「揺らせば解る耐震性」記事へのコメント

揺れる豆腐

[maia (16220)]

>建築基準法が大幅に改正された1981年以前に建てられた建売住宅の実験（ report [bosai.go.jp]）
>２棟の住宅は、同じ構造仕様、間取りで建てられており（PDF文書 [bosai.go.jp]）

つまり、1981年以前の建売住宅の強度がこんなものだったという事ですか。で、筋交いとか壁を補強したら、何とか耐えられたと。確かに震度７は大地震といっても尋常じゃないでしょうけど。ちなみに京都の伝統住宅での実験は400ガル程度を１方向に与えただけで、

Re:揺れる豆腐

[silvervine (12840)]

実際の地震では、この「揺れる豆腐」がどう影響するかですね。

例えば住宅密集地には当然のことながら幾種類もの建物が存在するわけです。揺れる隣の建物と衝突した場合の衝撃がどう影響するのか興味があるところです。京都の伝統建築は揺れて持ち堪えましたが、隣の建物とぶつかった場合、かなり苦しいのではないかとの印象を持ちました。単体では揺れに持ち堪えられる構造になっていても、隣の建物が崩れかかってきたらそれまででしょうし。

一連の実験映像を見ると、建物一棟だけの耐震性能に目が向きがちになりますが、広く地震対策として考える場合には別の視点からも検証が必要になるだろうなと思いました。

--
はてな支店 [hatena.ne.jp]