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現在では多種多様の「オープンソースライセンス」がリリースされています。 これはコピーレフトが必ずしも時代の変遷に対応しきれていないからこそ生じた現象ではないでしょうか。
最近OSIに承認されたライセンス [opensource.org]を見る限り、コピーレフトは健在っぽいですよ。 (ほとんどFSFのライセンス一覧 [fsf.org]で not copyleft かどうか調べただけなんで、間違ってたらゴメン)
これらのうち、コピーレフトなライセンスのほとんどは「特許権行使を制限する事項」が含まれているためにGPL非互換です。 特許権事項については、GPLv3に盛り込まれる可能性もある [cnet.com]みたいですけど。
全てのソフトウェアをオープンソースのもので賄える、などという理想は幻想に過ぎません。 現実の環境は、商用ソフトウェアの利用なくしてはあり得ません。 互いに排除するのではなく、互いの立場を尊重した上で、相互協調することを真剣に考えなければならない時期ではないでしょうか。
その「理想」を実現する事がGNUプロジェクトの目的なんですけどね。 そしてコピーレフトは、幻想でしかなかった「理想」を 現実のものにするべく考え出された『武器』なわけで、これがプロプライエタリなソフトウェアと衝突するのは仕方がない、というよりはそれが目的なんじゃないですかね。
話が変わっちゃいますが、以前、librsvgのライセンスがGPLなので、SVGサポートなMozillaのバイナリが配布できなかった事がありました。(今はCairoに移行中)。 その件を知った時には「GaleonとかEpiphanyは、Geckoエンジンを組み込めるのに…」と、何とも歯痒い気持ちになりました。 それからは「GPLの自由っていうのは、GPLワールドに入らないと享受できない自由なんだな」と、外からうらやむ事にしています。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
理想と現実 (スコア:3, 興味深い)
思ったよりも開発の現場の方々の率直な意見が出て来て、この議論をふっかけた意味はあったと思います。
度重なる議論に対する無知を冷笑する輩も居るようです [2ch.net]が、今、この時代の趨勢にあって、 GPLv3 の話題が出ているこのタイミングに再考することは、無意味ではないと思います。
昔、ある開発者の方から「Linux は GPL だから採用したくない、採用するなら FreeBSD になると思う」という話を聞いたことがあります。
折角組み込み用途で採用しても、 GPL のせいで開発したソースを公開しなければならなくなったりするのは嫌だ、ということでした。
もし、 GhostScript がバイナリリンクを許容していれば、今頃はプリンタメーカ各社から Linux 等の OS 向けのプリンタドライバが供給されていたのではないでしょうか。(参考資料 [avasys.jp])
プリンタ言語のリバースエンジニアリングでないとドライバを組み込めないなんて、不毛だとは思いませんか。
プリンタメーカの開発者の方々がこんな心配をしなければならないなんて、不毛だとは思いませんか。
プリンタの言語はプリンタメーカのノウハウが凝縮されています。
それをソースによって公開することは、メーカ間の競争に大きな影響を与えることでしょう。
コピーレフトのせいでソース公開を余儀なくされるとなれば、メーカは敬遠します。
ソース公開によって、知的財産が無に帰してしまうからです。
例えば、ソースを公開せずとも「○○を使用している」の一言で良いのではないでしょうか。
以上より、私は、 コピーレフトという思想は、ソフトウェア創造の知的財産を蔑ろにしている一面があると思います。
コピーレフトという思想は、提唱された頃の時代にあっては歓迎されるものであったことでしょう。
また、この理念に賛同するソフトウェア技術者達の手によってオープンソースソフトウェアが発展して来た事実もあります。(私はこの事実は否定するつもりはありません。)
しかし、時代は変遷し、現在では多種多様の「オープンソースライセンス」がリリースされています。
これはコピーレフトが必ずしも時代の変遷に対応しきれていないからこそ生じた現象ではないでしょうか。
知的財産を尊重する現在の趨勢にあっては、ある意味必然的な現象であると思います。
ここ最近のメジャーなオープンソースソフトウェアの一部には、 GPL を忌み嫌う傾向が現れている印象があります。
最近では、 GPL から Apache Lisence へのライセンス切替えにかなりのリソースを消費した SpamAssassin のような例もあります。
全てのソフトウェアをオープンソースのもので賄える、などという理想は幻想に過ぎません。
現実の環境は、商用ソフトウェアの利用なくしてはあり得ません。
互いに排除するのではなく、互いの立場を尊重した上で、相互協調することを真剣に考えなければならない時期ではないでしょうか。
因みに、私事で恐縮ですが、私は SpamAssassin の定義ファイルを公開しています。これのライセンス適用に際し、種々の検討をした結果、 GPL ではなく Open Source Lisence v2.0 にしました。使用を検討する方々に無用な心配をさせたくない、その為にわざわざ私宛に問い合わせるような手間を起こしたくない、というのが主な理由です。
Re:理想と現実 (スコア:2, 興味深い)
最近OSIに承認されたライセンス [opensource.org]を見る限り、コピーレフトは健在っぽいですよ。 (ほとんどFSFのライセンス一覧 [fsf.org]で not copyleft かどうか調べただけなんで、間違ってたらゴメン)
これらのうち、コピーレフトなライセンスのほとんどは「特許権行使を制限する事項」が含まれているためにGPL非互換です。 特許権事項については、GPLv3に盛り込まれる可能性もある [cnet.com]みたいですけど。
その「理想」を実現する事がGNUプロジェクトの目的なんですけどね。 そしてコピーレフトは、幻想でしかなかった「理想」を 現実のものにするべく考え出された『武器』なわけで、これがプロプライエタリなソフトウェアと衝突するのは仕方がない、というよりはそれが目的なんじゃないですかね。
話が変わっちゃいますが、以前、librsvgのライセンスがGPLなので、SVGサポートなMozillaのバイナリが配布できなかった事がありました。(今はCairoに移行中)。 その件を知った時には「GaleonとかEpiphanyは、Geckoエンジンを組み込めるのに…」と、何とも歯痒い気持ちになりました。 それからは「GPLの自由っていうのは、GPLワールドに入らないと享受できない自由なんだな」と、外からうらやむ事にしています。
Re:理想と現実 (スコア:1)
librsvg を組み込んだ Mozilla のバイナリとソースをGPLで配布出来なかったのですか?
MPL って GPL と矛盾するんでしたっけ?
Re:理想と現実 (スコア:1)
>librsvg を組み込んだ Mozilla のバイナリとソースをGPLで配布出来なかったのですか?
そういえば、バイナリも公開されてたような気がしてきました。思い違いすいません…
Mozilla.orgとしては、librsvgを組み込んだものをMPLで公開したかったみたいで、librsvgの開発元と交渉したりしてたみたいです。
なので、librsvg込みのMozillaは、テストリリースとしてGPLで公開されていたんだと思います。
これまた思い違いかもしれないですが…
ライセンスと特許(was Re:理想と現実) (スコア:1)
…なんか、頭痛くなって来ました。
この分野について多少勉強して来た者としては、この記事中の各人の発言が物凄く奇異なものに見えます。
この、オープンソース界隈の人々ってのは、法律屋さんにとっては非常に厄介且つ我儘な顧客でしょう。
Novell の発言が一番真っ当、というか正攻法だと思います。
| 知的財産保護とオープンソースは決して相反するものではない
如何にオープンソースであろうとも、法の遵守を逃れるような脱法的思想は好ましくなく、個々に生じる問題に対して丁寧に対処するのが最も望ましい、理想的解決法だと思います。
特許権に抵触するコードは破棄する。
特許権に抵触しないコードを書く。
これこそが基本です。
そのためにどうするか、具体的なことはさておき。
| この場合の特許問題は大きく2つに集約できる。1つは、GPLが、ソフトウェア
| を配布する人々に対し、そのソフトにいかなる特許取得済み技術が使用されて
| いようとも、その自由使用を認めるよう明確に要求すべきか否かという点だ。
日本の民法の場合(多分、世界的にも同様なのでしょうけれども)、個人間の契約文書が法律より上の立場になることはあり得ません。
契約の遵守は法の遵守が前提となります。
したがいまして、契約文書に特許権侵害の無効を盛り込んでも無効です。
契約文書を幾らいじったところで権利侵害は権利侵害です。
契約文書に現実的に書けることと言えば、特許権侵害が露見した時点等で契約文書が無効になる等の「無保証規定」程度でしょう。
| もう1つは、GPLソフトウェアによって特許権を侵害されたとして訴訟を起こす
| 人々に対し、何らかの罰則をもうけるべきか否かという問題だ。
本来、特許権侵害と契約は別問題なんですけどねぇ。
| これらは次期版GPLに向けて現在議論されている問題だ。「そうした罰則を定
| めれば、特許武装した著作権侵害者からオープンソースコミュニティを守るの
| に役立つかも知れない」と、ソフトウェアに対する特許全般を声高に批判す
| るStallmanはいう。
こういう発想をしますか。
まぁ今更っちゃぁ今更ですけど。
| Sughrue Mion法律事務所に所属する弁護士のFrank Bernsteinによると、
| StallmanはApple ComputerのApple Public Source LicenseやIBMがよく使用
| するCommon Public Licenseのようなものを想定しているという。どちらのライ
| センスも、ソフトウェアに使用されている特許の利用権を認めており、仮にあ
| る企業/組織が特許権侵害で提訴した場合、その企業/組織の持つソフトウェ
| ア使用/配布権は消滅することになっている。
これは当該企業が特許権を持っているからこそできる技ですね。
つまり、ソフトウェアの使用に際して、そのソフトウェアに含まれている特許権について、利用者に通常実施権を自動的に認める。
通常実施権許諾契約をソフトウェア利用契約に含めてしまうやり方ですね。
だから、特許権を持っていない者はこのような技は使えません。
まぁ、オープンソース界隈の人達は、恐らく、特許権を持つ大企業の庇護の下、安全なコードを書くようにしなければならないのでしょう。
| オープンソース提唱者のBruce Perensは、特許権侵害訴訟に関する罰則が、
| 単に問題のソフトウェアの使用禁止から、フリーソフトウェアと分類される全
| てのプログラムの使用禁止へと強化されることを期待しているという。「次期
| 版GPLに、例えば、ある人物が特定のフリーソフトウェアに関する特許権を行使
| したら、その人間のフリーソフト使用権が消滅するといった、相互防衛条項が
| 盛り込まれることを期待している」(Perens)
いやぁ凄い発想です。
ある意味やくざ的発想。
結局、有効な対抗手段を持っていないから、こういう非合法スレスレの発想が飛び出して来るのでしょう。
Re:ライセンスと特許(was Re:理想と現実) (スコア:1)
判り辛い書き方かも知れないので念のため。
| 契約文書を幾らいじったところで権利侵害は権利侵害です。
要するに、 GPL を幾ら改定しても、特許問題なんか解決する訳がないんです。
そんなのは GPL の問題じゃない。
ライセンス改定の会議でそんな話題出したところで意味ないってことです。
Re:ライセンスと特許(was Re:理想と現実) (スコア:0)
Re:ライセンスと特許(was Re:理想と現実) (スコア:0)
合衆国は関係無いでしょう。ここは日本ですから。
↓
GPLを公開したFSFは合衆国内にある団体でしょう?
↓
以下話題が逸れて泥沼。
Re:理想と現実 (スコア:1)
>現実の環境は、商用ソフトウェアの利用なくしてはあり得ません。
>互いに排除するのではなく、互いの立場を尊重した上で、相互協調することを真剣に考えなければならない時期ではないでしょうか。
いや、誰も「すべてのソフトウェアをオープンソースでまかなえる」なんて思ってないし。
商用ソフトウェアが必要なら、それを用意すればいいじゃないですか。
単に、そのソフトウェアに関して
「他人の成果物を拝借するかわりに、自分の成果物も還元する」
「他人の物を拝借しないが、知的財産は自分のもの」
……この2つから好きな方をえらべってだけの話でしょう?
BSDライセンスを選択して、GPLより手間が掛かっても「それだけのデメリットとメリットを取った」だけの話です。
文の締めはどうあれ、あなたの言っていることを要約すれば
「他人の成果物が欲しい、自分の知的財産だって欲しい。だからGPLを排除したい」
としか見えないのですが。
違いますかね?
Re:理想と現実 (スコア:1)
>「他人の物を拝借しないが、知的財産は自分のもの」
>……この2つから好きな方をえらべってだけの話でしょう?
「他人の成果物を正当な対価(お金)で購入する」がないやん。
>「他人の成果物が欲しい、自分の知的財産だって欲しい。だからGPLを排除したい」
あえて言いますが、それはGPLとかフリーソフトの側の人間の方が傾向強いでしょう。
(最後のGPLを他人の権利を無視したいに等に変えるますが。)
実際に、他人が作ったプログラムをオープンにしろと騒いだりピケ張ったりするのはそちら側の方々。
前のコメントにあるようなプリンタの例や、昔のグラフィックカードのそれ。
この手の話では必ず商売をしている方がフリーソフトを欲しがっているような「間違った」
認識を披露する人がいますが、そういうのは特殊例です。
#GPLを理解せずに間違った主張をした企業もありましたが、それも全体から見れば特殊例でしょ。
経済活動をしている方はシビアですから、問題のあるライセンスがあればさっさと見切りを
つけて、再「製造」をやっています。(再発明というのも変な表現だと思うぞ。)
プロトコルやAPIが分かっていればソースの製造など容易いのだ。
間違えない方が良いですが、資産は経済活動により作成された資産の方がGPLやそれに類する活動によって作成された資産より遥かに多いというのは事実です。
経済活動と割り切れば自分のノウハウを世間にさらすのと、人件費を払うのではどちらが特かは明らかなのです。
なにせ一企業の中で年間数億円のお金を使っている例がざらなのだから。
PS.
GPLは仙人の道を歩くならそれはそれで良いと思うけどね。
ちなみに、私はそっちの方が好きなので、仙人を町へ招く行為にはちょっと抵抗がある。
Y.HIROSI
Re:理想と現実 (スコア:1)
まさしく。
オープンソースが嫌いなら、作るか買ってくるか。そうすれば済むだけの簡単な話でしょ?
そうやって「住み分ければ」全くもめない話なのに「GPL派生物を使いたい。ライセンスは守りたくないけど」と言うヒトがいるから揉めるだけなんじゃないかと。
私にしてみれば、何故そうせずオープンソースの物を使おうとするのかが理解できません。
>実際に、他人が作ったプログラムをオープンにしろと騒いだりピケ張ったりするのはそちら側の方々。
「提案」するだけなら自由だと思いますし、それを超えて騒ぎまくった例なんて殆ど無いと思いますが。
仮にあったとしても、蹴ればいいだけの話です。それをOSSコミュニュティが問題視したり、大々的に非難したと言う話を殆ど聞いたことがありません。それが「恒常的にある」と言えるほどの実例を示していただければ幸いですが。
プリンタの話は単純に「Linuxクライアントなんて少ない物のために、0から自分で作るのはイヤ」ってだけの話でしょう?ライブラリがあったってなくたって、そう判断してるんじゃ作るとも思えませんが。
P.S.
どー見ても、仙人が住んでる山へワザワザやってきて
「それをくれよ。頂くモノいただいたら、それ以上用はないがな……なんでそれに文句があるんだよ?」
と言っている以外に見えませんがね……
Re:理想と現実 (スコア:1)
>オープンソースが嫌いなら、作るか買ってくるか。そうすれば済むだけの簡単な話でしょ?
まさしくほぼすべての経済活動の中にあるソフト開発はそれに成っているでしょう。
GPL passing は日常の光景です。
#ちなみに、あなたが「まさしく」という選択肢があなたの提案になかった事に驚きです。
>そうやって「住み分ければ」全くもめない話なのに
すみ分けろという案は大賛成。プロエタリに迎合するライセンス変更などもってのほか。
>「GPL派生物を使いたい。ライセンスは守りたくないけど」と言うヒトがいるから揉めるだけなんじゃないかと。
>
>私にしてみれば、何故そうせずオープンソースの物を使おうとするのかが理解できません。
>
>>実際に、他人が作ったプログラムをオープンにしろと騒いだりピケ張ったりするのはそちら側の方々。
>「提案」するだけなら自由だと思いますし、それを超えて騒ぎまくった例なんて殆ど無いと思いますが。
「GPL派生物を使いたい。ライセンスは守りたくないけど」な人がいるともめる話は否定していない。オープンにしろと騒いでいる方を問題にしている。
確かにどちらの人も存在するが、あなたのようにもう一方を提示したらもう一方の問題が消える分けないので、反論として持ち出されても意味ない。
実際にどちらが多いかという現実を見る必要がある。
実際に行動に出ているのはGPL等の側だ。/.j内などでは特に顕著だ。
当然だ、経済活動をやっている方はそんなめんどくさい事をする前に商売の話を始める。
GPLはopenの推進運動として存在している。つまり抗議活動もそれの目的だ。
どちらが騒いでいるかの理由としてもどちらの人が多いか明らかでしょう。
企業側は「内部検討」でopenは拒絶し「提案」すらされないのがほとんどの例だ。
#メセナ活動のようにOPENを使うぐらいだ。
>プリンタの話は単純に「Linuxクライアントなんて少ない物のために、0から自分で作るのはイヤ」ってだけの話でしょう?ライブラリがあったってなくたって、そう判断してるんじゃ作るとも思えませんが。
実際に作りたいと思っても、ライセンスに引っかかると作れないでしょう。
作りたいでも作りたくなくても実際に作られないのだから、「作るのはイヤ」など関係ない話です。
>どー見ても、仙人が住んでる山へワザワザやってきて
>「それをくれよ。頂くモノいただいたら、それ以上用はないがな……なんでそれに文句があるんだよ?」
>と言っている以外に見えませんがね……
そう見たいだけでしょ。
GPLがあるから「それをくれよ。頂くモノいただいたら、それ以上用はないがな……なんでそれに文句があるんだよ?」は発生しないでしょう。
たまたま町の商人が仙人に出会って「それをくれの? じゃあさようなら」でしょ現実は。その後商人は普通に同じ機能を作ってそれで経済活動をしているだけ。
Y.HIROSI
Re:理想と現実 (スコア:1)
まずこっちに答えてくれません?
>私にしてみれば、何故そうせずオープンソースの物を使おうとするのかが理解できません。
棲み分けが大賛成なら、「購入or制作」ですませるのが筋でしょう。
それで済んでいるのなら、棲み分けは終了です。問題もなにもありません。
なのに、何故オープンソースの物に手を付けたがるのです?
そして
>実際に行動に出ているのはGPL等の側だ。/.j内などでは特に顕著だ。
だけど、ただの一般人数人が大声上げてれいば済む「/.で顕著」なんてあやふやなことでなく、前に触れた
>それをOSSコミュニュティが問題視したり、大々的に非難したと言う話を殆ど聞いたことがありません。
>それが「恒常的にある」と言えるほどの実例を示していただければ幸いですが。
に、答えていただきたいのですが。
そして
>実際に作りたいと思っても、ライセンスに引っかかると作れないでしょう。
>作りたいでも作りたくなくても実際に作られないのだから、「作るのはイヤ」など関係ない話です。
いや、カーネル組むんじゃないんだから。
ドライバ一つで「GPLに触れないツクリは出来ない」わけないでしょう?
本気で作る気があるなら、市販のライブラリなり何なり買ってくるでしょうし、Windows版のドライバもそうしているはずです。そういうオプションがあるのに「作っていない」のは、単純に「Linuxクライアントなんて少ない物のドライバなんて作りたくない」だけでしょう。
最後に
>たまたま町の商人が仙人に出会って「それをくれの? じゃあさようなら」でしょ現実は。その後商人は普通に同じ機能を作ってそれで経済活動をしているだけ。
コレだって全然違うでしょう。
「GPLとして公開している作者は、GPLを遵守することを前提にしている」ワケなんだから。
GPLを遵守する気のない人間に無条件で「くれる」なんて言うわけがない。
商人がライセンスのことなど気にも留めていない時点で「やっぱり問題は、ライセンスを無視して成果物だけ欲しい人間の存在」それだけだよなあ……と思わざるを得ません。
Re:理想と現実 (スコア:1)
>まずこっちに答えてくれません?
s/私の/私が心地よくなるように/
はい、そうです。
>>私にしてみれば、何故そうせずオープンソースの物を使おうとするのかが理解できません。
>棲み分けが大賛成なら、「購入or制作」ですませるのが筋でしょう。
ですから、すんでいると、何度も言っているだろ。
>それで済んでいるのなら、棲み分けは終了です。問題もなにもありません。
>なのに、何故オープンソースの物に手を付けたがるのです?
ですから、何度も手を付けたがらない言っているだろ。
>>実際に行動に出ているのはGPL等の側だ。/.j内などでは特に顕著だ。
>だけど、ただの一般人数人が大声上げてれいば済む「/.で顕著」なんてあやふやなことでなく、前に触れた
はぁ?実際に騒ぎが起きている事実として提示しているだけでしょう。
だいたい「ただの一般人数人が大声上げてれいば済む」て何がすむんだ?
>>それをOSSコミュニュティが問題視したり、大々的に非難したと言う話を殆ど聞いたことがありません。
>>それが「恒常的にある」と言えるほどの実例を示していただければ幸いですが。
>に、答えていただきたいのですが。
何度も提示しているでしょう。
だいたい、ストールマンのピケは有名でしょう。
> 単純に「Linuxクライアントなんて少ない物のドライバなんて作りたくない」だけでしょう。
別にそっちでもよいよ。それがあなたのLinuxへの評価である事はしっかり覚えておきます。
>>たまたま町の商人が仙人に出会って「それをくれの? じゃあさようなら」でしょ現実は。その後商人は普通に同じ機能を作ってそれで経済活動をしているだけ。
>コレだって全然違うでしょう。
>「GPLとして公開している作者は、GPLを遵守することを前提にしている」ワケなんだから。
>GPLを遵守する気のない人間に無条件で「くれる」なんて言うわけがない。
普通の社会的コミュニケーションを知らないのか?
まず、欲しいものがあれば相手にくださいというのが普通でしょう。その結果示されたライセンスを見て企業は去っていく。それだけ。
さらにあなたは「無条件」という嘘を混ぜていますがそんな話はないですね。
経済活動として何かを得る人は対価を払う事を知っていますので、最低限金額を提示するとかしています。
どう考えたって無条件によこせなんて話は、あなたの脳内にしかないものだ。
>商人がライセンスのことなど気にも留めていない時点で「やっぱり問題は、ライセンスを無視して成果物だけ欲しい人間の存在」それだけだよなあ……と思わざるを得ません。
上記のように気に留めているから、GPLに近づかないようになっている訳です。
現実として。
というかあなたは、「やっぱり問題は、ライセンスを無視して成果物だけ欲しい人間の存在」という一言が言いたいために、あたかも無条件に横瀬と言っているという嘘を言っている事を自覚すべきですね。
Y.HIROSI
Re:理想と現実 (スコア:1)
またオープンソース側から出ました [srad.jp]。
反論できるならどうぞ。
Y.HIROSI
Re:理想と現実 (スコア:0)
GPLを遵守する方のたった一行使われただけで全てよこせの方がすごいよね。(だから感染が怖い)
Re:理想と現実 (スコア:1)
それは選択した人の意志であり目的もあるだろうから、使わせてもらう人はそれを尊重すべきでしょう。
その上で、「みんなで便利に使いたいからGPLやめてちょ」とお願いする、というのはありだと思いますが。
相手がどう思うかは知りませんが。
Re:理想と現実 (スコア:0)
> これはコピーレフトが必ずしも時代の変遷に対応しきれていないからこそ生じた現象ではないでしょうか
多種多様の「オープンソースライセンス」がリリースされているのですから違うでしょう。
Re:理想と現実 (スコア:0)
1/2(バイナリ)をプラグインとして利用させて貰いたい。”
でもGPLだと
”1/2(バイナリ)で十分なのに2/2(ソース)からでしか利用できず、それによって
自分も2/2(ソース)での公開を強要させられてしまう。”
せめてバイナリレベルでの規定があればね・・・
Re:理想と現実 (スコア:1)
コードの改変すらしていないのに、リンクしているだけでソース公開を強要させられるのですから。
ダイナミックリンクならソース公開の必要がない、という内容だったら、今頃どうなっていたことか。
Re:理想と現実 (スコア:1)
強要も何も前提条件でリンクしたらソース公開要請に対する対応の義務を負うというだけの話です。
最初から相手の要求(リンクしたら公開義務がある)が分かってるのだから、対応は楽でしょうに。
Re:理想と現実 (スコア:1)
リンクしないでどうやってドライバを組み込むんですか?
言っている意味が良くわかりません。
詳しく説明してください。
Re:理想と現実 (スコア:1)
リンクしたら開示しろという要求が最初からわかってるなら、リンクしなくてもすむ道を行くだけではないですか。
#それがコストに合わなければ実施が見送られるだけ。
Re:理想と現実 (スコア:1)
| #それがコストに合わなければ実施が見送られるだけ。
だから、それがあまりにも馬鹿馬鹿しい、ということです。
OpenPrinting の Grue Code は、リンクによるソース開示を回避するため「だけ」にやってるんじゃないですか? [avasys.jp]
作業に携わっている方はプリンタメーカに近い方です。
それでも、ベンダーはオープンソースでなきゃ搭載しない、とかいう。 [suse.com]
Re:理想と現実 (スコア:0)
あのな、GNUってのは「全てのソフトウェアは自由でなくてはならない」っていう思想運動でもあるんだよ。というか、これがGNUの本質だ。だから、GPL汚染なんてのは的外れもいいとこだ。そうする必要があるからそうしているのだ。
GNUとしては独占的なプリンタドライバがいくら増えたってうれしくないわけだ。実際、メーカのサポートが終わっちまって、今となっては使えないハードウェアなんて腐るほどあるだろ。
自由なソフトウェアは永遠に自由でなくちゃならないから、GNUはGPLより緩いライセンスを批判してきたわけ。いわゆるオープンソー
Re:理想と現実 (スコア:0)
例えば、酸素を放出するということは好気性生物にとっては環境をよりよくすることだけど、嫌気性生物にとっては「酸素汚染」でしかないわけ。
世の中には自分と立場の違う人がいるってことをよく知っておいたほうがいいと思うんだがねぇ。
GPL厨にはこういう「自分たちだけが正義。違う立場の奴はすべて悪」とか思っているおバカさんがたくさんいるから宗教くさいとか何とか言われるんだろうね。
Re:理想と現実 (スコア:2)
> よく知っておいたほうがいいと思うんだがねぇ。
というか、自分の立場をよく理解していない人が
多いような気がするけどな。
- まず、世の中のほとんどの人は開発者じゃない。
- 開発者は「プログラムを書くこと」で収入を得ている。
その収入がパッケージ販売によるものか、サポートに
よるものか、なんていうことは大して関係ない。
GPL が好ましくないのは、少なくとも現状の
ソフトウェア業界で、販売や経営にある程度携わる人
くらいなものだと思うんだけど。
どうも、GPL が嫌、という人は、
「自分が今携わっている開発では GPL は無理」
って言ってるだけのように見えるんだよな。
開発者も、開発以外の部分では各種ソフトウェアの
単なる利用者ってことを忘れてる。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:理想と現実 (スコア:0)
無料で使いたいとか、一応ソースが欲しいといった要望はあるかもしれませんが、GPLとは関係ない話ですし。
Re:理想と現実 (スコア:1)
一ライセンスにつき一台にインストール可能、
みたいな面倒な縛りがないし、
他人に配ることも禁止されてないから、
利用者からすれば GPL は便利だよね、程度のもののはず。
GPL を好きになる理由は特に多くないけど、
嫌いになる理由はまるで見当たらない。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:理想と現実 (スコア:0)
> 「自分が今携わっている開発では GPL は無理」
> って言ってるだけのように見えるんだよな。
> 開発者も、開発以外の部分では各種ソフトウェアの
> 単なる利用者ってことを忘れてる。
だから、
開発者としてはGPLは使いにくい+単なる利用者としては別にGPLじゃなくてもいい=GPLは嫌
なんでしょ。
Re:理想と現実 (スコア:1)
それも結局「自分が今携わっている開発では GPL は無理」 [srad.jp]
ってだけなんじゃないの?
10年後、20年後を見据えたら
「お好きにどうぞ、がんばれば?」
程度の感覚になると予想するんだけどね。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:理想と現実 (スコア:0)
だからさ、立場が違う人がいるのはわかった上で、だけどソフトウェアは自由でなくてはいけないと主張する運動なんだってば。
おばかさんでも宗教でもなんでもいいけどさ、GNUってのは「自由ソフトウェア原理主義」だし、そこに妥協はないの。それが世間と大いに摩擦を生むこともわかってるけど、だけど、これが唯一正しい道だと考えてるわけ。