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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
後方を見るようになるか? (スコア:5, 参考になる)
実際地方の駐屯地とか地方隊とかの建物がボロボロだったりするという報道がたまにあり、
そういう流れの中で、設備や「使える」個人装備を揃えるための裏金作りなどといった「小さな不祥事」が頻発していたと言うのが実状のようですが、流石に今回の事件が発覚して防衛庁も財務省も目が覚めたと思いたいですね。
自衛隊の最大の脅威は外国軍ではなく恒常的な後方軽視に有るという皮肉めいた見方がずっとありましたが、それが図らずも間違いではなかったのではないかと。
装備の調達については、確かに国際政治に於ける戦略としての観点から技術維持や生産力の確保と言う必要性はありますが、しかし価格の高さの裏には不明瞭な業者などの決定プロセスとか使途不明金の流れとか政治判断によるゴリ押しが常に付きまとっていて、
そういう事で上がったコストを後方にしわ寄せするという本末転倒な状況がずっと続いていたので、この事件を転機に後方…と言うか自衛隊員個人の待遇…をもっと重視するようになってほしいと思うのですが。
Re:後方を見るようになるか? (スコア:2, 興味深い)
たとえばある駐屯地にロッカーがないので導入したいとします。
すると、防衛庁長官までその要望を上げていって、防衛施設庁に行って…
という流れと聞きました。現役の自衛官に。
もちろんたかがロッカー1個でそんな手間をかけるわけにもいかず、
偉い人にも何でここだけとか突っ込まれるので、そういう場合は
すべての基地にロッカー導入という手を取ったりすることもあるとか。
Re:後方を見るようになるか? (スコア:1, 興味深い)
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
#PersonalがダブってるのでAC
Re:後方を見るようになるか? (スコア:1)
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Re:後方を見るようになるか? (スコア:1)
これは日本全体の問題かもしれません。社食がヘボい会社とか、総務部がタコな会社とかがまだまだ多いような気が。
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
自衛隊が先の大戦の研究をしようものなら軍国主義の復活とか言い出す人がまだこの国にはウヨウヨしていますし。
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
で、どの装備がどのように価格が高くて、どこの性能を落として価格をどれくらい下げればよろしいとお考えなので?
Re:後方を見るようになるか? (スコア:1)
で、一般的に官給装備は一度開発して制式化するとなかなか根本的な改善がされてきませんでしたし、調達元の業者が特定される事も有って高値安定する傾向が強いと見受けますけど?
戦車とか装甲車のような大きな装備は量産効果がでるような集中大量調達が財政上やりにくいから高くなるのはしょうがないとして、その「高くて使いにくさが改善されない」状況が個人の基本的な装備にまで及んでいるのは異常だと思いますが?
従って、自衛隊の装備に関しては「性能を落として価格を下げる」以前の状況に有る場合がかなりあると思うのですが?
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
だーかーらーそれは何なのか具体的に実例を挙げて言ってみてくださいってば。
あなたの考えていることが全部わかるわけではないのですよ。
こっちの書いてることも読んでからレスを(Re:後方を見るようになるか?) (スコア:1)
私の書いたことをきちんと読んで文意を汲み取れるならばわかると思うのですが…
具体例を挙げますと、
最近あった「裏金作り事件」の目的が私的流用ではなく、駐屯地のOA化(プリンタ等の更新)のためのお金づくりだったという涙ぐましい報道もありましたし、
「丸」とか「軍事研究」のような軍事系の雑誌で、自衛官の訓練とか日常生活に関する記事を読んでいると、例えば「官給品の靴がすぐに使いものにならなくなる上に支給数が限られているからみんな自費で買っている」とか、そういう記述がボロボロでているんですが…
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
費用対効果の問題があるのかもしれないですが,ほったらかしで陳腐化が進んでいる74式戦車や,
最初からスペースを設けてあるのに個艦防御用武器がまだ装備されない地方隊護衛艦などが目に
付きます.
他の小国と比べれば予算は潤沢だから,国内防衛産業保護のためにもどんどん新しいものを買い
揃えればそれでいいじゃないか~という感じですね.
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
しかしながら、改修費用が1両当たり1億円に達する事、アップデートしても装甲が弱いため戦力として不安な事、軍縮ムードの高まりによる防衛費の圧縮などから90式戦車の配備が優先されました。
そして現在では74式戦車の老朽化が進んでいる事と2010年に制式化を目指す次期戦車が控えている事から、74式の放置が決定的となりました。
財政的な判断としては至極まっとうだと思いますが、何が問題なんでしょうか?
Re:後方を見るようになるか? (スコア:1)
74式に欠けている防御能力の向上としては良くできた改善案だったと思うし、
TK-Xのコストや調達ペースが不明の状況が未だに続いているにも拘らず、TK-Xへの入れ換えが遅くなる可能性が高い部隊の装備を改善しないのは拙いのではないかと思うのですが
…正直、90式は事実上北海道でソ連(ロシア)軍と決戦する為の兵器な訳ですから、他の地域には適していない設計ですし、
ロシア軍が北海道に侵攻する可能性が極めて低くなり、かつ他の地域向けの新戦車の普及まで最低15年は待たねばならないのが見えている以上、
74式の改造を諦めて、90式のみを配備している現状を引きずるのは財政的な判断としては逆に失策に近いと思うのですが。
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
大綱の600両を割らないようにするだけだと思いますが。
74式のアップデートを要求する人は多いけど、第3世代戦車と互するほどの性能向上を低コストで実現する具体策を出せた人には未だにお目にかかれてません。
どうやらArtaneさんは妙案をお持ちのようですので披露していただけませんか?
Re:後方を見るようになるか? (スコア:1)
・中長期的には不透明だが、短期的には大規模な機甲戦が行われるような上陸はありえない。周辺諸国は、アメリカをのぞいて小規模の戦車兵力を揚陸させるのがやっとの状況である。
・90式やTK-Xのような第三・第四(3.5?)世代の戦車の打撃力でなければ打破できない戦車を日本と対面する正面に配備している国は僅か。
量で現状の阻止能力を凌ぐのはアメリカのM1戦車程度であり、ロシアのT-90/72や中中国の新戦車は数的に日本正面にに多数配備できる状況には無い。
又、TK-Xが制式化されてから十年程度で74式を総入れ換えして大綱を割らない数だけ行きわたるような形の調達は難しい…それよりは装甲車や都市ゲリラ戦やNBC攻撃に対応する装備や防空体制を近代化する方が優先されるであろう…と考えるのですが。
多分、TK-Xが量的に戦力になるだけ74式と入れ替わる前に次次世代の戦車の調達が始まってもおかしくないのではないかと思いますよ。
そう考えると、現状のままでは戦車などの機甲打撃力の空白時期が起こるし、突発的な軍事アクシデントに対応できるだけの戦力が維持できなくなる危険に繋がると考えますが。
その不足分をミサイルや歩兵の火力でフォローしきれるかというとそうでもない訳で(ミサイルにも戦車にも長短ある訳で)、TK-Xやそれを越える総合力の戦車が数的に揃うまでの繋ぎとして、74式の何割かをG型(もしくは更に現状にあわせた改良型)へアップデートすることが、最も実状にあった戦力整備の方法ではないかと思いますが。
まぁ、メーカ(主に三菱重工)や一級装備を追求する向きからすれば、あまり面白くない考えだとは承知していますが…
Re:後方を見るようになるか? (スコア:0)
であれば何のために改良が必要とおっしゃるんですか?
サイドスカートを付けたぐらいで対ゲリラ戦能力が向上するとは思えませんし、攻撃力の点では既に93式APFSDSという強力な弾種が配備されてますし・・・まさかERAを付けろとか言いませんよね?
それにですね、
> TK-Xやそれを越える総合力の戦車が数的に揃うまでの繋ぎとして
なんて仰ってますが、74式をアップデートする予算を捻出するとTK-Xの配備がさらにスローペースになってしまうんですが、自分で書いてて矛盾を感じませんか?