプトを、見やすく(書きやすく)するためのシンタックスシュガーのようなもの。

        普通のUNIXなら test へのハードリンクなんですが、これは…シェルスクリプトになってますね。

        さらには /bin/cd が存在して、しかもシェルスクリプトだというのは、UNIX使いからするとかなり異様な感じ。(普通はシェルの組み込みコマンドとして実装)
        • うろ覚えで書きますが、
          POSIX 的には、cd も外部コマンドとして存在する必要があったかと思います。
          ただし、外部プログラムでカレントディレクトリを変えても呼び出し元は変わりませんので、
          本来の目的としては意味無しです。

          指定したディレクトリが存在するときは成功するので、
          ディレクトリの存在チェックには使えたかと。
          親コメント
          • by stereo_eye (26492) on 2005年10月26日 14時11分 (#820551)
            この場合、
            シェルにカレントディレクトリの変更を依頼するメッセージをとばす。
            みたいなコマンドにすれば解決?

            せっかくマイクロカーネルなんだからさ。メッセージで会話しようよ!
            親コメント
        • Re:VMWareイメージも (スコア:1, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2005年10月26日 17時29分 (#820642)
          元ACです。

          > UNIX(およびその派生)を使ったことは無いのかな?

          UNIX はバリバリ使ってますが・・・

          > すればわかりますが、test コマンドです。

          知りませんでした。
          ありがとうございます。

          ちなみに HPUX, AIX, SunOS には /bin, /usr/bin の下に [ なんてファイルはありませんでした。
          man [ も無かったです。

          linux にはありました。
          test コマンドへのシンボリックリンクになってました。

          今気づきましたが、MINUX では、12個のコマンドが、同じハードリンクになってますね。
          [ cd command echo expr false getopts read test true umask wait
          親コメント
          • by taka2 (14791) on 2005年10月26日 17時54分 (#820659) ホームページ 日記
            sh スクリプトでの if は、引数のコマンドを実行して、その真偽でthenとelseのどっちを処理するか決めるという構文ですので、

            if [ -f foo ]; then …
            って書いた時は、実は、

            > [ -f foo ]
            すなわち、
            > test -f foo ]
            というコマンドが実行されて、その実行結果の真偽を判定している、と。

            この手のよく使うコマンドについて、イチイチ別プログラムを実行するのはオーバーヘッドが大きいので、
            最近のシェルでは、built-in な内部コマンドになっていることが多いです。

            で、そうなると、内部コマンドに用意されたものは、外部コマンドとしてはもう不要なわけですが、
            POSIX 的には外部プログラムとして存在することを要求しているので、おそらくそのために、

            > 今気づきましたが、MINUX では、12個のコマンドが、同じハードリンクになってますね。
            > [ cd command echo expr false getopts read test true umask wait

            といったものを用意しているのでしょう。
            おそらく、中身は、内部コマンドとして $0 を実行するようなシェルスクリプトになっているのではないでしょうか。

            環境変数に結果を返す getopts と read なんかは、外部コマンドとしてはたぶん完全に意味無しですね。
            親コメント
          • by urandom (26447) on 2005年10月28日 14時02分 (#821740)
            > ちなみに HPUX, AIX, SunOS には /bin, /usr/bin の下に [ なんてファイルはありませんでした。
            少なくともSunOS 5.8あたりでは、ファイルなくてもsh(1)で[ は
            使えるようです。これは、内部コマンド化されているからです。

            また、外部コマンドのtest(1)もリンクを張ると [ としてもちゃんと動作します。

            そもそも、/etc/init.d以下の起動スクリプトで、[ を使いまくり。:-)
            親コメント

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

処理中...