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券売機もさることながら、新幹線の予約機なんかも、初心者用UI一本やりでなく、玄人用UIも欲しいところです。
6号車の1Aとか、決めうちで予約できたり、 あるいは、新幹線だけでなく、深夜バスの座席とかも指定できたりすると、僕にとっては、非常に便利なんですよねぇ。 別に、券売機にキーボードを用意したり、あるいはネットでできたりしなくてもいいから (本当はネットでできるのが一番なんだけど)、 USB端子を出しとい
> 自称玄人君がめちゃめちゃやったあげくに逆ギレしてクレームを付けてくると思われ。
確かに。
その自称玄人君の操作ログから、その操作を視覚化するシステムがあれば、自分のミスを納得してもらえないでしょうか。 あるいは、このシステムには駅員の操作サポートはつきませんとか (システムに関するクレームはメールで)。 駅員は、万人用機か、窓口に誘導すればよし…というあたりで勘弁していただけないかしら。
> 必ずしも多様は善ではないし
それはそうとも思われるフシもあるのですが、しか
同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、 どれが生き残るかやってみる、なんて、 素敵じゃないですか?
>そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしているかとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
それとも問題にしたいのは、玄人向けシステムが本当に皆さんのお考えになっているように、使われないものなのかどうかですか? それを、机上の空論だけで、反対側の立場の人に納得してもらおうとしても無理そうです。やはり、最後は、やってみるしかないのではない
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしている かとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。 元のコメントにあった「同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、どれが生き残るかやってみる」というのがまるで非現実的なんです。
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
で,結局その家電製品の使い勝手はよくなったんでしょうか? まぁ,照明とか単純なものは論外として,ビデオの予約とか, プロジェクターの設定とか,デジカメの設定とか,コピー機の設定とか, もう少し頑張って欲しいという機器は色々あるというのが現状ではないでしょうか? 「使い勝手テスト」をやらないというのもいかがなものかと思うかもしれませんが, 作っている人々は自分らなりの使い勝手テストは必ずやると思われます. そして,
> たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
うーん,albireo さん自身が、
と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか. それとも,一般的でない基準をもって,その説明なしに「当然」と言たということですか.
> こういう例えはふさわしくないと思います。
家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
> 操作性の問題がある場合の多くはも
>??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
第一に,私が言いたいのは,「テストしてないともっとひどい」と断言することはできないってことです. そして,albireo さんのお考えになっていると思われるテストで,より良くなったという確認ができるかもしれませんが, それは,ベストな状態だと断言することはできず,動作確認程度しかやっていない「突然変異」システムに先を越される可能性は否定できないと僕は考えます. というわけで,必ずしも「テストし
返答の大部分はわりとすぐに書き上ったのですが, 連休空けて仕事が始まったら,やはり時間がとれず,やっと仕上がりました. すみません.
言った言わないだけのレベルに落ちてしまっていると思われる話はざっくり放置させていただきます. また,最初にこれまでのやりとりで随分具体的になった僕の主張点を述べてから各論に入ります. まず、この一連のやりとりが始まった原因だった,
> そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
ですが, システムの是非を市場に問うために多様にして生き残りを賭けるという状態をテストと位置付け, (そこまでは,まだテストという語感の個人差と言うこともできますが,) 「利用者にはいい迷惑です」と断定する態度には疑問を感じざるを得ません. メーカーがシステムをリリースする時,完璧な物と思ってリリースするという建前はわかりますが, 完璧なものだと本当に信じてもらっては困ります. まぁ,信じるまでならまだいいですが,僕を洗脳なさろうとするのは,きっと無駄です. ユーザに受け入れられるかどうか,どこか不安を払拭しきれない状態でリリースする… すなわち, 世に問うということがほとんどだと僕は考えています.
もちろん,機能が曖昧さのまったくない状態で記述されていて,当該システムにとっての外部とのやりとりも, これまた,きっちり記述できて, それらのテストが完璧に行なわれており, それがすべての利用者の要求に完璧に見合うという案件ならば,1システムだけ実装してテストだけやった後導入し, あとは,目もくれないという態度でよいでしょう.しかし,世の中にこんな完璧な案件はあるのでしょうか? 電灯のようなとてもとてもシンプルなシステムでさえ,この範疇には入らないでしょう.
ここまでの議論での僕の理解では,albireo さんは,操作方法の統一の維持をしたくてたまらないと思っていらっしゃるということですが, そうお思いになるのも無理はないし,僕の意見も,とても限定的な状況下では,そうだとは思います. しかし,いつも操作方法の統一だけを遵守していればいいというものではないと考えます.
確かにユーザが学習しなければならないというデメリットが生まれます.しかし, 学習してあり余るメリットがあるなら,その存在価値はあると考えられます.
また,異なるシステムを交互に使うなどすれば,混乱も起こるでしょう. 淘汰過渡期や学習過程では確かにそうですが,玄人ならば,自分用のシステムは決まっていて, 混乱することもないでしょう.
ここで,僕が「玄人」とほとんど説明なしで使っていた言葉の定義を試みます.
まず,そのシステムが対象としているサービスがあったとします.JR予約券売機ならば,客をある時間にある地点から別の地点へと運搬してもらう権利を約束することです. 「玄人」とは,そのサービスを頻繁に切実に利用する人を指すことにします. JR予約券売機ならば, 新幹線や深夜バスを週に数回使用しなければならないユーザが居て, もし,券を買わなければ,首になったり,家庭崩壊を招いたり,あるいは,妥協した券を買うと,疲れることになって, やはり首や家庭崩壊の危機があるので,それは避けたいというユーザです. これを,僕は,JR券予約(の特定分野での)玄人と呼ぶようです.
券売機は一般的ではないかもしれないので,銀行ATMで言うことにすると, 毎月定期的に振り込んだり,お金の移動をしなければならない所があって,そうしなければ, 持ち金がなくなったり,取り引き先の信用を失なったり,会社が潰れたりするおばちゃんが居るとします. 彼女は,(一般の機械操作という面ではおぼつかない人かもしれませんが),銀行利用(の特定分野での)玄人です. 振込みカードシステムなども,いとも簡単に使いこなします.
これら特定分野のシステム玄人達は, 切実にそのシステムを使い続けねばならならず, また,あまりにも頻繁にそのシステムを使うので, システムが便利になれば,すなわち, 充分なメリットさえあれば,必ずそのシステムを選択すると僕は考えます.
といったところで各論に入ります.
>>Gコードはビデオデッキが製品として出てきた時からあるシステムなんでしょうか?
>それは私が言っていたこととは関係ありません。
とらえ方の違いってことですか.
操作系統の統一という意味では,成功していません. 僕は同じ会社の違うビデオデッキを持っていますが, G-Code 入力の挙動が微妙に違っていて,大いに混乱しましたし, 今でも混乱する事が時々あります.(さすがにいつも録画予約操作が必要なわけではない僕は,録画予約操作素人です)
G-Code は僕にはこう思えます. あるビデオデッキの開発担当者は,自分の作るシステムが一番良いと思って,自分なりの実証テストをやり,世の中に出しました. しかし,別のビデオデッキのほうが売れてしまい,その時点では思いつかなかった別のシステムを実装して,実証テストをやり,世の中に出す. ということを繰り返していました. ある時,予約番組が決まっているならば,入力操作量が少な(いことが多)く,視覚的フィードバックも少なくてすみ, 操作間違いをも検出できるという機能をもった(それまで実装されていない)システムが考案されたが, それには,番組表製作側,ビデオメーカーのサポートが必要であった. そして,それは,各者にとって,実装するだけの価値が見られたので,製品として世に出た. そして,ユーザにとってメリットがあったので,受け入れられましたとさ. # 最近 tvguide.or.jp で g-code が見れなくなったのですが,もしかしてこの構図は崩れたんですかねぇ.
実状は知りませんが,ユーザから見たらこう見えます.そして,このストーリーを否定することは難しいと考えます. すなわち,操作性の統一ということではなく,単に機能が今までの入力システムよりも上で, メリットがあったからだったと僕は思っています.
> 相反するものだと言っているのではありません。
ということは,「の方がマシ」ではなくて,「のみがマシ」ということでいいですかね? 以下はそれを前提に話をします.(間違っていたら,違うとおっしゃって,以下を無視してください) 相反しない同居可能な「テスト」と「自然淘汰システム」があり, 「テスト」+「自然淘汰システム」よりも「テスト」のみで「自然淘汰システム」を排除するほうがマシとおっしゃるのですね. その理由がユーザにとって不利益をもたらす可能性が大である「操作系統統一」のため… albireo さんはそうではないかもしれませんが,僕は開発者が見落しをするという疑いを常に頭に浮かべています. 開発者の人数が増えれば,見落しの危険は減りますが,それでも,クローズドな集団は,往々にして, 思想が同じになる傾向があるので,その方々をまったく別の考えを持つ人間と数えることは難しく,見落しの危険性は高いと考えます. そういう開発者集団が,いくら自分らの考える使用状況でテストをしたところで,マシにはなっても,結果的によい物にならない可能性は否定できません.
>これぐらいのプロセスを生き残った上での多様性でないと、アタリショックのような粗製濫造に繋がる危険があるということです。
# アタリショックの原因には,別の説もあるようですが,その話を出すと話が飛ぶので置いておくことにして… ゲーム機のように,ユーザにとって,使用に切実さのない (あってもなくても,明日の御飯に困ることはない) ものと同じにできないと思います. 百歩譲って,切実さを無視することにしても,この話は,ユーザの商品選択自体にコストがかかったというのも原因の一因だったりしないのでしょうか? ユーザ同志のコミュニケーション手段も現在とは比べものにならないほど限られたものだったようです. お試し機会が充分にあれば,力の入った商品が売れないということもないように僕には思われます. ゲーム機にお試し機会を存分に与えるシステムが可能かどうかはわかりませんが, 操作自体はタダである街角端末 (とお呼びしていいかどうかはわかりませんが) は 操作システムの選択には,直接金銭の授受は起こらないし,試してみるのに時間というコストはかかるにしても, その後の時間節約を考えると,払ってもいい学習時間コストであると思われます. また,選択が不可能そうな方には,人間というアドバイスシステムにより,適切な機械をアドバイスしてもらえばいいのです. 新幹線の自動発券機にしても,銀行の ATM にしても,システムは単一なのですが,操作不得手でも操作に挑戦するという方には, 操作補助のための人間は利用可能になっているようなので,そういう意味での追加コストはなさそうです. これはあくまでも,一番簡単なレベルのシステムを使えない人のサポートシステムであって, それ以上のシステムの生身の人間のサポートは,思い切ってしないという立場は充分アリだと考えます. (一段簡単なシステムを使ってもらえばよい)
>いえ、ここでいいたいのは「窓口の方がよい」なんて事じゃなくて、あまりにも多様性がありすぎるとATM全体について「操作がバラバラで使いにくい」というイメージを持ってしまい、その結果ユーザが選択したものは窓口になってしまう可能性があるといっているわけです。
僕はそれは杞憂だと考えます. 人間による選択サポートや,難易度表示,宣伝などで,初期段階の啓蒙はできます. 機械が苦手で,どんなに長時間並んでも窓口に行く方まで,無理矢理,機械を無理強いすることは多分できないでしょうし, 逆に,時間が大切で,少々難しくても,その価値があるシステムならば,使われていくしょう. 「振込み」で,窓口だと,30分かかるところが,ATMシステム1 で 5 分で済み, ATMシステム2 で 1 分で済むならきっと,そちらに移っていくものだと僕は思っています. ただし,最初の学習段階の瞬間を捉えるとそうではないし,よく振り込みをせざるを得ない人ならばという前提つきです.
>個人的には親指シフトが(ほぼ)消えたのは非常にもったいないと思います。 >(略) >そんなわけでユーザが十分に慣れ親しんだものを捨て去るような選択をするためには安定したものに対するよほど大きなアドバンテージが必要だということになるのではないでしょうか。
親指シフトを新ユーザが選ぶかどうかは,親指シフト入力システムの導入コスト, 学習コスト,そして,それがはたして,デファクトスタンダードを使いつづけるよりもメリットがあるかどうかという所にあると僕は考えます. 例えば,nicola を使えば,ローマ字入力より,10倍速くなるというなら,きっと多くの人が nicola を使うでしょう. しかし,1.01倍程度だったら,よほどの入力作業専門の人か,導入コストをものともしない努力家かのどちらかだと思います (学習コストは,メリットがあれば,誰もが払うというのが僕の持論です). 現状で環境変化ごとに導入コストがいちいちかかる nicola は 1.01 倍速程度では, ユーザにメリットがないわけです. 無論 nicola は実際には 1.01 倍速以上にはなるでしょう. 1.01倍と10倍の中間で何が起こるかは不明ですが,メリットに見合うユーザが見込めると思っています.そしてそれはきっと線型な関係ではないでしょう. # ローマ字入力が原因だと判明している,腱鞘炎で悩まされているとかでもいいかもしれませんが,僕自身そうではないので,親指シフトは選んでいません.
そして,nicola は,使う人が増えれば増えるほど,nicola 環境が入手しやすくなるという予想も容易にできます. 啓蒙や環境整備不足で,今の地位に甘んじざるを得ないという説も,まぁ,それもそうかな?とも思うことができます.
一方,僕は,玄人用券売機により,窓口に並ぶより 10 倍以上速く買えるという妄想を持っているし, それができるだけ多くの人に使われうるかどうかに関しては,興味がありません. 必要な人が使えるようになっていればよく,必要でない人は,窓口か,従来のシステムを使えばいいのです. そして,その必要な人に玄人用券売機を与えることによって,JR に利益をもたらすという妄想も持っています.
また,選択の自由についても,お考えになる必要があると思います. 残念ながらメージャとはなっていない親指シフトですが, しかし,親指シフトを選択する余地が今でも残されおり,albireo さんは,albireo さんにとって, よりよい入力手段を選択できるわけですよね. そして,親指シフトがいいというファンは根強く残っているし,保存活動も(細々と?)なされていると,お見うけしております. そこに選択の自由がある限り,nicola 教に入っていようといまいと,現状はどちらの人にとってもハッピーな状態だと言えます.
一方,券売機に話を戻せば,僕には窓口しか選択肢がないわけです. 僕はまず,選択できる環境が欲しいのです. 統一インタフェースの万人用機を10台も20台も並べられても, 僕にとってそれは,選択肢とはなりえません.
そして,僕のサンプリングが少ないせいかもしれませんが,在来線から新幹線への乗り換え口で,窓口に長い行列が出来ていても, 10台の自動機が人で埋まっている所を見たことがありません. 窓口の行列の中には万人用機で済む用事をもつ人が居るんじゃないかと疑ってしまったりもします (現在の万人用システムの存在意義が…). その空いている 10 台の機械のソフトを変えるだけで(あるいは追加工事をするだけで), 万人システムを残したまま,玄人用システムが導入できて, その結果,窓口の行列が減ったとしたら,JR にとっても,客にとってもうれしいことなのではないでしょうか?
そして,今の新幹線自動券売機がデファクトスタンダードとなりうるべく, ローマ字かな入力やQWERTY 配列ほど数多くのユーザを得ているとも思えません.
そして,ATM との対比で思ったのですが,対象としているユーザの利用頻度が違うという点があるかもしれません. 銀行は,繰り返し使わざるを得ません. 一ヶ月に一回以上はメインバンクで ATM を操作するという人が多いのではないでしょうか? もしかしたら,一週間に一度以上 ATM を操作する人の数も多いかもしれません. そうなると,銀行も,操作指導員をつけてまで,ユーザを教育するメリットがありますし, ユーザも憶え甲斐があります.
一方,鉄道はそうではないかもしれません. もしかしたら1年に1回も乗らない人なのに,自動機の操作を憶えようという人も少なそうです.
となると,鉄道券売に万人システムは必要ではなく, やはり,購入パターンが一番多い分野で,その分野の人が使いやすいシステムとして,アレがあるのかもしれません. (作りやすくてユーザに使いにくいシステムだという可能性はこの際見て見ぬふりをします)
>そして、ytateyama さんはどちらかというとコンピュータソフトウェアに近いような多様性を求めておられると思いますが、そのあたりは合っているでしょうか?
規模がどれくらいかという具体的なイメージはありません. ただ,現状があまりにも限定的すぎると考えています. また,多様性はあればあるほどよく,多すぎても,そこには,格付けや検索サービス,解説論評等が自然発生し, 適切な選択も可能と考えます. 市場の破綻ですか? ありえないと考えています.
>これに対して家電製品ぐらい安定したシステムになると現行のものに対して「十分な」優位性がないと単に使いにくいものを作ってしまうだけに終わってしまう可能性が高くなります。 だからリリース前の内部的なテストで評判が悪いようなシステムを出すことに価値があるとは思えません。
そして,そのテストが間違ったもので,しかも独占状態だとしたら, それはすなわち,メーカーが妄想で良いシステムと思っているだけにすぎず,メーカーはハッピーですが,利用者の不利益となります. それはすなわちクライアントの不利益ともなります. そこがメーカー一社独占システムの弱いところだと考えます.
>こういう場合のメリットの感じ方は持ち運びのしやすさと入力のしやすさのトレードオフの結果としてあのサイズで入力できることの方に「メリットを感じた」結果だと思いますが。
ユーザが総合的に判断した上でメリットがあることを「メリットがあると感じる」と定義することにするならば, 「メリットがある」と思っている事は幻想だとしか僕には思えません. なにか測定データがあって,優位なのにと言っても泣き事にすぎません. それはきっと「メリットがある」と考えている方がおかしいのです. 僕の考えでは,ユーザ一人一人は間違いを犯すかもしれませんが, その数を増すと, 口こみなどの情報交換でやがて間違いは減り, メリットのありなしは,とてもシビアに嗅ぎわけてくるものと思っています. 「メリットを感じた」という言葉が albireo さんの言う通りであるなら,それは「メリットがある」と言っているのと同じ意味だと思われます.
>アイディアというのは、ひどいものであろうが無難なものであろうが革新的なすばらしいものであろうが人間の頭の中から生まれてくるものです。(きっかけやヒントは外部からによるものも多いでしょうが) 基本的には「突然変異」というものはこの段階で生まれてくるものではないでしょうか?
僕もそう考えます.
>「あまりいいものとは思わないけど市場に出してみれば『突然変異』するかもしれない。多様性を増すためにリリースしよう」なんて態度はメーカーの態度としては非常に無責任なものに感じるのですが。
僕は,「あまりいいものとは思わないけど市場に出」すと言った憶えはありません. しかしまた,「あまりいいものとは思わないけど市場に出」す人を,止めもしません. きっと,社内プレゼンあたりで潰されるんでしょうけれど,よしんば変なコスト計算をしてリリースに持ち込んでも淘汰されるでしょう. その時は,その人や会社が不利益を被るまでです. よって出す人はそれぞれ,自分のシステムが一番だと思って命がけで出すわけです. 社内やJRプレゼンで優劣判断つかず,市場に問う. 万人用システムならば,これは通用しませんが,そこは,玄人用ですから, ユーザはコストをシビアに判断して,きっと,その状況下でいいシステムを選んでくると考えます. そして,負けた会社,負けた人は…まぁ,それはその状況ということで.
>私は ytateyama さんの「突然変異」についての捕らえ方に激しく違和感を覚えます。
そんなに「突然変異」を相当悪いものと思っていらっしゃるのですか? 僕がメーカーの人だったら「突然変異」と言われるシステムを世に出してみたいと思いますが. 当然,それ相応の信念をもって. 僕はそんな悪いイメージで「突然変異」という言葉を使ったつもりはないし, 世の中の人も当然そうだと思っていました.
僕の書き方が無責任にお感じになられるのでしたら, それは,僕が製作者の立場には立っていないということでしょう. 僕は,単なる一ユーザである可能性が高い以上,あくまでもユーザの立場を貫こうと努力しています. そして不便なシステムを作り,なおかつその使用を押し付ける業者をうとましくさえ思います. # 一方で,Suica やパスネットのように便利なシステムを実現する業者があれば,感謝感激します.
ユーザから見た時,予想もしなかった素晴らしい製品がリリースされて,驚くことがあります. また,たいしたことないシステムだと思っていたのが,以外に売れているケースも少なくありません. このような意外な新製品の中でも,革命的に新しいと感じられるものがあることがあります. 僕はこれを「突然変異」と言ってもいいように思っていました.
これは同業者にとっても同じじゃないでしょうか? ユーザよりは,ある程度予想できる範囲が広いにしても, やはり,突然出し抜かれる事はあるでしょう.
ホンダの歩行ロボットがそうだったと聞いています. あれは,ホンダが発表するまで,ロボット研究者の間では,まったく知られていない存在で, それが,あれだけ完成度の高いシステムとして突然現れ,オマンマが食えなくなるのではとさえ思った人も居ると思います. これはいくらなんでも「突然変異」と言ってもいいのではないでしょうか?
>(玄人システムのような特定のターゲットに絞り込んだセグメント化による多様性はこれとは話が違ってくるので無責任だとはいえませんが、ここでは「突然変異」に話を絞るために除外します)
僕は万人システムには本当に全く興味がないので,玄人システムを除外されたら,albireo さんの議論のお相手としても除外されてしまいます (;_;). まぁ,以下の議論は万人用かどうかは関係ないようなので,ほっとしています.
僕の言葉の使い方がおかしいのかもしれないのですが,「突然変異」というのは, ユーザや競合メーカーから見て,思っても見なかったシステムが,ある会社から出るという事を思い浮べて使いました. 当然その会社の内部では色々頑張ったことでしょう. でも,他の会社にとってみれば,思ってもみなかったことで,当然それまでのテストの対象にもなっていなかったというわけです.
しかし,自由な競争の中にあれば,その急に出てきたシステムも,本当に良いシステムならば,成功を納めるでしょうし,悪いシステムなら,ダメになってしまうでしょう.
> 少なくともそれを当事者にとってはある程度の自信があったからこそリリースしたものであって「突然変異」とはいえません。
作った人にとって突然変異じゃないってのは,あたりまえじゃないですか.
>そういう意味では「市場に出てから突然変異する」なんてのは
うーん,僕そんなこと言いましたっけ? それに,そんな考えももっていないつもりです.
>むしろ「市場の淘汰」を優先すればモノになる前に消えてしまう類のものです。
可能性は否定しませんが,断定は困ります.
>私が気にしているのはその解決策として ytateyama さんがあまりにも「多様性」に期待しすぎているような気がする点です。
神がメーカーに居ない限りユーザにとって多様性に期待するしかありません. もちろん, メーカーが完璧この上ないシステムを常に出してくれるなら,多様性はむしろ邪魔かもしれません. 機能も操作性もまったく同じで,ボタンや数値表示の位置が違うだけなんて,低いレベルで違うシステムが多数あるなら, それは混乱の元でしょう.
> もちろん ytateyama さんの言われるようによりよいものが内部の淘汰で消えてしまう可能性はありますが、そこでかき消されてしまう程度のメリットを損失することがそれほど重大なんでしょうか?
ですから,社内でかき消されるアイディアは,もともと悪いものか,それとも会社の構成員の判断 (評価方法を含む) が間違ってるのかのどちらかで話は終りです. それぞれ個々のケースについて是非を一々問う気は僕にはないし,そもそもそれは無理でしょう. ただ,内部評価をかいくぐったもの物は常にとてもよい物だという説には意義ありです.マシな可能性大というだけで, マシだと断定もできないと考えます.
>上に書いたようにその市場の安定性などによっても違いますが、すでに安定している市場ではその程度の優位性では結局市場に出てきても淘汰される側になる可能性が非常に高いと思います。
10倍速くてもですか? 空き機械がうじゃうじゃ転がっていてもですか? 窓口に長い待ち行列が出来ていてもですか?
>例えば非常にすばらしいインターフェイスを持ったATMを考えたとしても、それが現状のシステムよりも非常に高価なものであればそれを理由に導入しないことを不当であるとはいえませんよね。
コストの話は僕も前に書きましたので,それで僕がどう考えているか,既におわかりのことと思います.
>商品の価値はユーザインターフェイスだけで決まるものではなく、価格、性能、品質、利用形態、広告、営業力などさまざまな要因が絡んでくるためユーザインターフェイスのような特定の部分に絞った評価をしたい場合は「市場の評価」は必ずしも信頼できるデータとなるわけではありません。
うーん,ユーザである僕はユーザインターフェイスのみの評価やデータにはほとんど興味がありません. ユーザから見た時の「システム」としての出来不出来にとても興味があります. 前にも書いた通り,僕にとって現在の新幹線自動券売機には機能が足りなくて,使えません. 一方窓口は,僕にとって,とてもリスクが高く,だいたいにおいて高コストです.
しかし,新システムの導入にはコスト(や制度的)問題があるから,せめて,イーサネット口等だけでも出してくれればという話をしたのでした. もちろん,頻繁に鉄道を利用する人のための操作システムを用意していただけるなら,勉強してでもそれを使わせていただこうと思っています. そして,頻繁に鉄道を利用するような人相手ならば,例え,ハタからみると暗号のような入力方法であっても, 10倍以上速く仕事が終るならば,受け入れられていくものと考えます.
こんな話は,メーカーではきっと上司を説得できないとは思われますが, 具体性を持った話なら,なんとでもデータをデッチアゲることは可能と考えます. どうせ何事も予想にすぎないわけですから,50歩100歩です.
>独占がいいことだとは思えませんが、過度の多様性は過当競争に繋がってアタリショックのようによいものもひっくるめて市場全体を潰してしまう可能性もあることも考慮に入れてください。
アタリショックとこのケースとの相異点は今回述べました. アタリショックのもう一つの要因である,会社関係のゴタゴタは,多様性とは関係なさそうです. よって,僕はとりあえず,過度な多様性の状態はなりえないだろうという意見のままで居ることにしています. 僕に見落しがあれば,これまでどおり御教授ください.
>多様性にも適正規模があるってことで。どの程度が適正かを判断するのは人によっても違うだろうし難しいですが。
「多様性にも適正規模がある」というのはそのとおりです. ただ,判断するしないの問題ではないと思います. 仮に判断できるとしても,判断するのは人などではないと思います. 予測するのは人でもできますが.
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
http://www.kobelco.co.jp/bizup/b020315/bizup04.htm
神鋼電機が東京の営団地下鉄の券売機313台を初受注。
基本ソフト(OS)にLinuxを採用。5月中旬にお目見えとのことで。
こすみっく(ひげ)@トウキョー
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1, 参考になる)
300円入れてから、左上の乗り継ぎボタン+右上の乗り継ぎボタン+とりけしボタンで、 別コンソールに移れます!?
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:2, 参考になる)
券売機もさることながら、新幹線の予約機なんかも、初心者用UI一本やりでなく、玄人用UIも欲しいところです。
6号車の1Aとか、決めうちで予約できたり、 あるいは、新幹線だけでなく、深夜バスの座席とかも指定できたりすると、僕にとっては、非常に便利なんですよねぇ。 別に、券売機にキーボードを用意したり、あるいはネットでできたりしなくてもいいから (本当はネットでできるのが一番なんだけど)、 USB端子を出しとい
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:2, すばらしい洞察)
不特定多数が使用し、大規模に展開するものについては、必ずしも多様は善ではないし、
運用する側も利用する側もアホという前提で設計しないと
思いもよらぬ操作をされてクレームをつけられてしまいます。
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> 自称玄人君がめちゃめちゃやったあげくに逆ギレしてクレームを付けてくると思われ。
確かに。
その自称玄人君の操作ログから、その操作を視覚化するシステムがあれば、自分のミスを納得してもらえないでしょうか。 あるいは、このシステムには駅員の操作サポートはつきませんとか (システムに関するクレームはメールで)。 駅員は、万人用機か、窓口に誘導すればよし…というあたりで勘弁していただけないかしら。
> 必ずしも多様は善ではないし
それはそうとも思われるフシもあるのですが、しか
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
>そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
導入前に出来るテストなんて、想定されうる範囲内での動作チェックぐらいなんじゃないですか? 仕様を満たしているかとかなんとか。 そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
それとも問題にしたいのは、玄人向けシステムが本当に皆さんのお考えになっているように、使われないものなのかどうかですか? それを、机上の空論だけで、反対側の立場の人に納得してもらおうとしても無理そうです。やはり、最後は、やってみるしかないのではない
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。
例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
元のコメントにあった「同じ機能を有する異なる設計のシステムを沢山用意しておいて、どれが生き残るかやってみる」というのがまるで非現実的なんです。
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
で,結局その家電製品の使い勝手はよくなったんでしょうか? まぁ,照明とか単純なものは論外として,ビデオの予約とか, プロジェクターの設定とか,デジカメの設定とか,コピー機の設定とか, もう少し頑張って欲しいという機器は色々あるというのが現状ではないでしょうか? 「使い勝手テスト」をやらないというのもいかがなものかと思うかもしれませんが, 作っている人々は自分らなりの使い勝手テストは必ずやると思われます. そして,
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
>ビデオの予約とか...(略)...もう少し頑張って欲しい
こういう例えはふさわしくないと思います。
どの段階で淘汰しようが10点~50点の候補から90点のシステムが出てくることはないのですから。内輪でテストした結果40点の方が生き残ることぐらいはあるでしょうが。
操作性の問題がある場合の多くはもっとよい方法を考えつかないからで(コストなど別の制約もあるだろうけど)単純にテストの方法のみに原因を押しつけることはできませんよね
うじゃうじゃ
Re:営団地下鉄のLinux券売機 (スコア:1)
> たぶんテストしてなかったらもっとひどいものになっていたんでしょう。(笑
うーん,albireo さん自身が、
> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか. それとも,一般的でない基準をもって,その説明なしに「当然」と言たということですか.
> こういう例えはふさわしくないと思います。
家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
> 操作性の問題がある場合の多くはも
多様性は万能ではないし (スコア:1)
>うーん,albireo さん自身が、
>> 例えば家電製品などでもテストの段階で使い勝手についてもリサーチするぐらいは当然のことですが。
>と、「当然」なんて発言なさっているんですが、前言撤回ということですか.
??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
>> こういう例えはふさわしくないと思います。
>家電製品を出してきたのも albireo さんなんですが.
ここの部分での
うじゃうじゃ
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
>??私は「テストした結果があの程度」で「テストしてないともっとひどい」と言ってるので別に撤回する気はさらさらありませんが?
第一に,私が言いたいのは,「テストしてないともっとひどい」と断言することはできないってことです. そして,albireo さんのお考えになっていると思われるテストで,より良くなったという確認ができるかもしれませんが, それは,ベストな状態だと断言することはできず,動作確認程度しかやっていない「突然変異」システムに先を越される可能性は否定できないと僕は考えます. というわけで,必ずしも「テストし
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
もともと「もっとひどくなっていたでしょう」という書き込みだったのですが…
>>そんなつまらないことしか想定できないのにユーザインターフェイスについてあれこれ言われてもねえ。
>僕の考える動作確認程度で世の中に出していてるようでは,そもそもユーザインターフェイスに
>ついて語ることすらできないとおっしゃっているってことですよね.
この部分については
> そんなつまらないことは当然やるのだと想定してもらえないのですかねぇ。
に合わせただけなのであまり深
うじゃうじゃ
Re:多様性は万能ではないし (スコア:1)
返答の大部分はわりとすぐに書き上ったのですが, 連休空けて仕事が始まったら,やはり時間がとれず,やっと仕上がりました. すみません.
言った言わないだけのレベルに落ちてしまっていると思われる話はざっくり放置させていただきます. また,最初にこれまでのやりとりで随分具体的になった僕の主張点を述べてから各論に入ります. まず、この一連のやりとりが始まった原因だった,
> そういうテストは導入前にしてください。利用者にはいい迷惑です
ですが, システムの是非を市場に問うために多様にして生き残りを賭けるという状態をテストと位置付け, (そこまでは,まだテストという語感の個人差と言うこともできますが,) 「利用者にはいい迷惑です」と断定する態度には疑問を感じざるを得ません. メーカーがシステムをリリースする時,完璧な物と思ってリリースするという建前はわかりますが, 完璧なものだと本当に信じてもらっては困ります. まぁ,信じるまでならまだいいですが,僕を洗脳なさろうとするのは,きっと無駄です. ユーザに受け入れられるかどうか,どこか不安を払拭しきれない状態でリリースする… すなわち, 世に問うということがほとんどだと僕は考えています.
もちろん,機能が曖昧さのまったくない状態で記述されていて,当該システムにとっての外部とのやりとりも, これまた,きっちり記述できて, それらのテストが完璧に行なわれており, それがすべての利用者の要求に完璧に見合うという案件ならば,1システムだけ実装してテストだけやった後導入し, あとは,目もくれないという態度でよいでしょう.しかし,世の中にこんな完璧な案件はあるのでしょうか? 電灯のようなとてもとてもシンプルなシステムでさえ,この範疇には入らないでしょう.
ここまでの議論での僕の理解では,albireo さんは,操作方法の統一の維持をしたくてたまらないと思っていらっしゃるということですが, そうお思いになるのも無理はないし,僕の意見も,とても限定的な状況下では,そうだとは思います. しかし,いつも操作方法の統一だけを遵守していればいいというものではないと考えます.
確かにユーザが学習しなければならないというデメリットが生まれます.しかし, 学習してあり余るメリットがあるなら,その存在価値はあると考えられます.
また,異なるシステムを交互に使うなどすれば,混乱も起こるでしょう. 淘汰過渡期や学習過程では確かにそうですが,玄人ならば,自分用のシステムは決まっていて, 混乱することもないでしょう.
ここで,僕が「玄人」とほとんど説明なしで使っていた言葉の定義を試みます.
まず,そのシステムが対象としているサービスがあったとします.JR予約券売機ならば,客をある時間にある地点から別の地点へと運搬してもらう権利を約束することです. 「玄人」とは,そのサービスを頻繁に切実に利用する人を指すことにします. JR予約券売機ならば, 新幹線や深夜バスを週に数回使用しなければならないユーザが居て, もし,券を買わなければ,首になったり,家庭崩壊を招いたり,あるいは,妥協した券を買うと,疲れることになって, やはり首や家庭崩壊の危機があるので,それは避けたいというユーザです. これを,僕は,JR券予約(の特定分野での)玄人と呼ぶようです.
券売機は一般的ではないかもしれないので,銀行ATMで言うことにすると, 毎月定期的に振り込んだり,お金の移動をしなければならない所があって,そうしなければ, 持ち金がなくなったり,取り引き先の信用を失なったり,会社が潰れたりするおばちゃんが居るとします. 彼女は,(一般の機械操作という面ではおぼつかない人かもしれませんが),銀行利用(の特定分野での)玄人です. 振込みカードシステムなども,いとも簡単に使いこなします.
これら特定分野のシステム玄人達は, 切実にそのシステムを使い続けねばならならず, また,あまりにも頻繁にそのシステムを使うので, システムが便利になれば,すなわち, 充分なメリットさえあれば,必ずそのシステムを選択すると僕は考えます.
といったところで各論に入ります.
>>Gコードはビデオデッキが製品として出てきた時からあるシステムなんでしょうか?
>それは私が言っていたこととは関係ありません。
とらえ方の違いってことですか.
操作系統の統一という意味では,成功していません. 僕は同じ会社の違うビデオデッキを持っていますが, G-Code 入力の挙動が微妙に違っていて,大いに混乱しましたし, 今でも混乱する事が時々あります.(さすがにいつも録画予約操作が必要なわけではない僕は,録画予約操作素人です)
G-Code は僕にはこう思えます. あるビデオデッキの開発担当者は,自分の作るシステムが一番良いと思って,自分なりの実証テストをやり,世の中に出しました. しかし,別のビデオデッキのほうが売れてしまい,その時点では思いつかなかった別のシステムを実装して,実証テストをやり,世の中に出す. ということを繰り返していました. ある時,予約番組が決まっているならば,入力操作量が少な(いことが多)く,視覚的フィードバックも少なくてすみ, 操作間違いをも検出できるという機能をもった(それまで実装されていない)システムが考案されたが, それには,番組表製作側,ビデオメーカーのサポートが必要であった. そして,それは,各者にとって,実装するだけの価値が見られたので,製品として世に出た. そして,ユーザにとってメリットがあったので,受け入れられましたとさ.
# 最近 tvguide.or.jp で g-code が見れなくなったのですが,もしかしてこの構図は崩れたんですかねぇ.
実状は知りませんが,ユーザから見たらこう見えます.そして,このストーリーを否定することは難しいと考えます. すなわち,操作性の統一ということではなく,単に機能が今までの入力システムよりも上で, メリットがあったからだったと僕は思っています.
> 相反するものだと言っているのではありません。
ということは,「の方がマシ」ではなくて,「のみがマシ」ということでいいですかね?
以下はそれを前提に話をします.(間違っていたら,違うとおっしゃって,以下を無視してください) 相反しない同居可能な「テスト」と「自然淘汰システム」があり, 「テスト」+「自然淘汰システム」よりも「テスト」のみで「自然淘汰システム」を排除するほうがマシとおっしゃるのですね. その理由がユーザにとって不利益をもたらす可能性が大である「操作系統統一」のため… albireo さんはそうではないかもしれませんが,僕は開発者が見落しをするという疑いを常に頭に浮かべています. 開発者の人数が増えれば,見落しの危険は減りますが,それでも,クローズドな集団は,往々にして, 思想が同じになる傾向があるので,その方々をまったく別の考えを持つ人間と数えることは難しく,見落しの危険性は高いと考えます. そういう開発者集団が,いくら自分らの考える使用状況でテストをしたところで,マシにはなっても,結果的によい物にならない可能性は否定できません.
>これぐらいのプロセスを生き残った上での多様性でないと、アタリショックのような粗製濫造に繋がる危険があるということです。
# アタリショックの原因には,別の説もあるようですが,その話を出すと話が飛ぶので置いておくことにして…
ゲーム機のように,ユーザにとって,使用に切実さのない (あってもなくても,明日の御飯に困ることはない) ものと同じにできないと思います. 百歩譲って,切実さを無視することにしても,この話は,ユーザの商品選択自体にコストがかかったというのも原因の一因だったりしないのでしょうか? ユーザ同志のコミュニケーション手段も現在とは比べものにならないほど限られたものだったようです. お試し機会が充分にあれば,力の入った商品が売れないということもないように僕には思われます. ゲーム機にお試し機会を存分に与えるシステムが可能かどうかはわかりませんが, 操作自体はタダである街角端末 (とお呼びしていいかどうかはわかりませんが) は 操作システムの選択には,直接金銭の授受は起こらないし,試してみるのに時間というコストはかかるにしても, その後の時間節約を考えると,払ってもいい学習時間コストであると思われます. また,選択が不可能そうな方には,人間というアドバイスシステムにより,適切な機械をアドバイスしてもらえばいいのです. 新幹線の自動発券機にしても,銀行の ATM にしても,システムは単一なのですが,操作不得手でも操作に挑戦するという方には, 操作補助のための人間は利用可能になっているようなので,そういう意味での追加コストはなさそうです. これはあくまでも,一番簡単なレベルのシステムを使えない人のサポートシステムであって, それ以上のシステムの生身の人間のサポートは,思い切ってしないという立場は充分アリだと考えます. (一段簡単なシステムを使ってもらえばよい)
>いえ、ここでいいたいのは「窓口の方がよい」なんて事じゃなくて、あまりにも多様性がありすぎるとATM全体について「操作がバラバラで使いにくい」というイメージを持ってしまい、その結果ユーザが選択したものは窓口になってしまう可能性があるといっているわけです。
僕はそれは杞憂だと考えます. 人間による選択サポートや,難易度表示,宣伝などで,初期段階の啓蒙はできます. 機械が苦手で,どんなに長時間並んでも窓口に行く方まで,無理矢理,機械を無理強いすることは多分できないでしょうし, 逆に,時間が大切で,少々難しくても,その価値があるシステムならば,使われていくしょう. 「振込み」で,窓口だと,30分かかるところが,ATMシステム1 で 5 分で済み, ATMシステム2 で 1 分で済むならきっと,そちらに移っていくものだと僕は思っています. ただし,最初の学習段階の瞬間を捉えるとそうではないし,よく振り込みをせざるを得ない人ならばという前提つきです.
>個人的には親指シフトが(ほぼ)消えたのは非常にもったいないと思います。
>(略)
>そんなわけでユーザが十分に慣れ親しんだものを捨て去るような選択をするためには安定したものに対するよほど大きなアドバンテージが必要だということになるのではないでしょうか。
親指シフトを新ユーザが選ぶかどうかは,親指シフト入力システムの導入コスト, 学習コスト,そして,それがはたして,デファクトスタンダードを使いつづけるよりもメリットがあるかどうかという所にあると僕は考えます. 例えば,nicola を使えば,ローマ字入力より,10倍速くなるというなら,きっと多くの人が nicola を使うでしょう. しかし,1.01倍程度だったら,よほどの入力作業専門の人か,導入コストをものともしない努力家かのどちらかだと思います (学習コストは,メリットがあれば,誰もが払うというのが僕の持論です). 現状で環境変化ごとに導入コストがいちいちかかる nicola は 1.01 倍速程度では, ユーザにメリットがないわけです. 無論 nicola は実際には 1.01 倍速以上にはなるでしょう. 1.01倍と10倍の中間で何が起こるかは不明ですが,メリットに見合うユーザが見込めると思っています.そしてそれはきっと線型な関係ではないでしょう.
# ローマ字入力が原因だと判明している,腱鞘炎で悩まされているとかでもいいかもしれませんが,僕自身そうではないので,親指シフトは選んでいません.
そして,nicola は,使う人が増えれば増えるほど,nicola 環境が入手しやすくなるという予想も容易にできます. 啓蒙や環境整備不足で,今の地位に甘んじざるを得ないという説も,まぁ,それもそうかな?とも思うことができます.
一方,僕は,玄人用券売機により,窓口に並ぶより 10 倍以上速く買えるという妄想を持っているし, それができるだけ多くの人に使われうるかどうかに関しては,興味がありません. 必要な人が使えるようになっていればよく,必要でない人は,窓口か,従来のシステムを使えばいいのです. そして,その必要な人に玄人用券売機を与えることによって,JR に利益をもたらすという妄想も持っています.
また,選択の自由についても,お考えになる必要があると思います. 残念ながらメージャとはなっていない親指シフトですが, しかし,親指シフトを選択する余地が今でも残されおり,albireo さんは,albireo さんにとって, よりよい入力手段を選択できるわけですよね. そして,親指シフトがいいというファンは根強く残っているし,保存活動も(細々と?)なされていると,お見うけしております. そこに選択の自由がある限り,nicola 教に入っていようといまいと,現状はどちらの人にとってもハッピーな状態だと言えます.
一方,券売機に話を戻せば,僕には窓口しか選択肢がないわけです. 僕はまず,選択できる環境が欲しいのです. 統一インタフェースの万人用機を10台も20台も並べられても, 僕にとってそれは,選択肢とはなりえません.
そして,僕のサンプリングが少ないせいかもしれませんが,在来線から新幹線への乗り換え口で,窓口に長い行列が出来ていても, 10台の自動機が人で埋まっている所を見たことがありません. 窓口の行列の中には万人用機で済む用事をもつ人が居るんじゃないかと疑ってしまったりもします (現在の万人用システムの存在意義が…). その空いている 10 台の機械のソフトを変えるだけで(あるいは追加工事をするだけで), 万人システムを残したまま,玄人用システムが導入できて, その結果,窓口の行列が減ったとしたら,JR にとっても,客にとってもうれしいことなのではないでしょうか?
そして,今の新幹線自動券売機がデファクトスタンダードとなりうるべく, ローマ字かな入力やQWERTY 配列ほど数多くのユーザを得ているとも思えません.
そして,ATM との対比で思ったのですが,対象としているユーザの利用頻度が違うという点があるかもしれません. 銀行は,繰り返し使わざるを得ません. 一ヶ月に一回以上はメインバンクで ATM を操作するという人が多いのではないでしょうか? もしかしたら,一週間に一度以上 ATM を操作する人の数も多いかもしれません. そうなると,銀行も,操作指導員をつけてまで,ユーザを教育するメリットがありますし, ユーザも憶え甲斐があります.
一方,鉄道はそうではないかもしれません. もしかしたら1年に1回も乗らない人なのに,自動機の操作を憶えようという人も少なそうです.
となると,鉄道券売に万人システムは必要ではなく, やはり,購入パターンが一番多い分野で,その分野の人が使いやすいシステムとして,アレがあるのかもしれません. (作りやすくてユーザに使いにくいシステムだという可能性はこの際見て見ぬふりをします)
>そして、ytateyama さんはどちらかというとコンピュータソフトウェアに近いような多様性を求めておられると思いますが、そのあたりは合っているでしょうか?
規模がどれくらいかという具体的なイメージはありません. ただ,現状があまりにも限定的すぎると考えています. また,多様性はあればあるほどよく,多すぎても,そこには,格付けや検索サービス,解説論評等が自然発生し, 適切な選択も可能と考えます. 市場の破綻ですか? ありえないと考えています.
>これに対して家電製品ぐらい安定したシステムになると現行のものに対して「十分な」優位性がないと単に使いにくいものを作ってしまうだけに終わってしまう可能性が高くなります。 だからリリース前の内部的なテストで評判が悪いようなシステムを出すことに価値があるとは思えません。
そして,そのテストが間違ったもので,しかも独占状態だとしたら, それはすなわち,メーカーが妄想で良いシステムと思っているだけにすぎず,メーカーはハッピーですが,利用者の不利益となります. それはすなわちクライアントの不利益ともなります. そこがメーカー一社独占システムの弱いところだと考えます.
>こういう場合のメリットの感じ方は持ち運びのしやすさと入力のしやすさのトレードオフの結果としてあのサイズで入力できることの方に「メリットを感じた」結果だと思いますが。
ユーザが総合的に判断した上でメリットがあることを「メリットがあると感じる」と定義することにするならば, 「メリットがある」と思っている事は幻想だとしか僕には思えません. なにか測定データがあって,優位なのにと言っても泣き事にすぎません. それはきっと「メリットがある」と考えている方がおかしいのです. 僕の考えでは,ユーザ一人一人は間違いを犯すかもしれませんが, その数を増すと, 口こみなどの情報交換でやがて間違いは減り, メリットのありなしは,とてもシビアに嗅ぎわけてくるものと思っています. 「メリットを感じた」という言葉が albireo さんの言う通りであるなら,それは「メリットがある」と言っているのと同じ意味だと思われます.
>アイディアというのは、ひどいものであろうが無難なものであろうが革新的なすばらしいものであろうが人間の頭の中から生まれてくるものです。(きっかけやヒントは外部からによるものも多いでしょうが) 基本的には「突然変異」というものはこの段階で生まれてくるものではないでしょうか?
僕もそう考えます.
>「あまりいいものとは思わないけど市場に出してみれば『突然変異』するかもしれない。多様性を増すためにリリースしよう」なんて態度はメーカーの態度としては非常に無責任なものに感じるのですが。
僕は,「あまりいいものとは思わないけど市場に出」すと言った憶えはありません. しかしまた,「あまりいいものとは思わないけど市場に出」す人を,止めもしません. きっと,社内プレゼンあたりで潰されるんでしょうけれど,よしんば変なコスト計算をしてリリースに持ち込んでも淘汰されるでしょう. その時は,その人や会社が不利益を被るまでです. よって出す人はそれぞれ,自分のシステムが一番だと思って命がけで出すわけです. 社内やJRプレゼンで優劣判断つかず,市場に問う. 万人用システムならば,これは通用しませんが,そこは,玄人用ですから, ユーザはコストをシビアに判断して,きっと,その状況下でいいシステムを選んでくると考えます. そして,負けた会社,負けた人は…まぁ,それはその状況ということで.
>私は ytateyama さんの「突然変異」についての捕らえ方に激しく違和感を覚えます。
そんなに「突然変異」を相当悪いものと思っていらっしゃるのですか? 僕がメーカーの人だったら「突然変異」と言われるシステムを世に出してみたいと思いますが. 当然,それ相応の信念をもって. 僕はそんな悪いイメージで「突然変異」という言葉を使ったつもりはないし, 世の中の人も当然そうだと思っていました.
僕の書き方が無責任にお感じになられるのでしたら, それは,僕が製作者の立場には立っていないということでしょう. 僕は,単なる一ユーザである可能性が高い以上,あくまでもユーザの立場を貫こうと努力しています. そして不便なシステムを作り,なおかつその使用を押し付ける業者をうとましくさえ思います.
# 一方で,Suica やパスネットのように便利なシステムを実現する業者があれば,感謝感激します.
ユーザから見た時,予想もしなかった素晴らしい製品がリリースされて,驚くことがあります. また,たいしたことないシステムだと思っていたのが,以外に売れているケースも少なくありません. このような意外な新製品の中でも,革命的に新しいと感じられるものがあることがあります. 僕はこれを「突然変異」と言ってもいいように思っていました.
これは同業者にとっても同じじゃないでしょうか? ユーザよりは,ある程度予想できる範囲が広いにしても, やはり,突然出し抜かれる事はあるでしょう.
ホンダの歩行ロボットがそうだったと聞いています. あれは,ホンダが発表するまで,ロボット研究者の間では,まったく知られていない存在で, それが,あれだけ完成度の高いシステムとして突然現れ,オマンマが食えなくなるのではとさえ思った人も居ると思います. これはいくらなんでも「突然変異」と言ってもいいのではないでしょうか?
>(玄人システムのような特定のターゲットに絞り込んだセグメント化による多様性はこれとは話が違ってくるので無責任だとはいえませんが、ここでは「突然変異」に話を絞るために除外します)
僕は万人システムには本当に全く興味がないので,玄人システムを除外されたら,albireo さんの議論のお相手としても除外されてしまいます (;_;). まぁ,以下の議論は万人用かどうかは関係ないようなので,ほっとしています.
僕の言葉の使い方がおかしいのかもしれないのですが,「突然変異」というのは, ユーザや競合メーカーから見て,思っても見なかったシステムが,ある会社から出るという事を思い浮べて使いました. 当然その会社の内部では色々頑張ったことでしょう. でも,他の会社にとってみれば,思ってもみなかったことで,当然それまでのテストの対象にもなっていなかったというわけです.
しかし,自由な競争の中にあれば,その急に出てきたシステムも,本当に良いシステムならば,成功を納めるでしょうし,悪いシステムなら,ダメになってしまうでしょう.
> 少なくともそれを当事者にとってはある程度の自信があったからこそリリースしたものであって「突然変異」とはいえません。
作った人にとって突然変異じゃないってのは,あたりまえじゃないですか.
>そういう意味では「市場に出てから突然変異する」なんてのは
うーん,僕そんなこと言いましたっけ? それに,そんな考えももっていないつもりです.
>むしろ「市場の淘汰」を優先すればモノになる前に消えてしまう類のものです。
可能性は否定しませんが,断定は困ります.
>私が気にしているのはその解決策として ytateyama さんがあまりにも「多様性」に期待しすぎているような気がする点です。
神がメーカーに居ない限りユーザにとって多様性に期待するしかありません. もちろん, メーカーが完璧この上ないシステムを常に出してくれるなら,多様性はむしろ邪魔かもしれません. 機能も操作性もまったく同じで,ボタンや数値表示の位置が違うだけなんて,低いレベルで違うシステムが多数あるなら, それは混乱の元でしょう.
> もちろん ytateyama さんの言われるようによりよいものが内部の淘汰で消えてしまう可能性はありますが、そこでかき消されてしまう程度のメリットを損失することがそれほど重大なんでしょうか?
ですから,社内でかき消されるアイディアは,もともと悪いものか,それとも会社の構成員の判断 (評価方法を含む) が間違ってるのかのどちらかで話は終りです. それぞれ個々のケースについて是非を一々問う気は僕にはないし,そもそもそれは無理でしょう. ただ,内部評価をかいくぐったもの物は常にとてもよい物だという説には意義ありです.マシな可能性大というだけで, マシだと断定もできないと考えます.
>上に書いたようにその市場の安定性などによっても違いますが、すでに安定している市場ではその程度の優位性では結局市場に出てきても淘汰される側になる可能性が非常に高いと思います。
10倍速くてもですか? 空き機械がうじゃうじゃ転がっていてもですか? 窓口に長い待ち行列が出来ていてもですか?
>例えば非常にすばらしいインターフェイスを持ったATMを考えたとしても、それが現状のシステムよりも非常に高価なものであればそれを理由に導入しないことを不当であるとはいえませんよね。
コストの話は僕も前に書きましたので,それで僕がどう考えているか,既におわかりのことと思います.
>商品の価値はユーザインターフェイスだけで決まるものではなく、価格、性能、品質、利用形態、広告、営業力などさまざまな要因が絡んでくるためユーザインターフェイスのような特定の部分に絞った評価をしたい場合は「市場の評価」は必ずしも信頼できるデータとなるわけではありません。
うーん,ユーザである僕はユーザインターフェイスのみの評価やデータにはほとんど興味がありません. ユーザから見た時の「システム」としての出来不出来にとても興味があります. 前にも書いた通り,僕にとって現在の新幹線自動券売機には機能が足りなくて,使えません. 一方窓口は,僕にとって,とてもリスクが高く,だいたいにおいて高コストです.
しかし,新システムの導入にはコスト(や制度的)問題があるから,せめて,イーサネット口等だけでも出してくれればという話をしたのでした. もちろん,頻繁に鉄道を利用する人のための操作システムを用意していただけるなら,勉強してでもそれを使わせていただこうと思っています. そして,頻繁に鉄道を利用するような人相手ならば,例え,ハタからみると暗号のような入力方法であっても, 10倍以上速く仕事が終るならば,受け入れられていくものと考えます.
こんな話は,メーカーではきっと上司を説得できないとは思われますが, 具体性を持った話なら,なんとでもデータをデッチアゲることは可能と考えます. どうせ何事も予想にすぎないわけですから,50歩100歩です.
>独占がいいことだとは思えませんが、過度の多様性は過当競争に繋がってアタリショックのようによいものもひっくるめて市場全体を潰してしまう可能性もあることも考慮に入れてください。
アタリショックとこのケースとの相異点は今回述べました. アタリショックのもう一つの要因である,会社関係のゴタゴタは,多様性とは関係なさそうです. よって,僕はとりあえず,過度な多様性の状態はなりえないだろうという意見のままで居ることにしています. 僕に見落しがあれば,これまでどおり御教授ください.
>多様性にも適正規模があるってことで。どの程度が適正かを判断するのは人によっても違うだろうし難しいですが。
「多様性にも適正規模がある」というのはそのとおりです. ただ,判断するしないの問題ではないと思います. 仮に判断できるとしても,判断するのは人などではないと思います. 予測するのは人でもできますが.