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Binary 2.0カンファレンス2005、総集編」記事へのコメント

  • 大きな間違い (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward
    八重樫氏のやっている事はBinary0.1βの頃の行為をBinary1.0のテクノロジーでエミュレートしただけの行為だと思われます

    私としてはBinary2.0やweb2.0の話よりも
    Microsoft2.0についてのカンファレンスが必要だと思います
    近年、Windowsのソースの公開や漏洩、Officeのフォーマット形式公開等で
    バーチャルオープンソース企業としてのイメージ戦略が既に2.0に突入していると言う評論家も多くなっています

    我々の仲間内ではMicrosoft2.0でMS社がどこまで開かれた企業を演じるのか、
    MS社の企業イメージ戦略であるコードネーム「M字開脚」の開き具合に興味が集中しています
    • by yaegashi (24) on 2005年12月05日 20時43分 (#842831) ホームページ
      八重樫氏のやっている事はBinary0.1βの頃の行為をBinary1.0のテクノロジーでエミュレートしただけの行為だと思われます

      そうですねえ、あのデモがすなわち Binary 2.0 だと思われると私もかなり困ります。あの発表は普段ソフトウェアプログラマなバイナリアンの皆様にハードウェアプログラミングのおもしろさを知ってもらうのが目的でしたが、大学の情報科学系学科ではカリキュラム中で FPGA で CPU を作るといったことは大昔からやられているわけですから、それを経験した人にとってはまったく月並みな内容だったと思います。

      スライドにも書きましたが、オリジナル CPU つくって ELF ABI を決めて shared object 実現までやったら Binary 2.0 認定でしょうか (CPU つくってレイトレーシングプログラム動かすだけで満足してては駄目ですよ)。私もそこまでやり遂げてデモできたらよかったのですが、私の腕では周辺 I/O 回路設計も含めて 3 週間足らずでやるのは無理だったので、Plasma の移植に逃げてしまいました。Plasma のようにすぐに使える IP コアがそのへんにころがってる状況 [opencores.org]というのはまさに Hardware 2.0 時代が到来しているのだと無理矢理こじつけてごまかせばよかったかもしれません。まあ拙い発表であったことはお詫びします。

      ともあれ、あのデモンストレーションを見た人は、今時の安価な FPGA 基板でどこまでできるのかという感覚は掴んでもらえたのではないでしょうか。 HOWTO [keshi.org] もまとめつつありますので、興味を持った人は適当な基板を入手してハードコアバイナリアンの境地にぜひチャレンジしてほしいと思います。最近の事例では、Linux/M32R [linux-m32r.org] プロジェクトがそこまでやった上に Debian GNU/Linux の移植まで手掛けていますね。すごすぎです。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        あいや、ご本人の登場ですか(汗

        やってる内容は実に興味深い、
        いや、手数をかけてシュールな事を
        さりげなくやって見せていると言う意味では
        とても楽しいことだと思っております(汗

        決して嫌いではないですよ
        間違いなく Hardware2.0 ではあると思います

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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