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現時点で過ちを認めてポスドク制度を即刻廃止or縮小するべきだと思うんですけどねぇ。あ、あとこういう制度を作ったバカ役人はクビにするべき。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
大学院生はもっと悲惨 (スコア:0, オフトピック)
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:3, 興味深い)
そういう意味では、自分以外の人間に対して責任がないって意味で気楽かな。大学院生は。
将来が不安だし、いろいろあるから辛いってのも良く分かるし、なまじの社会人より仕事している学生もいる。わたしも院生の頃は毎日13時間くらいは研究していたし、土日も休まず仕事していた。
でも、私は現在はポスドクで仕事しているが、正直、奨学金で賄っていたぶんがそのまま給料にシフトしただけで、実情はあまり変わってない。さらに、保険だの年金だの、社会人になるといろいろと必要なものが
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:5, 興味深い)
>> 博士課程の時の方が、なんだかんだいっても(気分的に)甘えたところがあったので、楽だったよ。
同意。ただし「研究面で精神的に楽だった」という一点だけの話で、肉体的負荷とか金銭面とか総合的に見ると、僕の場合は、幸いにして全般的には今の方が楽な気がします。ただし、ポスドクなんかやっても将来的な展望は全く広がらないわけで、最近はそういう意味で精神的に追い込まれてきてる気はしますが。
オフトピですが、ポスドクなんていうクソな制度、とっとと廃止すりゃいいと思うのは僕だけでしょうか?周囲を見ていると、こんな
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:2, 参考になる)
年収700万円くらいのポスドクもある。(宇宙開発事業団とか原研とか・・・)。でも、まぁ、もともと研究職につこうなんてやつは、研究していれば幸せのやつとか、それしか能がないやつがやるものだから、苦労しているなんて思っているやつはあまりいないと思う。自分の年齢や将来を見据えると不安でたまらなくなるときも多いと思うが。ある程度あきらめの境地がないと、この職業はやっていけないと思う。そのへんの感覚、アニメターみたいな人もいっしょだと思うよ。先を観たら何もできないし、でも先をみないとすすめない。
上司も朝から晩まで、みんなマゾだし。仕事をしていないと死んじゃうんじゃないか?って言う人ばかりです。泳ぐのをやめたら死んじゃう魚みたい。でも、たいがい成功している人たちは(すくなくとも僕が知っている分野では)みんな仕事に狂った人たちばかりです。効率がどうとか、少ない時間でとか、アイデアが思いついたときとか、なんかそういうわけわからんことを言っている人は成功していない。とにかく、狂ったように研究する。それがすべてです。
まぁ、分野によっても仕事の具合いがいろいろ変わると思うけどね。いままで、指導教官を4人ほど渡り歩いて、(学部・修士・博士・ポスドクと)それぞれの研究グループの様々な教官たちを観てきたが、どいつもこいつも言っていることが違うというか、勝利の方程式が異るって印象がある。だから、自分にあった方法を自分で見つけないといけない。吸収するところは吸収して。まぁ、でも、先にも言っているが、すくなくとも「朝から晩まで仕事をする」っていうセンスだけはどいつもこいつも成功者には統一のものだったけど。
それに、ポスドクって言っても、教官によっては、ほんとうに自分の手足のように、自分の金で雇ったのかごとく雑用ばかりやらせる人もいるし、研究に専念させてもらえる場合もあるし。ほんと、いろいろ。大学院生も、院生でいろいろあるだろうし。研究者としてすばらしい人でも(成功している人でも)教育者としては、だめな人(ついていくのに力がないとだめにされてしまう人)とかもいるし。
ともかく、言えることは、院生だろうが、ポスドクだろうが、パーマネントだろうが、好きで研究をやっているんだから、いいんじゃない。アニメーターもいっしょ。まぁ、アニメターでもなんでも、いい仕事をしている人には、それなりの見返りは欲しいってのは本音だけどね。
あと、上のスレのまねをして、私なりに今後、研究者を目指す人に一言
実績より実力。
実績ってのは、論文などの本数のことだけど、こういうのは短期的な目標。ないとこまるけど、仕事仕事って感じで、実力がおろそかだと尻窄みになる。正直、論文の本数を出すなんてのは、以外に簡単。まぁ、沃化される論文とか、インパクトファクターの高い論文誌にとかいろいろとあるとは思うけど、とにかく実力があればそんなものは、あとでどうにでもなる。ただ、「勉強」と「研究者として実力」ってのは必ずしもイコールではないので注意。まぁ、何を持って「勉強」と表現するかはいろいろあるだろうけど。とにかく、職人になってはダメだ。研究者たれ。
上の立場になればなるほど雑用とかやっつけ仕事とが多くなるので、時間があるときにとにかく実力をつける。どんどん勉強する。学生を扱き使うタイプの先生だと、これになりやすいと思う。研究者じゃなくて、職人になっちゃうと。潰しが聞かない。全く同じ研究で生きていけるはずもない。コンバートは必須なんで。だから、そのための基礎的な足腰がもっとも重量。実績と評価は自ずとついてくるので、焦らずとも良い。
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:1, 参考になる)
>> それに、ポスドクって言っても、教官によっては、ほんとうに自分の手足のように、自分の金で雇ったのかごとく雑用ばかりやらせる人もいるし、研究に専念させてもらえる場合もあるし。ほんと、いろいろ。
…というように、いい加減な雇用をされてしまうのがポスドクという制度の問題だと思うのですが。突き詰めて言えば、雇用する側は、パーマネントに比べて「雇用している」という意味での責任感が無く、最初から「どうせ数年だし、人手が足りないから」というバイト感覚で雇ってる場合が非常に多いですね。しかもそれを役所がお墨付きで許容している(場合によっては奨励している)制度になってしまっているのが問題だと思うのですが。さらに、本来はパーマネントで雇いたいのに、役所の意向で雇用できない(ので、ポスドク雇いにせざるをえない)ケースも出てきています。
>> 院生だろうが、ポスドクだろうが、パーマネントだろうが、好きで研究をやっているんだから、いいんじゃない。
そういうことを言い出したら、「好きでやってる仕事でしょ?嫌なら辞めればいいじゃない」という理屈で、誰の給与でも無限に下げられることになるんですけど。
まぁ、需要と供給のバランスの問題なので、研究者が余ってる現状では就職が厳しいのはしょうがないわけですが、そういう結果を招いたのは、意図的に学位取得者を増やしつつ、研究所の採用を減らしてきた役所の政策なわけです。さらに言えば、本当はずっと前に雇用問題が発覚していたのに、ポスドク制度を作って問題を先送りしてきたために、ポスドク世代がどうにもならなくなって、さらに傷が大きくなってしまったのが現状なわけです。現時点で過ちを認めてポスドク制度を即刻廃止or縮小するべきだと思うんですけどねぇ。あ、あとこういう制度を作ったバカ役人はクビにするべき。
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:0)
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:0)
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:0)
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:0)
Re:大学院生はもっと悲惨 (スコア:0)
分野にもよるけど、アメリカでもヨーロッパでもそんな急激なポスト減少になっているわけでもなし。
国内にしがみついて「ポストが無いのはお上のせい」って言っているのは発展性が無いような気がします。
#国内のポストが少なくて有能な人材が国外に出て行ってしまうってことが最も憂うべきこと。