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東証システム、構築は10年前ですでに耐用年数もオーバーしていた」記事へのコメント

  • 約定件数 (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward
    > 約定件数の1日当たりの上限を500万件に引き上げる

    350万件(400万件?)から500万件って、10年たってもあまり変わらないんですね。
    素人の目でコンピュータの成長を見ていると、今なら5億万件ぐらい処理できそうな気がするんですが…
    • タレこみ人ですが、処理件数というのが、処理のためのメモリーとかスループットで決まっているのではなく、一日分の記録件数で決まっているのがまず驚きました。
       システム増強といっても、単にハードディスクの容量を増やして、それに対応してプログラムの配列の上限チェックを変更しているぐらいと想像しますが、それで2倍程度にしか増えない、ということにまた驚きます。技術的進歩を考えれば、100倍ぐらい、楽々増やせるはず。

       素人考えですが、500万件の売買記録にどれぐらいの記憶容量が必要かと勘定してみると、銘柄コード、取引時刻、売り手コード、買い
      • Re:約定件数 (スコア:5, 参考になる)

        by von_yosukeyan (3718) on 2006年01月23日 1時33分 (#869105) ホームページ 日記
        >処理件数というのが、処理のためのメモリーとかスループットで決まっているのではなく、一日分の記録件数で決まっているのがまず驚きました

        これには二つの理由があります
        一つは、東証の現行の市場業務系システムが構築された90年代後半は、証券自由化前後で取引がまだ立会い取引が残っていた時代で、不況で取引が低迷していた頃にシステム企画がなされたという点です。オンライン取引が普及していない頃の話で、取引量も現在のように多くなく、札幌や福岡など他市場のシステムを東証のシステムと共同化することが大きな目的の一つでした。従って、企画の時点で、取引が(立会いなど)物理的に制限される取引が前提で行われたので、一日の総取引件数がシステム要件とされたのでしょう

        もう一つは、今回の記事で問題になっているのは、取引の約定処理を行う市場業務系システムではなく、約定した取引を決済機関(証券保管振替機構とみずほコーポレート銀行兜町証券営業部など清算銀行5行)で決済処理を行うための、清算指図(DVP)を作成処理するためのシステムです。従って、処理はオンライン処理ではなく、バッチ処理が大半です。また正確に言えば、この清算システムを運用しているのは、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の各取引所とJASDAQが共同出資して作った株式会社日本クリアリング機構が運用するシステムです
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