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HP創業家が敗訴 CompaqとHPついに合併へ」記事へのコメント

  • 常識的に考えれば、雇われ社長のフィオリーナは、HPの名前のゆえんたる創業家で、一定の株も保有しているWalter Hewlett氏の同意を得てから大型買収を進めるべきですよね。それをしないからこんなゴタゴタになるわけで、しまいには裁判沙汰になったりニュースの見出しを飾ったりとは、準備不足でとんだ無駄足を踏んだ物です。

    Walter Hewlett氏とフィオリーナ氏のどちらの言い分が正しいのかは今後の推移を見ないといけないけど、下手すれば HP が潰れかねない大ギャンブルですよね。やっぱり、フィオリーナ氏は、自分が社長をやっている短い期間に、大手術をやって業績を改善し、自分の功績にしたいという思惑があるかと思います。「業績を上げてナンボ」の世界なのは判りますが。でも、最悪、彼女は合併が言っていたほどの成果をあげず、HP が傾いても「はい、さよなら」で辞めれば済むわけです。

    一方、Walter Hewlett氏はもっと長期的レンジで物事を見ていて、 HP を愛していて、社員を大事にしているように思います。その観点からは、社員を大量にリストラし、かつ合併に失敗すれば HP が無くなりかねないほどの大きい決定は、もっと慎重に損得を考えて行うべきだ、絶対に失敗は許されないのに、フィオリーナ氏のやり方は拙速だと思うのでしょう。

    個人的な考えですが、フィオリーナ氏の頭の中には、単に、合併してコスト削減、大量解雇で人件費削減、これで一時的に利益が上がる、という目先の発想しか無いように思います。だから、フィオリーナ氏らが主張しているほどの「バラ色の合併案」ではなく、やっぱり「合併しさえすればうまく行くんだ」という、結論ありきで、不利な報告を意図的に省いたりしたのでしょう。

    裁判も片付いた(?)ので、後は合併するだけですね。あとは両社の努力次第ですね。

    • > 常識的に考えれば、雇われ社長のフィオリーナは、HPの名前のゆえんたる創業家で、一定の株も保有しているWalter Hewlett氏の同意を得てから大型買収を進めるべきですよね。

        そんなべきなどないような。
        一定の株しか保有してないのなら、その株に応じた権利しか持たないのは当然です。
        雇われ社長とか、創業者一族とかって関係ないと思います。

      # 良心的には同意を求めてからおこなうべきといわれるかもしれませんが、経営者の良心は、株主の総意の方(あと、できれば社員の方も)を向いているべきであり、創業者の顔色をうかがっているような経営者はいやです。
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      • by kicchy (4711) on 2002年05月01日 23時15分 (#88788)
        というより、

        創業者の意向云々ではなく
        多数決で僅差・・・というような決議に基づいた施策は
        株主の総意ではなく、限りなく灰色に近いわけですから
        もっと賛成を得られるような(説得できるような)
        方針を考えようとは思わないのかなぁ?

        経営者として、株主の同意が僅差で半数超って経営方針を
        ごり押しするのはなんか間違ってないですか?
        親コメント
        • #元コメントではそんな話をしてはいないとは思うのですが...

          > 多数決で僅差・・・というような決議に基づいた施策は
          > 株主の総意ではなく、限りなく灰色に近いわけですから

            この考え方だと、全員が"賛成"とならないかぎりは、灰色に近いと言えてしまいます。
            それだと、ほとんど何も決まらないですよね。
            だから、先にルールを決めてあるわけですよね。

          > もっと賛成を得られるような(説得できるような)
          > 方針を考えようとは思わないのかなぁ?

            そう思ってやり直す人もいるでしょう。
            でも、そうしなきゃいけないという話ではないはずです。
            人によっては、そういうことを考えて方針を転換してはいけないと思う人すらいるでしょう。

          > 経営者として、株主の同意が僅差で半数超って経営方針を
          > ごり押しするのはなんか間違ってないですか?

            ルールに則っている以上、間違ってはいないです。
            だから、Walter Hewlett氏もルールに則ってひっくり返そうとしたわけですよね。
          親コメント

          • >> 経営者として、株主の同意が僅差で半数超って経営方針を
            >> ごり押しするのはなんか間違ってないですか?
            > ルールに則っている以上、間違ってはいないです。
            > だから、Walter Hewlett氏もルールに則ってひっくり返そうとしたわけですよね。

            私の先の意見は、その「ルール」がおかしいなぁっていうものです。

            総意というまでいかなくとも、日本の改憲の採択の条件のように
            3分の2以上などの偏りのある条件がいいとおもうのです。
            半数よりは。

            もちろん普通の経営方針なら半数で可決でよし、としても
            合併ともなると会社組織を大きく揺るがすわけですから
            灰色では、合弁後の会社のイメージも灰色になっちゃうかも
            しれませんし。

            改憲制度がきついとかいう話もありますが、
            今回の採決の分岐点が半数ってのはなぁ~
            という、ま、私の感想だったのです。
            結局、これが2社の方針なんですもんね。

            最後に、
            > #元コメントではそんな話をしてはいないとは思うのですが...
            私はなにもコメントの内容が、全て直上のコメントに対するもので
            ある「べき」とは考えていません。
            前述のコメントも連想した話を書いただけのことです。

            「創業者かってのは関係ない」→「所有株数に応じた影響」
            →「そういや、株数が影響するって投票の結果どっちつかずだったなぁ」
            ・・・という流れでした。
            ・・・・分かりにくいですね。
            親コメント
            • >私の先の意見は、その「ルール」がおかしいなぁっていうものです。
              >
              >総意というまでいかなくとも、日本の改憲の採択の条件のように
              >3分の2以上などの偏りのある条件がいいとおもうのです。
              >半数よりは。

              そうする必要があると考えていたならあらかじめ定款にそのように書いていたでしょう。
              日本国憲法には「衆議院の3分の2以上の賛成が必要」と書かれているからこそ、その意味があるわけです。
              明文化されていないルールを持ち出す方がはるかに問題があります。

              Walter Hewlett氏が過半数では不十分だと考えていたなら定款の変更を議題として持ち出したはずです。
              実際にはHewlett氏も過半数の票で議決することには文句を言っているわけではないのだし、外部の人間がそんなところにまで疑問を持っても全く無意味だと思いますが。
              --
              うじゃうじゃ
              親コメント
      • ルール上から言えば「過半数」でOKな訳で、創業者だろうが何だろうが、誰の顔色をうかがう必要も無い。
        ただ経営者として評価するなら、「皆がハッピーになる」はずの合併話で、影響力の大きい株主の賛意を十分に取りつけられず、時間をロスした上にしこりを残したのは明らかにマイナス。
        フィオリーナ氏が経営上の最高責任者である以上、ヒューレット氏がどのような行動をしようと合併で経営上のマイナスが生じればそれは全て彼女が追うべき責任でしょう。
        良い経営者には、そうした可能性を事前に摘み取っていくことができる能力が求められるのでは?
        親コメント
      • HPの(少なくとも旧来の)社風ってアメリカでは有名なのに、日本ではまったく知らない人も多いんですね。
    • Hewlett氏は当初は取締役会で賛成してたんでなかったっけ?
      --
      -- wanna be the biggest dreamer
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    • 創業家がその役割を果たすのが適当かどうかは別にして、

      企業なり国なりには、長期的視野で物事を判断する人と短期の問題に対応する人の 両方が必要だとは思います。一人で両方出来る人がいるのはすばらしいようで、ちょっ と恐いですしね。一期ごとに成果を出さないと再任が危ういような社長・重役には 長期的視野を求めるのは酷。HP などの場合には、そこを補完するのが創業家だった。

      日本の終身雇用制や系列というのも、長期的視野に立った経営を可能にするための 一種の工夫だったともいえると思います。今は、弊害の方が目立っているようです が。

      --
      佐藤亮一 in Frankfurt Germany
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2002年05月02日 10時44分 (#88902)
        HPの名前のゆえんたる創業家で、一定の株も保有しているWalter Hewlett氏の同意を得てから大型買収を進めるべきですよね

      ただの大株主でしょ。同意を得る必要など無いと思いますけど。
      しかもカリスマ性の有る創業者ならいざ知らず、ただの息子だしね。

        一方、Walter Hewlett氏はもっと長期的レンジで物事を見ていて、 HP を愛していて、社員を大事にしているように思います。

      これも違うと思うな・・・。巧くいってしまったら、自分の影響力は更に薄れ、
      失敗すれば配当金が減るという危機感からでしょ。<結局は自分のため
      だから、息子が権力を持ちすぎるのを嫌った他の株主がフィオリーナ氏に期待したって構図だと思うけど。

      それと、フィオリーナ氏がコンパックを買収した経緯って、SUNに大きく遅れをとっているサーバービジネス分野に
      これ以上開発費を投入するよりも、ハード・ノウハウ・顧客まで持っているコンパックを買収したほうが、
      トータル的に見てコストがかからないと思ったからじゃないかな。
      あと、半導体製造装置や検査装置で搭載するGEMとかSECSとかはIBM・コンパックが強いから、
      検査装置・製造装置メーカーとしてのHPの視点から見ても買収目的に問題は無いと思う。
      親コメント
      • >ただの大株主でしょ。同意を得る必要など無いと思いますけど。
        >しかもカリスマ性の有る創業者ならいざ知らず、ただの息子だしね。

        これはそのとおりでしょうね。ルール上は保有している株以上の議決権はないのだし、創業者の息子としての影響力を駆使したのに過半数の支持を得られなかったのが現実です。あと一歩のところまでは行きましたが。

        >これも違うと思うな・・・。巧くいってしまったら、自分の影響力は更に薄れ、
        >失敗すれば配当金が減るという危機感からでしょ。<結局は自分のため
        >だから、息子が権力を持ちすぎるのを嫌った他の株主がフィオリーナ氏に期待したって構図だと思うけど。

        間違った見方だとは思わないけど、それだけが理由ならここまで僅差にはならなかったでしょう。
        別のコメントにあるように社風の違いというのは大きな問題になると思います。
        Compaqと合併となればHPの特徴の一つでもある社風を捨てざるを得ないのは明らかですし、報道されているような「従業員の多くが合併に反対している」という状況もこれが大きな理由だと思います。

        無理矢理に単純化してしまうと
        フィオリーナ氏が「会社が存続し成長するためには古い伝統や文化を捨ててでも合併する必要がある」
        ヒューレット氏は「合併すればHPの存在基盤である文化が失われる上に得るものが小さい」
        といったところだと思います。

        どちらが正しいかは何年か後にならないとわからないでしょうが、私としては以前にCompaqがDECを吸収して同じような企業文化の衝突から合併を有効活用できなかった時と同じ轍を踏むだけのような気がします。
        --
        うじゃうじゃ
        親コメント

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