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電気用品の製造、輸入、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止する。
「個人間取引が認められる」こと自体、既にPSE法の目的達成ができない
(目的)第一条 この法律は、電気用品の製造、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的とする。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
blogの反応 (スコア:4, 参考になる)
blogにみる消費者の反応は、総じてあきれ顔というか、批判的というか。
まぁそりゃそうですが。
私もPSE法の目的は理解できるけど、現行PSE法がその目的を達成できるとはとても思えない。
同法に異を唱える国会議員さんはいないものか。
Re:blogの反応 (スコア:3, 興味深い)
いままでの公売のネットオークションを見る限り、出品の規模も
大きくはないし、自治体が「業として」行なってるとも思えない。
業としていない自治体までPSE法の規制にかかれば個人間の
売買まで規制されて当然ですよ。
小寺さんのblog見ましたけど、支離滅裂で、論旨がわからない。
とくにこの部分なんかは「差し押さえられて売りに出された」という
状況を飲み込めてない様子。
> ええ? 所有権の移転しないものを売っぱらっちゃうってこと?
> すいません、それって世間では泥棒っていうんですけど。
確かに中古業者の問題はわかるけど、自治体を無理やりその問題に
コミットさせようとしている感じだけはわかる。
Re:blogの反応 (スコア:5, 興味深い)
至極当然、というのは「個人間取引が認められているから自治体の競売も認められてしかるべき」ということですよね。
各所の意見を見ると、「個人間取引が認められる」こと自体、既にPSE法の目的達成ができないことを意味していると思います。
その意味から、PSE法の存在そのものに疑義があり、個人間取引や自治体の競売はスルーということはその疑義というか矛盾の典型例ではないの、というのが小寺氏の論旨ではないでしょうか。私も同意見です。
確かに小寺氏のblogエントリは少々感情的に書いていますけれどね。
blogということで、少々ざっくばらんな意見を述べたという風に解釈するのは好意的すぎますかね。
Re:blogの反応 (スコア:2, 興味深い)
> 目的達成ができないことを意味していると思います。
こういう風な意見って多いのかなぁ、最近。
「1」じゃなければ「0」だ、なんてあまりにも思考が浅いです。
なじみがある別の例で言うと
「家庭内の私的録画を認めたら、違法コピー氾濫の撲滅ができない」
というと"そんな馬鹿な!"って気がしませんか?
個人間取引が家電製品流通の中で主力を占めるのならまだしも、ほぼ大半を
新製品販売と中古販売店での中古品販売だとしたら、それらを規制することで
目的を「ほぼ達成」できて、それでいいとは思いませんか?
これが麻薬・覚せい剤なんかだと「ほぼ達成」じゃ済まされないと思いますが。
Re:blogの反応 (スコア:2, すばらしい洞察)
「何で」を繰り返しているうちに極論に走ったり、逆説を唱えるのは仕方のないことで、一番最初の疑問を忘れると議論のための議論になってしまいますよ。
Re:blogの反応 (スコア:1, すばらしい洞察)
目的と手段を取り違えてはいけない。
Re:blogの反応 (スコア:0)
とある、規制することが目的のひとつに入っています。
少なくとも「粗悪な電気用品を市場から追い出す」ことが法の趣旨なので、規制が目的といっていいでしょう。
論旨が不明なのでコメントも明後日の方向にいったかも。
Re:blogの反応 (スコア:0)
「危険及び障害の発生を防止する。」でしょ?
その条文を見る限りでは。常識的に考えてもですが。
Re:blogの反応 (スコア:0)
> 目的は「危険及び障害の発生を防止する。」でしょ?
で、その目的のためにはたとえ個人間とはいえ流通は一切まかりならないように改正すべし、
あるいは個人間を規制しないなら法の趣旨が実現できそうにないからPSE法は撤廃すべし、
のどちらでしょうか? あるいは別の主張でしょうか。
もしも法の趣旨を突き詰めて行き過ぎると「4月1日以降PSE印のない電気用品の使用禁止」が
最適という主張も可能かもしれません。
どこらへんまでの規制をしたら目的が達成できるかは、法の種類や社会情勢によって
異なっていいと思います。
現行の規制(個人間取引のみ印なしで可)で不都合が出ているなら問題でしょうが、
私の認識では問題として取り上げるほどではないと思っていますが、如何。
Re:blogの反応 (スコア:2, すばらしい洞察)
まぁ、中には旧来の検査を受けた機器で事故に繋がったものもあったと思いますけど。
民間に対しては規制をかけておきながら、自分達のやることについては規制しないという態度に微妙にむかつくのも事実ではあります。
Re:blogの反応 (スコア:1)
PSE法の存在が与件で、もはや変えられないという前提に立てば、(自らに立法権のない)経産省の判断は正しいのでしょう。
#法律のグレーゾーンは私も必要だと思いますし。
大変参考になりました。
やっぱりPSE法の存在そのものが疑問、なのでしょうなぁ…。
もう少しうまいやり方はないものか。
(以下オフトピ)
もしこの一連の流れで複数回発言されているようでしたら、ぜひIDを取得した上でACでなく投稿して頂きたく思います。
あくまで「もしも」ですが。
Re:blogの反応 (スコア:2, 興味深い)
個人取引を認めるのは
流通量的に大勢に影響を与えないこともさることながら
個人譲渡までひとつひとつ立証して検挙してられないってことで、
本来の趣旨からいけば規制したいけどリーズナブルでないからでしょう。
論理的にパーフェクトでないとダメですか?
放置しても全体に悪影響を及ぼすほどでないものにも
国民の貴重な税金を無駄につぎ込んで、人海戦術で
他にもっと大事な仕事もあろう職員を大量につぎ込んで
それでも大した効果はでないことはやってらんないからやめます、
ってある意味正しいと思いますが。
競売だって量的には同様だし、
あれは本来入るはずの税収のうめあわせが目的でしょ?
電気製品の安全と、その税収ですべき行政サービスと
どっちが大事かのトレードオフぐらいしてると思いますが。
この手の目的って、多少の矛盾や未完成はあっても
あくまで適切な代償の元到達できる範囲で達成すべきもので
いかなる犠牲をはらっても完遂するようなことじゃないと思いますが。
Re:blogの反応 (スコア:1, 興味深い)
なるほど。では、自治体の競売品は容易にチェック可能なので
きちんと配慮するべきですね。
Re:blogの反応 (スコア:0, すばらしい洞察)
>あくまで適切な代償の元到達できる範囲で達成すべきもので
>いかなる犠牲をはらっても完遂するようなことじゃないと思いますが。
ならば、PSE法自体が「適切な代償」以上の「犠牲」を払っていることになる。
何がどう適切かは、あなたが決めることではない。
多数の中古業者や、環境破壊に関心がある人からすれば、到底受容できない犠牲でしょう。
#もうすこし常識的に考えませんか?目先の論理に拘って本質を忘れてませんか?地球に住んでいる限り、あなたも被害者ですよ。
Re:blogの反応 (スコア:2, 参考になる)
ここは違うと思います。
電気用品安全法 [e-gov.go.jp]を読んだこと、ありますか?
その目的は、第一条に謳われてます。
曰く
製造販売の規制と、業者の自主的活動の促進という二つの手段を通じて、危険や障害の発生を防止する、と言ってます。
個人が譲渡することは、明らかにこの法律の範疇外です。
つらつら考えるに、マークの有る無しで中古品販売が可能かどうか決まるっていうのが、そもそも無理なんですよ。
マークがついてても、それは過去のある時点で基準を満たしていたというに過ぎない訳です。
日々、時々刻々劣化していくんですから。
だから、目的は正当でも、手段が正当とは言えない気がします。
じゃあ、中古品に相応しいルールを提示して見せろと言われると、困ってしまいます。
マークの有無に係わらず、いろいろ検査してからじゃないと売れないっていう制度が一番徹底してるようには思いますが。
Re:blogの反応 (スコア:1, すばらしい洞察)
>blogということで、少々ざっくばらんな意見を述べたという風に解釈するのは好意的すぎますかね。
そういうのは普通、『ひいきのひきたおし』と言います。
#押し倒しちゃいけません。念のため。